「垂る氷・たるひ」は字の如く「垂れ下がる氷」。つららの古い言い方で、和歌にも数多く詠まれています。
明日から気温が上がるようで、この冬最後の「つらら」の姿になるかも知れません。
明日から気温が上がるようで、この冬最後の「つらら」の姿になるかも知れません。
朝日さす 軒の垂氷は 解けながら
などかつららの むすぼるるらむ
などかつららの むすぼるるらむ
源氏物語・末摘花
雲の上に さばかりさしし 日影にも
君がつららは とけずなりにき
君がつららは とけずなりにき
藤原公成(ふじわらのきんなり)
後拾遺和歌集622
つららはあれほど容易く溶けてゆくのに、なんで貴女の心はなかなか解けないの?
あの手この手で口説いて見ても、なかなか振り向いてもらえなければ、ついつい愚痴の一つも出ますわなぁ。
あの手この手で口説いて見ても、なかなか振り向いてもらえなければ、ついつい愚痴の一つも出ますわなぁ。
カヤ囲いから垂れるつららを見て斎藤茂吉を思い出した。
ひさしより 短(みじ)か垂氷の 一ならび
白きひかりが 滴(したた)っている
白きひかりが 滴(したた)っている
何とも素直で単純明快な言葉使いの妙味。好きな歌の一つです。
ツララの方言を検索したらたくさんありますねぇ。
ほだれ、ぼおだれ、ぼんだら、たろんぺ、かねこおり、かなんこりん、たろひ、たろぎ、あめんぼう、こうりんぼう、しみざえ、もいがんこ、すまる・・・どうやら種類の多さでは一二を争うようです。
ほだれ、ぼおだれ、ぼんだら、たろんぺ、かねこおり、かなんこりん、たろひ、たろぎ、あめんぼう、こうりんぼう、しみざえ、もいがんこ、すまる・・・どうやら種類の多さでは一二を争うようです。
幼少のみぎりは「かねっこおり」と言っていたような気がしますが、定かではありません。






























