栽培種の最近のブログ記事

 
 
花壇のヒオウギの実が割れて顔を覗かせていました。万葉の歌人に愛された「ぬばたま」です。
 

檜扇(ひおうぎ)の葉
葉が桧扇(細長いヒノキの薄板を綴じ合せて作った扇)を思わせることから、檜扇(ひおうぎ)の名が付いたと言うけれど、まるっきりそのまんまです。^^;
 

檜扇の花 2011/08/29撮影
本来の淡い黄色の花を期待したのですが、赤花の系統の強い花色で咲きました。ヒオウギ属は世界で一種だけなのだそうです。
 

ヒメヒオウギズイセン 2009/08/02撮影
園芸種の名がモントブレチア。フランスで交配作出された花だそうですが、日本名の姫檜扇水仙(ひめひおうぎずいせん)の方で覚えます。姫は小さい事を表し、檜扇に似て、水仙のように球根がある。
 

ヒオウギアヤメ 2009/07/14撮影
栂池自然園で群生するヒオウギアヤメも、葉の根元が似るので、ヒオウギの名が付いています。
 

ヒオウギの実
花後の実の形がユリ科のニッコウキスゲに似ています。ニッコウキスゲは実が割れてから中の種がぽろぽろと零れますが、こちらは完全に裸になっても確りと軸にくっついています。この漆黒の実を昔はウバタマ(烏羽玉)とかヌバタマ(野羽玉)と呼びました。
 

ぬばたま
ヌバは黒色を表す最も古い言葉といわれています。万葉集では黒髪や黒衣、夜、夢、宵など黒を連想させる物の枕詞として、79首もの歌が詠まれているそうですが、花や名の基になった葉は一切出て来ません。また平安文学では「ぬばたま」はぴたりと姿を消してしまうのだそうです。不思議ですね。
 
居明かして 君をば待たむ ぬばたまの
我が黒髪に 霜は降るとも
作者不詳
 
万葉の頃の夫婦は同居せず、夫が妻のもとへかよう通い婚だったので、こんな歌が詠まれたんですね。

「お前百までわしゃ九十九まで、ともに白髪の生えるまで」
連合いには先に死んで欲しくないのは山々ですが、100歳以上が4万人を突破したと聞くと、長生きも程々にしたいと思う今日この頃です。
 
 

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お客様に花壇の花の名を尋ねられて答えられなかった。
「横文字の名前はなかなか覚えられません」
 

白花シュウメイギク
では植えた本人に聞くべえと女将に尋ねたら、秋明菊(しゅうめいぎく)だと言う。なんとれっきとした漢字の名前であった。確かに聞き覚えはあるが、およそ菊らしからぬ花。調べたら白花は改良種らしい。
 

本来の秋冥菊
本来のシュウメイギクを探したら近所の花壇に意外に多く植えられていた。確かに菊咲の花である。室町中期の文献に登場すると云うから、かなり古くからある花のようだ。ピンクの花も並んで咲いていた。
 

ピンクの秋明菊
仏教の修行に中国に渡航した僧が持ち帰ったものらしい。日本に無い美しい花なので「あの世から来た秋咲の菊」という意味で「秋冥菊」と名付けられた。その後"冥"の字を嫌って"明"の字を充てたのだという。
 

ニリンソウ
「秋冥菊・秋明菊」キンポウゲ科 イチリンソウ属。なるほど白花の改良種は一輪草の仲間と知ると納得できる。改良で本来の姿が現れてきたのだろうか。
 
近年の園芸種は外来の改良型が増えて、横文字の名の花が氾濫している。花と花名が漢字と謂われで繋がっている者としては、聞き慣れぬ園芸種は、はなっから覚える事を諦めている所がある。しかし今回は自身のホテルの花壇で、しかも古くから日本に定着していた花だけに失態でした。
 
 

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ここ数日、久しぶりに日差しが戻り、じっと我慢でお腹を空かせていた蝶たちが、一斉に花の蜜を漁っていた。特に多く集まっていたのがカクトラノオ(ハナトラノオ)の花壇。
 

ミヤマカラスアゲハ
鮮やかな青のラインが綺麗。小谷村には食樹のキハダが多いので、集団で吸蜜、吸水する場面をよく見かける。
 

アカタテハとミヤマカラスアゲハ
アカタテハは羽の先が黒いので見分けやすい。
 

クジャクチョウ
色が鮮やかなので羽化したばかりかも知れない。雪深いこの地で越冬するんだそうです。「学名に"geisha"の付く亜種がいる」とは笑える。^^
 

イチモンジセセリ
渡蝶で羽裏の白い班が一文字に並ぶのが特徴。幼虫は稲の害虫だそうです。百日草は仏花で以前はよく見ましたが、最近あまり見られなくなりました。
 

男郎花にコヒョウモン
ヒョウモンの仲間は判別が難しいです。小型だったのでコヒョウモンにしておきましたが、間違っていたら教えてください。
 

キアゲハの飛翔
この画像を得るのに撮った枚数が100枚超 (^^;
 
蝶には詳しくないので名前を調べるのに悪戦苦闘。参考文献は毎日新聞社発刊の「信州の蝶」一冊。後はネット検索で苦労しました。間違っていたら遠慮なくご指摘ください。
 
 

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♪白い~花なら~~♪

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小林亜星さんが作曲家だと初めて知ったのは、都はるみさんが歌った「北の宿から」の日本レコード大賞受賞式の時でした。「寺内貫太郎一家の親父が何してんだ」と思っていたら作曲家と聞いてビックリ。
 
白い花なら 百合の花
人は情けと 男だて
恋をするなら 命がけ
酒は大関 こころいき
小林亜星作詞作曲
 
近所に色変わりの白花が咲いていました。
 

白バラ
狐の嫁入りの日、一条の光が射し込み良い感じです。
 

白ゼラニウム
ゼラニウムにも白花があるんですね。
 

白アヤメ
初めて見ましたがどう見てもアヤメです。
 

白タニウツギ
紅の花色も良いですが、白花は清楚な感じで好きです。
 
サントリーオールドのCM「ダンダンディダン シュビダディン」も小林亜星作なんですね。ギターの響きがまた良かった。ネット検索したら他にも「アッ、この歌知ってる」なんて言うCMソングがたくさん有りました。

今宵はカツオのタタキで一杯です ^ ^
 
 

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恥ずかしながら10年ほど前までは「いずれアヤメかカキツバタ」なぞは下世話な話題にしかならず、花の違いなどさっぱり興味も無く、ましてや漢字など気にも止めず、菖蒲(ショウブ)と書いてアヤメと読むと知って不思議に思ったものです。
 

キショウブ
最近までショウブの花はこの「キショウブ」とばかり思っていました。
 

ショウブの花
ちなみにショウブの花はイメージが全然違いました。アヤメ科では無くサトイモ科です。
 

アヤメ
アヤメの名の由来は諸説有りますが、簡単な見分け方は花びらの基部の模様や色の違いでしょう。「アヤメは網目(あみめ)」と覚えました。
 

カキツバタ
アヤメの恋敵「カキツバタ」は花模様がシンプルな細い白色です。ノハナショウブはもう少し太くて黄色。探しましたが見つかりませんでした。
 

ヒオウギアヤメ
高山で咲く「ヒオウギアヤメ」はアヤメと同じ網目模様ですが、中央に直立するはずの3枚の花びらがありません。
 

ハナショウブ
江戸時代から改良され始めたハナショウブは色とりどりの花色や形が楽しめますが、外来種のアイリスなども加わり違いなど覚えようと思う気も失せます。
 

シャガ
シャガも同じアヤメの仲間で一日花。日陰でひっそりと咲く姿に奥ゆかしさと気品が感じられ好きな花の一つです。
 
 

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近所の花壇から

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梅雨前線が停滞して梅雨も小康状態。散歩がてら近所の花壇を覗いてみた。
 

白牡丹(シロボタン)
白牡丹は気品が有って素敵ですね。
 

海老根(エビネ)
多くの花壇に海老根(エビネ)が咲いていました。
 

猿面海老根(サルメンエビネ)
猿面海老根(サルメンエビネ)を見つけました。
 

赤味の強いエビネ
土壌のせいだろうか、赤味の強いエビネが有りました。
 

更紗燈台(サラサドウダン)
朝方の雨にぬれた更紗燈台(サラサドウダン)。しっとりとした好い色合いです。
 

ブルーベリー
ドウダンツツジに似ているけど、おちょぼ口はブルーベリー。
 

紫蘭(シラン)
紫系の蘭なので紫蘭(シラン)。アップで見ると唇弁の形が面白い。
 

白蘭(シラン)
白花のシランは白蘭と呼びたい。ネットで白蘭の画像を検索したら漫画のイラストばっかり・・・^ ^;
 

イチゴの花
ブラックベリーかと思ったらイチゴの花でした。白花ばかりではないんですね。
 
外来の園芸種も混ぜると数え切れないほどの花の種類でした。
 
 

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雪割草と聞いてミスミソウを思い浮かべる人は園芸派、サクラソウに似た小さな花が浮かんだ人は山野草派、ニリンソウを思った人は山菜派。
 

三角草(みすみそう)
キンポウゲ科のミスミソウはホテルの玄関脇で春一番に開く花です。三枚に割れた葉の先が尖っている事から三角草。葉先が円くなると洲浜草(スハマソウ)。園芸ではユキワリソウの名で広く知られ、昔から花色や変異種を競って愛好家に親しまれています。属名に「風の娘」の意味が有り、白い花に相俟って何とも爽やかです。
 

雪割草(2010/07/06 撮影)
山野草の世界では亜高山帯から高山帯に自生する、サクラソウによく似た淡いピンクの小さな花を「雪割草」と呼びます。この辺では八方尾根第二ケルン下の雪渓や八方池周りの雪解け際に群生が見られます。属名には「最初の」と言う意味が有り、ヨーロッパの高山でも春一番に咲いた事が伺われます。ちなみに属小名の「内気な」と言う意味はこの花の姿をよく現していると思います。
 

クリスマスローズ
ミスミソウと競うようにお隣の花壇で咲きだすのがキンポウゲ科のクリスマスローズ。クリスマスの頃に咲きだすので名付けられたようですが、日本では春に咲く物が多いようですね。外来種を代表する雪割草と言った所でしょうか。まさかこんな綺麗な花を食べる人はいないでしょうが、属名に「食べると死ぬ」と言う意味があるように、毒性を含む植物だそうですからご注意を。
 
ニリンソウは有毒な物の多いキンポウゲ科にあっては数少ない山菜として親しまれていますが、同じ仲間のトリカブトの若葉と良く似ているのでこちらにもご注意を

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無残な姿の蕎麦畑

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風吹大池の登山口に当たる北野遊園の紅葉を見に行ったのですが、工事中で今月末まで通行止めでした。諦めて途中にある恩師の別荘を訪ねたら、えらい事に成っていました。
 

荒らされた蕎麦畑1
開口一番「ことしゃぁソバはダメだじ」と、連れて行ってくれた畑のソバが何と全て倒されていた。
 

猪の足跡
足跡を指して「爪の先が開いてるやつぁ猪せ」。暫らく留守にしている間に畑がイノシシに荒らされたらしい。並んでいる四枚のソバ畑は全滅でした。
 

荒らされた蕎麦畑2
良く見ると踏み倒されたソバの先端に着いている筈の実が、無残にも食べつくされてしまっている。この辺は雪深い所なので、昔は猪など居なかったのだが、数年前から出没するようになったらしい。異常気象の影響だろうなぁ。
 

地梨(じなし)
小谷では山梨の事を地梨(じなし)と呼びます。この周りにはこの地梨が沢山あり、熊やカモシカの話はよく聞いたのですが、猪がこんな所にまで来ているとは知りませんでした。
 

獣道
地梨の木の側には獣道が出来ており、その脇の二枚の畑も全滅です。
 

食べ残し
途中で満腹に成ったのか食べ残してあり、食べ跡を見るとまだ新しい。「こりゃぁ今朝の仕業だな」
 

発光機
辛うじて残った畑に発光機や、犬の鳴き声を流す装置を取り付ける途中で「何日持つ事やら」と、諦めきった力無い声で話す姿が痛々しい。
 

無事だった蕎麦畑
この辺りも過疎化で皆出て行き、定住者は隣家の一軒だけです。協力し合って無事だった畑を取り合えずテープで囲い、明日ネットを被せるのだそうです。
 
有害鳥獣駆除に疑心暗鬼な人達も、この有り様を見たら少しは考え直すんじゃないだろうか。
 
 

太井メでした L(^o^ve)




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最近少しスマートになった女将からのご依頼
「ポスター用の写真を撮って、雪はこっちで用意するから」
「へっ・・・・??」
 

栂池オリジナルサイダー
化学の力は凄いですね。「インスタントスノー」パウダーに少し水を加えるだけで雪になってしまいます。触っても本当に雪のようです。
「ポリアクリル酸ナトリウム」という素材で紙おむつなどにも使われているそうです。
 

紫陽花(アナベル)
最初は緑っぽかった紫陽花(アナベル)が雪のような色合いになっています。
 
写真のサイダーは栂池高原限定のオリジナルサイダー。
もう直ぐ発売だそうです。
 
 

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スイレンでした
てっきりハスだと勘違いして撮って来ましたがスイレンでした。
 

こちらがハス
ハスの花は以前撮っているのに、よくよく見たら違いますよね(^^;)
 

スイレンの花
スイレンの原種は40種ほどで温帯から熱帯に広く分布しているとのこと。
 

ヒツジグサ
日本の自生原種は「ヒツジグサ」一種だけだそうです。未(ひつじ)の刻(13時頃)によく咲き揃うのでヒツジグサ。
そういえば親海湿原に咲いていたヒツジグサは最近見なくなりました。
 

園芸種のスイレン
スイレンの歴史は古く紀元前3,000年頃のエジプト王朝で既にシンボルとして用いられ、現在のエジプトの国花もスイレンなのだそうです。
 

浮気封じの薬?
白色のスイレンの種子は浮気心を押さえる薬なのだそうで、どうも内緒で飲まされて居るような気がしてならない。
 
 

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