山野草の最近のブログ記事


所用でお休みを頂き暫らくぶりの更新です。
姫川源流の親海(およみ)湿原に立ち寄って来ました。花は終わっているかと思ったら、結構咲いていましたのでご紹介。
 

親海(およみ)湿原
 

赤葉菜(あかばな)

大葉川?(おおばせんきゅう)

溝蕎麦(みぞそば)
 

沢桔梗(さわぎきょう)

鵯花(ひよどりばな)

小葉擬宝珠(こばぎぼうし)
 

男郎花(おとこえし)

禊萩(みそはぎ)

節黒仙翁(ふしぐろせんのう)
 

金水引(きんみずひき)

水引(みずひき)

盗人萩(ぬすびとはぎ)
 

雄宝香(おたからこう)

梅花藻(ばいかも)

釣舟草(つりふねそう)
 
この二三日大気が不安定で時折雷の音が響いて来ます。まだまだ残暑が厳しいようですから、くれぐれもお身体ご自愛ください。
 
 

太井メでした L(^o^ve)




ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
ランキング参加中

8月17日、白馬大雪渓へ行く途中に咲いていた花をご紹介。
 

馬尻より白馬大雪渓を望む
生憎の曇り空でしたが途中に咲く花たちを愛でながらゆったりと楽しむ事ができました。
 

雄宝香(おたからこう)

大瓢箪木(おおひょうたんぼく)

深山唐松(みやまからまつ)
 

大伶人草(おおれいじんそう)

山瑠璃虎の尾(やまるりとらのお)

味噌川草(みそがわそう)
 

蔓人参(つるにんじん)

蝦夷紫陽花(えぞあじさい)

鬼下野(おにしもつけ)
 

大花独活(おおはなうど)

深山猪独活(みやまししうど)

梅鉢草(うめばちそう)
 

玉川杜鵑(たまがわほととぎす)

衣笠草の実(きぬがさそう)

延齢草の実(えんれいそう)
 
落石事故の影響で大雪渓を訪れるお客様が減っているそうです。雪渓の入口辺りで雪の感触を楽しんでいる分には落石の危険性など殆んど無いと言っていいのですが。
雪渓の谷間に入った瞬間に感じる清涼感溢れる微風は汗ばんだ身体にひと際心地よいのです。
 
 

太井メでした L(^o^ve)




ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
ランキング参加中

白馬岩岳スキー場に「ゆり園」が有り花が見頃を迎えているようです。
 

塩の道温泉・岩岳の湯
ゆり園から八方尾根へ向かうバイパストンネルの手前左側に温泉施設「岩岳の湯」があります。
 

オオウバユリの群生
そこの、庭には二羽鶏が居る・・・すんません。
横の空き地では、五十株以上は有るだろうか、大姥百合(おおうばゆり)の群生が見頃です。山道を歩いていてひょこっとこの花に出くわすと、一本でも「ドキッ」とする事があるのにこれだけ揃うと圧巻です。
 

大姥百合(おおうばゆり)
花が咲くころには葉が枯れて来るので、歯の欠けた姥に見立てて姥百合と名付けられたのだそうですが、小谷・白馬では花数も多く背丈の高い「オオウバユリ」の方が多いです。
 
夕方咲き始めの一花を採って花瓶に挿しておくと、一晩中秘かな不思議な香りが家中に漂ってくるのです。
 
 

太井メでした L(^o^ve)




ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
ランキング参加中

キンポウゲ科カラマツソウ属

カラマツソウの仲間は花弁が無くガクも開花すると直ぐ落ちてしまい細長い雄しべだけが目立ちます。その花の形が唐松の葉に似ているのでカラマツソウの名が付けられました。
 

唐松草(からまつそう)
唐松草(からまつそう)は高原や深山の草地に生える事が多く、時折ミヤマカラマツと混生するので花を見ただけでは両者の見分けが難しいです。
ミヤマカラマツの葉は卵型で葉先が徐々に細くなりますが、カラマツソウの葉は先端部が広がり三裂する違いがあります。
 

カラマツソウの托葉
ミヤマカラマツとの一番の違いは葉柄の基部に円い托葉(小さな葉の様な物)が付く事が見分けのポイントです。(写真の中央、蕾の枝の葉の付け根)
 

深山唐松(みやまからまつ)
標高の高い亜高山にまで見られるのが「深山唐松(みやまからまつ)」。名前にミヤマが付くと仲間内では比較的標高の高い所で生育する意味合いを持ちます。
 

ミヤマカラマツの実
ミヤマカラマツには托葉(たくよう)がありません。受粉すると雄しべは落ち雌しべが濃いピンク色に変わってくるので判別しやすくなります。
 

紅葉唐松(もみじからまつ)
紅葉唐松(もみじからまつ)は栂池自然園でよく群生しカラマツソウの仲間では一番目立ちます。密集した雄しべの中央にはっきりと雌しべが見えるので判別がしやすいでしょう。
 

モミジの様な葉
一番の違いは葉が小葉を持たない単葉でモミジのように深く切れ込む事。この葉の形からモミジの名が冠せられました。
 

秋唐松(あきからまつ)
夏も終わり頃になると日当たりの良い野原で見られるようになるのがアキカラマツ。カラマツソウの仲間では唯一秋になっても花が残るので「秋唐松」。黄色い花粉をたくさん着けて背も高く伸びるので遠くからでもよく目立ちます。
 

大唐松(おおからまつ)
大唐松(おおからまつ)はアキカラマツの高山性変種と言われています。7月中旬頃から八方尾根で見ることが出来きますが、アキカラマツの方が背も高く花の密集度が濃いようです。アキカラマツより小さいのに「オオカラマツ」ですが高山性のカラマツソウの中では大きくなる部類でしょう。別名のコカラマツがアキカラマツに対しての呼び方なのかもしれません。チュウカラマツでは語呂が悪い。
 
野草の名前(山と渓谷社)に面白い唐松の名の由来を見つけたのでご紹介(以下抜粋)
「松は葉が枯れることなく、常に緑を保つ縁起のよい木とされていた。ところが、カラマツの葉は冬には落葉する。この松を初めて見た人は、落葉する事に驚いたと思う。こんな変わった松は、きっと"唐(から)"の国から渡来したものと思って"唐松"とつけたのだと思う。」
 
 

太井メでした L(^o^ve)




ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
ランキング参加中

栂池自然園へ行って来ました。ガイドでしたので写真が少ないのですがご報告です。
 

栂池自然園入口
「キッズキャンペーン」で子供のゴンドラとロープウェイの往復乗車券、自然園入園料が無料になっている為か家族連れが目立ちました。
 

コバイケイソウの群生
コバイケイソウは2~3年の周期で群生開花しますが入口の水芭蕉湿原で満開になっています。
風穴には残雪とツララがあり内部温度が4度でした。近辺にはミズバショウなど春の花がまだ咲いています。
 

浮島湿原
楠川の最終トイレ先のシナノキンバイが満開です。
中間地点の浮島湿原にはまだ雪が残っていました。ニッコウキスゲがチラホラ咲いていますが群生は8月に入ってからのようです。
 

展望台から白馬大雪渓
栂池自然園の最高到達地点は展望台(2,020m)です。雲が丁度切れて白馬大雪渓が見えました。ここを登る登山者は年々少なくなっているそうで、ここ数年続いた死亡事故の影響が大きいようです。
 

展望湿原
栂池自然園最奥の展望湿原に着いたのが10時45分。入口から歩いて約2時間でした。浮島湿原から時計回りに周って急な階段のあるヤセ尾根を先に登り上げた方が安全です。帰路は1時間半程かかりました。
園内では残雪が一気に消えて春の花から夏の花まで大賑わいです。
 

ベニバナイチヤクソウ
自然園を出て舗装道路が沢を渡っている所にベニバナイチヤクソウが咲いています。数年前見つけたのですが年々増えているような気がします。
 
この時期は快晴でも8時頃から雲が湧いてきますので、山を見るならゴンドラ始発に乗る事をお勧めします。
 
 

太井メでした L(^o^ve)




ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
ランキング参加中

長雨が終わり待ち焦がれた青空の爽快感を満喫していたのも束の間のこと、気温が30度を超える日々が続くとさすがに雨が恋しくなります。
 

ナツツバキ
見上げると夏椿が咲いていました。平家物語冒頭に出て来る沙羅双樹 (さらそうじゅ)はこの木のことで、仏陀が亡くなった時の所縁ある木(フタバガキ科のサラノキ)は日本では育たない為にこの夏椿を沙羅の木(さらのき、しゃらのき)として植えたようです。二本セットで沙羅双樹なのだそうです。夏になると椿のような花を付ける事からナツツバキ。こちらの方が涼しげで好い響きですね。
 

ヤマルリトラノオ
梅雨が明けた途端にご近所の花壇が華やかに成って来ました。ヤマルリトラノオだと思いますが里で見たのは初めてです。昔、鑓温泉の下で群生を見た事がありますがもっと色が濃かったような気がします。里で育つ高山の花は総じて色が薄くなるようです。
 

アスチルベ
アスチルベはチダケサシ属の学名ですが変種が多く園芸種にも様々な色が有るようです。亜高山に咲くハナチダケサシは真っ白でとても清楚です。「チダケサシ」は崩れ易いキノコの乳茸(ちちたけ)を刺して持ち帰った事から名付けられたとの事ですが、本当にキノコ採りで使用していたのかは不明です。
 

クガイソウ
九蓋草(くがいそう)は夏の登山口を彩る代表的な花ですね。行道の導師にかざす長い柄の傘を蓋と言い、笠を数える時にも蓋の語を使った事から、笠の様な葉をたくさん付けると言う意味で九蓋草と名付けられたのだそうです。また輪生する葉が九段の物が多い事から九階草とも書かれますがこちらの方が覚えやすいですね。
 
 

太井メでした L(^o^ve)




ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
ランキング参加中

マメ科ミヤコグサ属の多年草

 

都草の花
細長く這う茎から立ち上がった枝先に、1~3個の蝶形の黄色い花をつける。日本全国に分布し春先から秋まで道端や空き地などでよく見かける。
名の由来で、江戸時代の植物図鑑「大和本草(やまとほんぞう)」に「京都の大仏の前、耳塚あたりに多し」とあり、都に多い草で「ミヤコグサ」と呼ばれた、との一説がある。

セイヨウミヤコグサは漢名で百脈根(ひゃくみゃっこん)と言い、ミヤコグサより少し大型で枝先につく花数が3~7個と多く、葉の表面に毛が有る事で見分けられる。
 

路傍に咲く都草
乾燥させた全草を疲労回復の薬用酒にする。昔、入り組んで伸びる細い枝の様子を血管に見立て「脈根草(みゃっこんぐさ)」と言う薬草名で呼ばれていた。このミャッコングサが転嫁して「ミヤコグサ」になったとする説の方が説得力がある。
悲劇の女性、クレオパトラや淀君がこの花を好んだと伝えられている。
 
ミミナグサ、ミヤコグサ、ミヤコワスレ、ワスレナグサ・・・こんがらがって何時も一拍置かないと思い出せない。別名の烏帽子草(えぼしぐさ)や黄金草(こがねぐさ)の方が直観的で思い出し安い。
 
 

太井メでした L(^o^ve)




ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
ランキング参加中


スイレンでした
てっきりハスだと勘違いして撮って来ましたがスイレンでした。
 

こちらがハス
ハスの花は以前撮っているのに、よくよく見たら違いますよね(^^;)
 

スイレンの花
スイレンの原種は40種ほどで温帯から熱帯に広く分布しているとのこと。
 

ヒツジグサ
日本の自生原種は「ヒツジグサ」一種だけだそうです。未(ひつじ)の刻(13時頃)によく咲き揃うのでヒツジグサ。
そういえば親海湿原に咲いていたヒツジグサは最近見なくなりました。
 

園芸種のスイレン
スイレンの歴史は古く紀元前3,000年頃のエジプト王朝で既にシンボルとして用いられ、現在のエジプトの国花もスイレンなのだそうです。
 

浮気封じの薬?
白色のスイレンの種子は浮気心を押さえる薬なのだそうで、どうも内緒で飲まされて居るような気がしてならない。
 
 

太井メでした L(^o^ve)




ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
ランキング参加中

白馬山麓植物園を突き抜けて奥へ進むと白馬東山自然園が有り、7月にはホタルを見る事ができるのです。アヤメやカキツバタの花は残念ながら終わっていましたが、珍しい動植物に出合えましたのでご紹介。
 

入口の案内板
「わからんモンばかりでごめんなさい」っと前置きしてから^^
 

ミソガワソウがもう咲くの?
ミソガワソウは白馬大雪渓や栂池自然園などの高山の沢筋で、夏も終わりに成ってから見かける花ですが里で見たのは初めてです。それとも違う花なのだろうか?
 
 

カエルと眼が・・・
駐車場脇の睡蓮の池に近寄るといきなり「蛙飛びこむ水の音」。久しぶりにカエルと眼を合わせてしまった。トノサマガエルみたいだけどよく判りません。
 

ショウブの花
「菖蒲」と書いてアヤメ? それともショウブ?
アヤメの花はよく知られていますが、ショウブの花は知らない人の方が多いんじゃあないだろうか?
 

アオイトトンボ?
イトトンボに出合ったのですがこれも名前が判りません。青いのでアオイトトンボ?
 

ヒメシジミかな?
この蝶はヒメシジミ。っと思うのですが・・・羽の裏を見ようと思ったら跳んで行ってしまった。
 

帰化植物?
今回の珍しい物の一番はこれ。顔をみればパンジーのような、ビオラのような。花の大きさはツユクサほどでした。近くに植物園があるので宿根のビオラが野生化したのでしょうか?
 
明日から7月。ホームページもお色直しです。
栂池自然園の雪解けも進みやっとこ水芭蕉が咲き揃い始めました。近日中にご報告いたします。
 
 

太井メでした L(^o^ve)




ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
ランキング参加中

苧環(おだまき)の苧は「カラムシ」の事でイラクサ科の多年草です。弥生時代の遺跡からカラムシの繊維で織った布の一部が発見されていますから、古代から大切にされていただろう事が伺えます。
茎(カラ)を蒸して皮を剥くので「カラムシ」との説があります。
剥いた皮を細かく裂き、縒りを掛けて糸に仕上げるのですが、この糸を円く巻いた物を苧環(おだまき)と言いました。植物のオダマキは花の形がこの苧環に似ているので名付けられたと言われています。
 

ミヤマオダマキ
日本のオダマキの野生種はミヤマオダマキとヤマオダマキ、ヤマオダマキに似て距の先端が丸まっているオオヤマオダマキの三種類です。古くから観賞用として改良種がたくさん栽培されていますが、皮膚炎を起こす等、有毒植物とされていますのでご注意を。
 

ミヤマオダマキ(白花)
いにしへの しづのをだまき くりかえし
昔を今に なすよしもがな
伊勢物語・三十二段
「昔の女にこの歌を送ったが返事はなかった」と言うとても短いお話。「しづ」は倭文(しどり・しずり)と同義語で古代の織物の事です。
「倭文の糸を何度も何度も繰り返し苧環に巻き取るように、昔を今に引き戻せたらいいのに」と、ヨリを戻しませんかと誘う歌です
 
いにしへの しづのをだまき いやしきも
よきもさかりは ありしものなり
よみ人しらず (古今集・雑上)
伊勢物語の歌の本歌がこれのようです。
「倭文(しず)の苧環(おだまき)」と「賎(しづ)の男(お)」(身分の低い男)を掛けていて」「身分の卑しい男も、身分の高い男も同じように人生の盛りはあったんだよ」
 

園芸種のオダマキ
しずやしず しずのをだまき 繰り返し
昔を今に なすよしもがな
義経記・第六巻「静若宮八幡宮へ参詣の事」
一人静で取り上げた歌ですが、上記の二つの歌を踏まえてこの歌を読み解くと、静御前の義経への思慕と強烈な源頼朝への皮肉が込められていて、栄華を誇る頼朝が腹を立てた気持ちも解るような気がします。
 

静御前の舞姿
野草の名前(山と渓谷社)の著者は、オダマキは古くは「イトクリソウ」と呼んでいたし、花姿も木枠で作られた糸巻き「籆(わく)糸巻き」の方に良く似ている事から、命名者は糸玉の苧環と混同したのではないかとしている。確かに五本の柱で作られた籆糸巻きは花のオダマキの後方に突き出す距の数と同じだし、中心の柱を省略した家紋の枠糸巻きもオダマキの花の姿に似ているが、歌舞伎「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)」の錦絵の苧環が持ち手の付いた糸巻きで描かれている所を見ると、少なくとも江戸時代以降には苧環と籆巻きは既に混同され一般化していたようだ。
 
 

太井メでした L(^o^ve)




ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
ランキング参加中

2010年9月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち山野草カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは動物他です。

次のカテゴリは巨木です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

OpenID対応しています OpenIDについて