岩戸山(いわどやま)の麓、梨平集落上部に「大岩若宮社」がある。昔は結構盛大に秋祭りが催され「お岩様のお祭り」と呼んでいたように思う。子供の頃に出店で買って貰った紙巻き火薬のピストルが嬉しくてパンパン鳴らしてはしゃぎまわった記憶が薄っすらと残っている。赤や青や黄色の渦巻き型に巻かれた紙に点々と火薬が挿まれていて、大きな音と火薬の燃える匂いが懐かしい。
講堂の駐車場の直ぐ上に鳥居が建っていましたが参道は草に覆われ人の通った気配がありませんでした。
お宮の直ぐ下まで延びる車道は工事用に簡易に作られた道で、急登坂、急カーブの狭い道の上、石がごろごろ転がっていて車での進入は止めて置いた方が無難です。
お宮の直ぐ下まで延びる車道は工事用に簡易に作られた道で、急登坂、急カーブの狭い道の上、石がごろごろ転がっていて車での進入は止めて置いた方が無難です。
工事道終点から見上げると杉木立の隙間に社が見えました。ここの道も草に覆われ人の踏み跡がありません。
下の集落から歩くと1時間以上はかかると思われる山奥にこれ程の石段を作って神様をお祭りしたのですから、この場所にはきっと深い謂れがあるのでしょう。
もっと大きかったような気がするのですが下の講堂と記憶がごっちゃに成って居るのかもしれません。社は意外に保存状態が良く苔生した石段と相俟って神代の時代を彷彿させる良い雰囲気です。
奥深い森の静寂と社の厳粛な雰囲気に、心の深部から何やら懐かしい感情が瞼に込み上げて来る。仰ぎ見る漏れ日がやけに新鮮でした。
登る時には緊張して居た所為か気が付きませんでしたが石段が歪んでいます。よく見ると杉の根が石段を押し上げており正に自然の驚異です。
森の外れに咲くソバナの花が張りつめていた心をゆっくりと溶かしてくれました。

































































