植物名の由来の最近のブログ記事

白馬八方尾根

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昨日白馬大雪渓に行ったお客様を連れて八方尾根に行って参りましたのでご報告。
 

生憎の天候
朝方見えていた白馬連峰の稜線もこの時期のご多分に洩れず姿を隠してしまいました。
 

まだ夏休み
平日だと言うのに結構な数のお客様です。考えて見ればまだ子供達は夏休みでしたね。子供の頃には田植え休みと稲刈り休み、2月には寒中休みが余分にあったのでお盆が過ぎたら学校だと言う感覚がまだ残っているようです。
 

稚児車(ちんぐるま)
雪解けの遅い場所にはまだ「稚児車(ちんぐるま)」が咲いていました。
 

八方池
残念ながら八方池に着いても稜線は雲に覆われ白馬連峰は顔を見せませんでした。「またおいで」と言う事なのでしょう。時折雲の切れ間から微かに稜線が現れると「おお~~」という歓声が沸き起こります。
 

マツムシソウ
池の周りで今一番目立つ花は「松虫草(まつむしそう)」名の謂れは諸説ありますが否定的な意見の多い「松虫の鳴く頃に咲く花」説は、秋の始まりを感じさせる童謡「虫のこえ」に真っ先に出て来る松虫と絡めると覚えやすい事では一番です。
 
 

太井メでした L(^o^ve)




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白馬大雪渓

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久しぶりに白馬大雪渓に行って来ましたのでご報告。
 

昨日の猿倉
急にガイドの仕事が入り昨日白馬大雪渓に下見に行って来ましたが、生憎の雨で行程中の写真は諦めました。
 

今日の馬尻
本番の今日は良い天気になりましたが山の稜線は厚い雲に覆われ山頂は見えませんでした。この時期はなかなか稜線の姿は拝めません。
車道終点の猿倉から馬尻小屋までゆっくり登り上げて1時間半の行程です。
 

白馬大雪渓
馬尻小屋から大雪渓取り付きのケルンまで15分ほど。時折吹く風は冷たく一気に体温を奪いますので薄手の上着の持参をお勧めします。
 

雪渓下の清流
雪渓から流れ出る川は正に清流です。透き通った水は川底の小石まではっきりと確認できます。
 

雄宝香(おたからこう)
今一番に目立つ花は「オタカラコ」でしょう。ボルネオやスマトラにある竜脳樹から採れる樹脂を「竜脳(りゅうのう)」と言い、清涼感のある強い香りは気付け、香料、防腐剤などで用いられた。この花の根茎が竜脳(別名:宝香)の香りに似ているので、花びらが多く大きな方を「雄宝香(おたからこう)」、花びらが少なく細身の方が「雌宝香(めたからこう)」と名付けられた。
 
明日は八方尾根へガイドに行く予定です。
 
 

太井メでした L(^o^ve)




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キンポウゲ科カラマツソウ属

カラマツソウの仲間は花弁が無くガクも開花すると直ぐ落ちてしまい細長い雄しべだけが目立ちます。その花の形が唐松の葉に似ているのでカラマツソウの名が付けられました。
 

唐松草(からまつそう)
唐松草(からまつそう)は高原や深山の草地に生える事が多く、時折ミヤマカラマツと混生するので花を見ただけでは両者の見分けが難しいです。
ミヤマカラマツの葉は卵型で葉先が徐々に細くなりますが、カラマツソウの葉は先端部が広がり三裂する違いがあります。
 

カラマツソウの托葉
ミヤマカラマツとの一番の違いは葉柄の基部に円い托葉(小さな葉の様な物)が付く事が見分けのポイントです。(写真の中央、蕾の枝の葉の付け根)
 

深山唐松(みやまからまつ)
標高の高い亜高山にまで見られるのが「深山唐松(みやまからまつ)」。名前にミヤマが付くと仲間内では比較的標高の高い所で生育する意味合いを持ちます。
 

ミヤマカラマツの実
ミヤマカラマツには托葉(たくよう)がありません。受粉すると雄しべは落ち雌しべが濃いピンク色に変わってくるので判別しやすくなります。
 

紅葉唐松(もみじからまつ)
紅葉唐松(もみじからまつ)は栂池自然園でよく群生しカラマツソウの仲間では一番目立ちます。密集した雄しべの中央にはっきりと雌しべが見えるので判別がしやすいでしょう。
 

モミジの様な葉
一番の違いは葉が小葉を持たない単葉でモミジのように深く切れ込む事。この葉の形からモミジの名が冠せられました。
 

秋唐松(あきからまつ)
夏も終わり頃になると日当たりの良い野原で見られるようになるのがアキカラマツ。カラマツソウの仲間では唯一秋になっても花が残るので「秋唐松」。黄色い花粉をたくさん着けて背も高く伸びるので遠くからでもよく目立ちます。
 

大唐松(おおからまつ)
大唐松(おおからまつ)はアキカラマツの高山性変種と言われています。7月中旬頃から八方尾根で見ることが出来きますが、アキカラマツの方が背も高く花の密集度が濃いようです。アキカラマツより小さいのに「オオカラマツ」ですが高山性のカラマツソウの中では大きくなる部類でしょう。別名のコカラマツがアキカラマツに対しての呼び方なのかもしれません。チュウカラマツでは語呂が悪い。
 
野草の名前(山と渓谷社)に面白い唐松の名の由来を見つけたのでご紹介(以下抜粋)
「松は葉が枯れることなく、常に緑を保つ縁起のよい木とされていた。ところが、カラマツの葉は冬には落葉する。この松を初めて見た人は、落葉する事に驚いたと思う。こんな変わった松は、きっと"唐(から)"の国から渡来したものと思って"唐松"とつけたのだと思う。」
 
 

太井メでした L(^o^ve)




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長雨が終わり待ち焦がれた青空の爽快感を満喫していたのも束の間のこと、気温が30度を超える日々が続くとさすがに雨が恋しくなります。
 

ナツツバキ
見上げると夏椿が咲いていました。平家物語冒頭に出て来る沙羅双樹 (さらそうじゅ)はこの木のことで、仏陀が亡くなった時の所縁ある木(フタバガキ科のサラノキ)は日本では育たない為にこの夏椿を沙羅の木(さらのき、しゃらのき)として植えたようです。二本セットで沙羅双樹なのだそうです。夏になると椿のような花を付ける事からナツツバキ。こちらの方が涼しげで好い響きですね。
 

ヤマルリトラノオ
梅雨が明けた途端にご近所の花壇が華やかに成って来ました。ヤマルリトラノオだと思いますが里で見たのは初めてです。昔、鑓温泉の下で群生を見た事がありますがもっと色が濃かったような気がします。里で育つ高山の花は総じて色が薄くなるようです。
 

アスチルベ
アスチルベはチダケサシ属の学名ですが変種が多く園芸種にも様々な色が有るようです。亜高山に咲くハナチダケサシは真っ白でとても清楚です。「チダケサシ」は崩れ易いキノコの乳茸(ちちたけ)を刺して持ち帰った事から名付けられたとの事ですが、本当にキノコ採りで使用していたのかは不明です。
 

クガイソウ
九蓋草(くがいそう)は夏の登山口を彩る代表的な花ですね。行道の導師にかざす長い柄の傘を蓋と言い、笠を数える時にも蓋の語を使った事から、笠の様な葉をたくさん付けると言う意味で九蓋草と名付けられたのだそうです。また輪生する葉が九段の物が多い事から九階草とも書かれますがこちらの方が覚えやすいですね。
 
 

太井メでした L(^o^ve)




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マメ科ミヤコグサ属の多年草

 

都草の花
細長く這う茎から立ち上がった枝先に、1~3個の蝶形の黄色い花をつける。日本全国に分布し春先から秋まで道端や空き地などでよく見かける。
名の由来で、江戸時代の植物図鑑「大和本草(やまとほんぞう)」に「京都の大仏の前、耳塚あたりに多し」とあり、都に多い草で「ミヤコグサ」と呼ばれた、との一説がある。

セイヨウミヤコグサは漢名で百脈根(ひゃくみゃっこん)と言い、ミヤコグサより少し大型で枝先につく花数が3~7個と多く、葉の表面に毛が有る事で見分けられる。
 

路傍に咲く都草
乾燥させた全草を疲労回復の薬用酒にする。昔、入り組んで伸びる細い枝の様子を血管に見立て「脈根草(みゃっこんぐさ)」と言う薬草名で呼ばれていた。このミャッコングサが転嫁して「ミヤコグサ」になったとする説の方が説得力がある。
悲劇の女性、クレオパトラや淀君がこの花を好んだと伝えられている。
 
ミミナグサ、ミヤコグサ、ミヤコワスレ、ワスレナグサ・・・こんがらがって何時も一拍置かないと思い出せない。別名の烏帽子草(えぼしぐさ)や黄金草(こがねぐさ)の方が直観的で思い出し安い。
 
 

太井メでした L(^o^ve)




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スイレンでした
てっきりハスだと勘違いして撮って来ましたがスイレンでした。
 

こちらがハス
ハスの花は以前撮っているのに、よくよく見たら違いますよね(^^;)
 

スイレンの花
スイレンの原種は40種ほどで温帯から熱帯に広く分布しているとのこと。
 

ヒツジグサ
日本の自生原種は「ヒツジグサ」一種だけだそうです。未(ひつじ)の刻(13時頃)によく咲き揃うのでヒツジグサ。
そういえば親海湿原に咲いていたヒツジグサは最近見なくなりました。
 

園芸種のスイレン
スイレンの歴史は古く紀元前3,000年頃のエジプト王朝で既にシンボルとして用いられ、現在のエジプトの国花もスイレンなのだそうです。
 

浮気封じの薬?
白色のスイレンの種子は浮気心を押さえる薬なのだそうで、どうも内緒で飲まされて居るような気がしてならない。
 
 

太井メでした L(^o^ve)




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苧環(おだまき)の苧は「カラムシ」の事でイラクサ科の多年草です。弥生時代の遺跡からカラムシの繊維で織った布の一部が発見されていますから、古代から大切にされていただろう事が伺えます。
茎(カラ)を蒸して皮を剥くので「カラムシ」との説があります。
剥いた皮を細かく裂き、縒りを掛けて糸に仕上げるのですが、この糸を円く巻いた物を苧環(おだまき)と言いました。植物のオダマキは花の形がこの苧環に似ているので名付けられたと言われています。
 

ミヤマオダマキ
日本のオダマキの野生種はミヤマオダマキとヤマオダマキ、ヤマオダマキに似て距の先端が丸まっているオオヤマオダマキの三種類です。古くから観賞用として改良種がたくさん栽培されていますが、皮膚炎を起こす等、有毒植物とされていますのでご注意を。
 

ミヤマオダマキ(白花)
いにしへの しづのをだまき くりかえし
昔を今に なすよしもがな
伊勢物語・三十二段
「昔の女にこの歌を送ったが返事はなかった」と言うとても短いお話。「しづ」は倭文(しどり・しずり)と同義語で古代の織物の事です。
「倭文の糸を何度も何度も繰り返し苧環に巻き取るように、昔を今に引き戻せたらいいのに」と、ヨリを戻しませんかと誘う歌です
 
いにしへの しづのをだまき いやしきも
よきもさかりは ありしものなり
よみ人しらず (古今集・雑上)
伊勢物語の歌の本歌がこれのようです。
「倭文(しず)の苧環(おだまき)」と「賎(しづ)の男(お)」(身分の低い男)を掛けていて」「身分の卑しい男も、身分の高い男も同じように人生の盛りはあったんだよ」
 

園芸種のオダマキ
しずやしず しずのをだまき 繰り返し
昔を今に なすよしもがな
義経記・第六巻「静若宮八幡宮へ参詣の事」
一人静で取り上げた歌ですが、上記の二つの歌を踏まえてこの歌を読み解くと、静御前の義経への思慕と強烈な源頼朝への皮肉が込められていて、栄華を誇る頼朝が腹を立てた気持ちも解るような気がします。
 

静御前の舞姿
野草の名前(山と渓谷社)の著者は、オダマキは古くは「イトクリソウ」と呼んでいたし、花姿も木枠で作られた糸巻き「籆(わく)糸巻き」の方に良く似ている事から、命名者は糸玉の苧環と混同したのではないかとしている。確かに五本の柱で作られた籆糸巻きは花のオダマキの後方に突き出す距の数と同じだし、中心の柱を省略した家紋の枠糸巻きもオダマキの花の姿に似ているが、歌舞伎「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)」の錦絵の苧環が持ち手の付いた糸巻きで描かれている所を見ると、少なくとも江戸時代以降には苧環と籆巻きは既に混同され一般化していたようだ。
 
 

太井メでした L(^o^ve)




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ゴンドラからロープウェイに乗り換える道の中間辺りから左へ入ると遊歩道が整備されてあり、栂(つが;オオシラビソ)の林の中を20分程歩くとロープウェイ乗り場の直ぐ前に出られる。最初に栂池自然園へ行き、帰りの時間に余裕があったら逆コースから周る方が良いかもしれない。
 

ゴンドラより白馬連峰
梅雨の中休みで2日ほど北アルプスが顔を出した。大陸からの高気圧の所為で朝晩は結構寒い。
 

名残の水芭蕉

リュウキンカ

コバイケイソウ
乗り換え歩道中間から左へ林内に入り100m程行くと小湿原に出る。此処は栂池自然園に先駆けて水芭蕉が咲く所。群生は既に終わってしまったが、雪解けの遅い所ではまだ少し残っている。
湿原の中央部には大分背の高くなったリュウキンカの群生が残る。立ち上がって金の華を咲かせるので立金華(りゅうきんか)。
一本だけ小梅蕙草(こばいけいそう)が咲いていた。今年は群生しないようだ。
 

ショウジョウバカマ

サンカヨウ

キヌガサソウ
行く先々に猩猩袴(しょうじょうばかま)が咲いている。
山荷葉(さんかよう)も見頃を迎えたようだ。荷葉(かよう)はハスの葉の事。
小川の畔では衣笠草(きぬがさそう)が咲いていた。
 

ムラサキヤシオ

コミヤマカタバミ

タケシマラン
日陰に咲きかけた紫八汐(むらさきやしお)は一入(ひとしお)濃いようだ。
小深山傍食(こみやまかたばみ)の淡いピンクの小さな花は、いつ見ても可憐で好きな花の一つです。
竹縞蘭(たけしまらん)は草丈が10~15cmと小さく更に花となると数ミリしかなく、尚且つ葉裏に花を咲かせるので、見た事の無いない人にはまず見つからないだろう。
 

ザゼンソウ

オオバミゾホオズキ

ノビネチドリ
遊歩道の終り近くには毎年坐禅草(ざぜんそう)が咲く。洞窟の中で僧が坐禅している姿に見立て命名。栂の森より上部では見た事が無いので1,500m付近が限界なのかもしれない。
ロープウェイ栂の森駅前の土手では大葉溝酸漿(おおばみぞほおずき)が群生し始めた。黄色い群生なので直ぐに見つかるでしょう。
栂の森駅に向かって右側の駅脇では延根千鳥(のびねちどり)が咲き始めています。
 

ロープウェイ下り線
ゴンドラの下りは架線が邪魔にならないのでパノラマの写真が撮り易い。しかし山の午後は雲に覆われる事の方が多いのが難点。
14時を過ぎたというのに上りのゴンドラは満員御礼。栂池高原駅には長蛇の列が出来ていました。団体のバスが4~5台一気に着いたようです。
 
栂池自然園の残雪は大分少なくなりましたが水芭蕉が群生するのは来月に成りそうな気配。梅雨の中休みも終わり明日午後から暫らくは又雨の日が続きそうですので、一気に雪が消える事を期待しましょう。
 
 

太井メでした L(^o^ve)




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この辺では「ヒル」と呼び雪解けとともにフキノトウと競って目を出す春一番の山菜です。根付きのまま採って来て洗ってからハサミで根を切り落とす事が子供の頃の春一番の仕事でした。切り取った根はそのまま畑に返すと来年も目を出すのです。さっと湯がいて醤油で食べるのがネギ独特の香りと鱗茎の甘味が味わえて好きなのですが酢味噌和えも捨てがたい味わいです。
 

アサツキの花
ネギの白い花のイメージが強く半信半疑で図鑑を調べたらアサツキでビックリです。思えば山野草の花に興味を覚える以前は山菜に花が咲くなんて思ってもいなかった。ソバナの花を始めて見てあまりの可愛さに食べる気が失せた事を思い出します。
 

アサツキの花2
葱(き)はネギの類の古い言い方でネギより浅い緑色なので浅葱。あさぎ色もこの辺りからの由来のようです。他にネギよりも臭気が浅い。アサはヤセに通じ、痩せたネギの意。などの由来がありました。
こんな絶好の被写体に今まで何故出逢わなかったんだろうと思います。昔は何処の畑の隅っこにも雑草と一緒に生えていたもんですが最近はあまり見なくなりました。娘がマクロで撮ったやつが意外によかったので親ばかと言われようが乗っけます。
 

ノビルの葱坊主
この辺ではノビルと呼ぶよりも小指の頭程に育った球根を利用するので「ヒルッコブ」の方が通ります。枯れかかったノビルを掘り起こし乾燥させると簡単に白い瘤が分離します。親父はこのヒルッ瘤を酒の肴で生のまま味噌を付けてかじっていましたが、子供には辛くて食べられませんでした。白いヒルッ瘤を味りんで延ばした味噌に2ヶ月ほど漬け込むと飴色になり実に美味しい酒の肴になります。私の大好物で、嫌になるほど剥いて漬け込んでも何時も冬半ばで終わってしまいます。最後の一粒と未練の酒は何とも甘露なのです。
蒜(ひる)はネギやニンニク等の総称で語源は噛めばヒリヒリするから、と有りますが生噛りの味を思うと納得です。
 

葱坊主
ネギの仲間ってユリ科だったんですね。最近の遺伝子での分類ではネギ科になっているようですが意外でした。
 
醤酢(ひしほす)に 蒜(ひる)搗(つ)きかてて 鯛(たい)願ふ
我れにな見えそ 水葱(なぎ)の羹(あつもの)
 
万葉集で蒜(ひる)が登場する唯一の歌で「願わくば鯛を食べたいよう」と宴会でお題を頂いての即興歌です。醤酢(ひしほす)は現代のポン酢みたいな物だそうですがヒルを薬味に鯛に浸けて食べたのでしょうか、今やっても美味しそうな食べ方です。
水葱(なぎ)[現代のミズアオイ]の葉は昔は普通に食べられていた物で「ミズアオイのお吸い物なんて私に見せてくれるな」と歌うあたり、現代では食べ無くなったほどですからあまり美味しい物ではなかったんでしょうね。
やはり昔も今も鯛が一番のようで、数少ない菜類も工夫に工夫を重ねて現代にも似た食べ方をしていたと思うと歌にも親しみがわいてきます。
 
 

太井メでした L(^o^ve)




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若枝は最初は緑だがやがて黒色の斑点が出て来る。その斑点を黒い文字に見立てクロモジと呼ばれるようになったと言われているが果たして?
 

クスノキ科クロモジ属の落葉低木
樹皮にはアルコール類を含み芳香があるので、皮のついたまま削って爪楊枝にする。枝葉から採れる油(クロモジ油)は芳香料として用いられる。根皮を干した物は釣樟(ちょうしょう)と呼び、いんきん・たむし等の皮膚病に用いた。浴湯料にするとリュウマチ・関節痛に効くとある。
 

クロモジの雄花
雌雄異株で春、葉に先だって葉脇に淡黄緑色の小花を密集してつける。花には黄色い花粉を付けた小突起が並んでいる。
 

クロモジの雌花
雌花は先端の白い突起が中央に突出しているので解ります。良く見るとロウ細工のようなでかなか可愛いらしい花です。
 
室町時代の頃、宮中に仕える女房たちは衣食住に関する言葉を直接口にすることをはばかり、しゃもじ(杓子)、かもじ(髪の毛)などと「もじ」をつけて隠語的に呼んだ。クロモジはこの木から作った歯の掃除やお歯黒を塗る時に使う「黒楊枝」の女房詞「くろもじ」に由来するのではないかと言うウンチクに富んだ説の方が好みです。
 
 

太井メでした L(^o^ve)




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