ユリ科ワスレグサ属の多年草
昨日はガイドで栂池自然園に行って来ました。ニッコウキスゲの開花がピークを迎えています。今年はいつもの年より花数も多く、曇り空の下でも豪華に輝いていました。夕暮れの桜の豪華さを「花明り」で例えますが、霧の中のニッコウキスゲの群生にも、この"花明り"の言葉が似合いそうです。
江戸時代の草木図鑑に「禅廷花(ぜんていくわ)」の名で出てきます。名の由来の一説に、日光の戦場ヶ原を中禅寺の庭に見立て名付けられたとありますが、ハッキリとは分かりません。牧野富太郎博士は「ぜんていくわ」を和名として、日光戦場ヶ原に群生するこの黄色い花に「日光黄菅」の別名を与えました。以来、一般的にはニッコウキスゲの名の方が知られるようになります。
太井メはこの花を「一日花」だと思っていましたが、実際には朝咲いてそのまま夜を越し、翌日の夕方しぼむ「二日花」だという事を最近知りました。以前は間違ったガイドをした事になります。この場を借りて謝罪いたします。「キスゲ」はユウスゲの別名ですが、こちらが名の如く夕方に咲いて翌日午前にしぼむ一日花なので、どこかで混同したのかも知れません。ごめんなさい。
今年は白馬山麓全体の花の開花時期が何時もの年よりかなり早いようです。このままではお盆の頃には、主だった高山の花は終わってしまうんじゃぁなかろうか?


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