キキョウ科ホタルブクロ属の多年草
昨夜は久しぶりに雨らしい雨が降りました。沖縄では梅雨明け宣言がされたようですね。ということは梅雨前線が北上するという事。暫らくは雨の日が続きそうです。
雨の多い梅雨の時期に咲く花だから、この辺では「アメップリ」と呼んでいます。アクセントは「アメ」が強調され「お前が咲くから雨が降るんだぞ」と責めているようにも聞こえます。
花の形から蛍篭、蛍花、釣鐘草、灯籠花、提灯花、風鈴草、徳利花。葬礼の提灯に見立て葬礼(そうれん)花、葬式花、死人花などたくさんの方言があります。
花の形から蛍篭、蛍花、釣鐘草、灯籠花、提灯花、風鈴草、徳利花。葬礼の提灯に見立て葬礼(そうれん)花、葬式花、死人花などたくさんの方言があります。
蛍袋の仲間は世界に分布し、学名には「鐘形の、斑点のある」の意があります。日本にもカンパニュラなど西洋産のものが輸入され栽培されるようになりました。西洋では鐘形の花からの命名が多く、カンパニュラはラテン語で「小さな鐘」。ドイツ語のグロッケン・ブルーメも「鐘形の花」。英語でもベルフラワーとかブルーベルなどと呼ばれています。俗名で「聖母の手袋」「聖母の指抜き」「青い指抜き」などと呼ぶ所もあるようです。
『新日本植物図鑑』の著者である牧野富太郎博士は「子供が捕まえた蛍を入れた事から」とロマンチックな由来を説いていますが、少々説得力に欠けます。他に「ホタルの出る頃に咲くため」とか、花穂が垂れて咲く袋状の花から「穂垂る袋」など情緒的な説もありますが、多くの方言に提灯に見立てた呼び方が多いこと、また提灯を古くは「火垂る」と呼んでいたこと、虫のホタルの語源も「火垂る」からのようである、などのことから提灯に見立てた「火垂る袋」が一番納得できる説かもしれません。
いよいよ明日からホームページのトップ画面も春から夏に切り替えです。太井メの一番好きな新緑の季節も、標高2000mまで行かなければ出合えなくなりました。暑い夏が来る前に、もう一度新緑を探しに行きたいと思います。




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