アヤメ科アヤメ属の多年草
広辞苑ではアヤメもショウブも「菖蒲」と書くんですよね。岩菖蒲、花菖蒲、菖蒲町、菖蒲園、一般的には「ショウブ」と読まれる方が多い様に思う。
中国で「菖蒲」と書くと、渓谷や渓流のふちに自生する石菖(せきしょう)の事で、よく似た「ショウブ」は「白蒲」と書き分けています。
中国で「菖蒲」と書くと、渓谷や渓流のふちに自生する石菖(せきしょう)の事で、よく似た「ショウブ」は「白蒲」と書き分けています。
万葉集には安夜女具佐、安夜賣具佐と書かれた「アヤメグサ」が数種詠まれていますが、これは今で言う「ショウブ」の事だと言われています。ただし、この時代はショウブやセキショウの区別が不明でハッキリしません。花の咲くアヤメも区別されていなかったようです。やがて端午の節句や厄除けなどでショウブが盛んに使われるようになり、漢字の菖蒲を充てて「アヤメ」と読むようになったようです。
江戸時代になると「アヤメ」の呼び方は廃れ、菖蒲の音読みで「ショウブ」と呼ばれるように成ってゆくのですが、花の咲くアヤメは花菖蒲(はなしょうぶ)と呼ばれるようになりました。菖蒲(あやめ)がアヤメ属を指すように成ったのは18世紀に入ってからの事だそうです。
アヤメの語源で、花の基部に「目もあやに」と思える程に美しい綾目(文目)模様があるのでアヤメ。との説があるりますが、ツクシの頭を細長くした様な、地味な花を着けるショウブやセキショウを、古くから"アヤメ"グサと呼んでいる事から、この説には無理があります。
ただし良く似たカキツバタやノハナショウブとの見分け方には、この網目模様が一番分かり易い。ここが白色の筋になっているのがカキツバタ。ノハナショウブは黄色筋になっている。
もう一つアヤメの花の特徴に、中央で3枚の花びらがウサギの耳のように立つ事が上げられるが、ヒオウギアヤメにはこれが無い事で区別ができる。
和名の由来には、ショウブもアヤメも剣状の葉がよく似ており、この葉が交叉して立ち並ぶ様を文目と見て名付けた「文目」説が有力ですが、メの発音分類が違うとして国語学者からは異論が出ているそうです。
もう一つ有力なのが、宮廷で五月の節句などの行事に携わっていた大陸から来た女性を指す漢女(あやめ)が扱う草だから、と言う説。
もう一つ有力なのが、宮廷で五月の節句などの行事に携わっていた大陸から来た女性を指す漢女(あやめ)が扱う草だから、と言う説。
アヤベ(漢部)の輸入した草だから。
葉が形よく並び立っている様子は美しいアヤがある。
アヤはあざやか、メは目に見えるで、他の草よりも美しく見える。
他にも諸説あり、古くから呼ばれていた「アヤメ」の語源に決定打は無いようだ。
葉が形よく並び立っている様子は美しいアヤがある。
アヤはあざやか、メは目に見えるで、他の草よりも美しく見える。
他にも諸説あり、古くから呼ばれていた「アヤメ」の語源に決定打は無いようだ。







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