2009年6月アーカイブ


キキョウ科ホタルブクロ属の多年草


昨夜は久しぶりに雨らしい雨が降りました。沖縄では梅雨明け宣言がされたようですね。ということは梅雨前線が北上するという事。暫らくは雨の日が続きそうです。
 

ヤマホタルブクロ
 
雨の多い梅雨の時期に咲く花だから、この辺では「アメップリ」と呼んでいます。アクセントは「アメ」が強調され「お前が咲くから雨が降るんだぞ」と責めているようにも聞こえます。
花の形から蛍篭、蛍花、釣鐘草、灯籠花、提灯花、風鈴草、徳利花。葬礼の提灯に見立て葬礼(そうれん)花、葬式花、死人花などたくさんの方言があります。
 

蛍の袋?
 
蛍袋の仲間は世界に分布し、学名には「鐘形の、斑点のある」の意があります。日本にもカンパニュラなど西洋産のものが輸入され栽培されるようになりました。西洋では鐘形の花からの命名が多く、カンパニュラはラテン語で「小さな鐘」。ドイツ語のグロッケン・ブルーメも「鐘形の花」。英語でもベルフラワーとかブルーベルなどと呼ばれています。俗名で「聖母の手袋」「聖母の指抜き」「青い指抜き」などと呼ぶ所もあるようです。
 

火垂る袋
 
『新日本植物図鑑』の著者である牧野富太郎博士は「子供が捕まえた蛍を入れた事から」とロマンチックな由来を説いていますが、少々説得力に欠けます。他に「ホタルの出る頃に咲くため」とか、花穂が垂れて咲く袋状の花から「穂垂る袋」など情緒的な説もありますが、多くの方言に提灯に見立てた呼び方が多いこと、また提灯を古くは「火垂る」と呼んでいたこと、虫のホタルの語源も「火垂る」からのようである、などのことから提灯に見立てた「火垂る袋」が一番納得できる説かもしれません。
 
いよいよ明日からホームページのトップ画面も春から夏に切り替えです。太井メの一番好きな新緑の季節も、標高2000mまで行かなければ出合えなくなりました。暑い夏が来る前に、もう一度新緑を探しに行きたいと思います。
 

太井メでした L(^o^ve)




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みずばしょう祭りの2週間が終わりました。訪ねていただいた皆さまに感謝です。スタッフの皆さんもご苦労様でした。
 
今週は写真撮影目的のお客様が多かったのですが、好天が続き何よりでした。太井メも連日の外出で日に焼けて、鼻の頭の皮が捲れてきました。これだけ暑い日が続くと、贅沢なものでひと雨欲しくなりますね。
そこで涼しげな写真でも。
 

 
雲上遥かに飛ぶパラグライダー。
涼しそうで気持ちヨサゲですなぁ。
 

 
風が良いのかな。
同じ場所を旋回していてなかなか降りてきません。
 

 
望遠で初めて3機揃った姿を映せました。
5機を狙ったのですが首が痛くなり断念。
 
パラグライダーの数え方って「何機」で良かったっけか?
 

太井メでした L(^o^ve)




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梅雨の晴れ間

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夜勤明けで遅く起きた朝
空には太井メ好みの雲が広がっていました。
 

 
久しぶりに越戸峰(こいどみね)からの白馬連峰。
早苗も日に日に緑が色濃くなっています。
 

 
残雪の山を背景に
緑の田園風景と青空に広がる雲の造形美。
つくづく良い処に住んでいると実感します。
 
 

太井メでした L(^o^ve)




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小谷村北野地区のブナ林に遊歩道が出来たのでレポートです。
 

トチの巨木
まずは北野の手前の橋の袂に在るトチの木の巨木から。
 

ブナの木亭
北野から風吹大池登山口への車道へ入りますが、曲がりくねった急な細い道ですので、かなり気を遣います。分岐から10分ほど登り上げると到着です。昨年完成した池の畔の休憩所「ブナの木亭」は、トイレなどの利用はできますが食事はありません。
 

遊歩道看板地図
遊歩道はブナの原生林の中を一時間程の周回コースだそうです。今回は入り口だけでしたが、次回は少し早目に来て一周してみようかと思います。意外にも看板地図は高校時代の担任(物理担当だったが?)の作でした。
 

ブナの原生林
ブナの古木が多いと伺った池の西側をメインに周ることにしました。
 

岩上のブナの木
いきなり岩の上に立つブナの木に出合いビックリです。岩を飲み込むように根を張っていますが、何時も自然の造形美には感動させられます。
 

何処でも歩けそう
林内は綺麗に整備され、何処でも歩けてしまうほどです。こんな世界を独り占めできるなんて、なんと幸せな事でしょう。しばし撮影を忘れて見入ってしまいました。
 

休憩所
木漏れ日の当たる小高い場所に、ブナの廃材を利用した椅子やベンチが設けてあります。おにぎり持って来るんだった。
 

落ち葉の歩道
ブナの落ち葉が足に柔らかく優しい感触です。鳥のさえずりと透き通った空気と爽やかな香り。実に良いですなぁ~~。
 

森林浴
これだけ多くの古木を手付かずで残してくれた、北野集落の先人達に感謝です。
 

ダイザブチ
横の池の名前を伺った所、今までは名前など無かったので調べたところ、古い地図にカタカナで「ダイザブチ」とあるだけだそうです。謂れはよく分からないがおそらく「台座淵」で、殿様が座った台座に関係するのではなかろうかとの事でした。観光名所になるような新しい池の名前を考えているとの事でしたが、「ダイザブチ」は良い名前だと思うが。
 

北側遊歩道入り口
池の北側の遊歩道は、また次回訪れた時にゆっくり周ることにしましょう。
 

ミズナラの巨木
以前巨木ツアーで訪れたミズナラの巨木に再開しましたが、相変わらず圧倒される大きさです。この遊歩道の主役になるでしょうね。
 
夏休み企画で巨木巡りの周回バスが運行されるようです。今回レポートの「北野の郷」のブナ林も含まれているようですので、詳しい事が分かり次第お知らせいたします。
 

太井メでした L(^o^ve)




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(2009/06/23撮影)
 
ロープウェイ「栂大門駅」の階段横から、栂の森ゲレンデの中へ遊歩道が出来ました。
 

マイヅルソウの花が満開
歩道の周りではマイヅルソウが満開です。年々群生が広くなっていくような気がする。
 

まだ残雪が
冬のジャンプ台の名残雪がまだ消えずに残っていました。
 

ヤマドリゼンマイ
山菜採りでは見向きもしないヤマドリゼンマイも、ファインダー越しだと良い被写体になりますね。ヤマドリの尻尾みたいですが、普通のゼンマイより高山で採れるので「山採り銭巻」。
 

あっ!コウロギ
食虫植物のモウセンゴケも増えています。良く見るとコウロギの子供が・・・。
 

コバイケイソウ
栂の森湿原にコバイケイソウが咲き始めました。自然園や神の田んぼでも花芽が着いていたので、もう直ぐ咲き始めるでしょう。
オオシラビソ(栂の木)の松ボックリも珍しく沢山着いているし、今年は当たり年かな?
 

絡みブナ

チシマザサ(ネマガリダケ)
下山途中で見つけた珍しい物2点



太井メでした L(^o^ve)




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30年ぶりの再会でした。
スキーを教えていた頃に、いつの間にか側にいたお嬢様グループ。それぞれの結婚で縁の遠のいた子達が、子育ても一段落して会いに来てくれ、今日は一緒に栂池自然園に行って来ました。
 

水芭蕉湿原
昨日から降り続いた雨も止み、まずまずのウォーキング日和です。水芭蕉湿原の中は緑がだいぶ増えていました。
 

ワタスゲ湿原
ワタスゲ湿原に入った頃から雲が切れ始め、白馬三山も少しずつ見えてきました。
 

キヌガサソウ

タカネザクラ

シラネアオイ
コース沿いの花の種類も段々と増えてきています。ワタスゲ湿原の乗鞍側歩道のシラネアオイが随分増えましたね。
 

神の田んぼ

ワタスゲ
帰りは例によって穴場コースを徒歩で下山。神の田んぼに着いた頃に白馬岳が顔を出しました。湿原の木道沿いにはチングルマが咲き揃い、ワタスゲは白い穂になり始めています。
 

栂の森から白馬三山
栂の森に降りた頃には雲は晴れ、白馬三山も顔を出してくれました。遠方より来る朋は歓迎されたようです。
 
懐かしの栂池をネットで探っているうちに、このブログを探り当てたようで、突然の訪問でしたが有り難い事です。
青春時代の楽しかった思い出話は尽きることがありませんでした。
 
再見



太井メでした L(^o^ve)




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何時もの穴場(自然駅~栂の森駅)を歩いて下山しました。
 

ハクサンチドリ

ミツバオウレン

コイワカガミ
花の種類もだいぶ増えています。成城小屋下ではハクサンチドリやミツバオウレンが咲き始めています。
 

ムラサキヤシオ

コヨウラクツツジ

オオカメノキ
道路脇にはムラサキヤシオやコヨウラクツツジ、オオカメノキがまだ残っていました。
 

最後のリュウキンカ

木道脇にはチングルマが

タテヤマリンドウはこれから
途中、神の田んぼの桜は昨日ご紹介の通り、ミズバショウやリュウキンカは終焉を迎えています。木道沿いにはチングルマやタテヤマリンドウが咲き始めています。
 

赤色のコミヤマカタバミ

4枚葉はツクバネソウ

サンカヨウも残っています
コミヤマカタバミは普通淡いピンク色なんですが、この場所だけは土壌の違いか毎年色の濃い花をつけます。
4枚葉はツクバネソウ、6~8枚の葉が輪生するのはクルマバツクバネソウ。キヌガサソウと同じ仲間ですが、こちらはなかなか見つけ難い。
 
栂の森の遊歩道が出来上がっていました。次回のご報告といたします。



太井メでした L(^o^ve)




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昨日の帰り道、神の田んぼで桜の花に出合えました。
6月下旬は毎年楽しみにしている場所なのですが、今年はみずばしょう祭りに気を取られ、雪解けが早かった事をすっかり忘れておりました。花はそろそろ終わりかけのようです。
 

高嶺桜(嶺桜)
 
高嶺桜(たかねざくら)は嶺桜(みねざくら)とも呼ばれ、中部以北の高山に咲く桜です。雪に押さえつけられ寝かされるため、幹は枝別れが多く、斜めに立ち上がっています。中央が濃い紅色の小振りの花を咲かせますが、赤味を帯びた葉と一緒に咲くため、遠くからではあまり目立ちません。
 



 
里の桜のように遠目に目立った豪華さはありませんが、そこはやはり桜ですね。近寄ってみるとナカナカの色合いです。日が陰っているためか半開きの状態でしたが、アップで見るとけっこう濃い目の化粧でしたぞ。栂池自然園でも咲き始めたようですね。



太井メでした L(^o^ve)




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今日から6月28日まで栂池自然園では「みずばしょう祭り」が開催されます。朝方は白馬三山が見えていたようですが、夜勤明けで出発が遅く、残念ながら着いた時には曇に隠れておりました。
 

水芭蕉湿原
水芭蕉湿原の水芭蕉と立金華が見頃を迎えています。もう少し緑が増えると水芭蕉の白さが更に際立って、見応えのある風景になります。
お祭りの前宣伝が効いたのでしょうか、大勢の人出で賑わっていました。
 

リュウキンカも見頃
水芭蕉湿原の木道は車椅子でも一周できます。歩道が広くなったので、三脚を立てていてもあまり気を遣わなくて済むようになました。湿原の奥ではリュウキンカも満開で、祭りに花を添えてくれています。
気が着くともう直ぐ11時、餅つきの風景を撮りに慌てて引き返しましたが・・・・
 

人だかりで見えませぬ

餅つきは既に終了でした

小さめのヨモギモチ
いい音は聞こえて来るのですが、取り囲まれていて見えません。側に行くと長蛇の列。既に餅つきは終わっておりました。何も無しでは帰れませんので、協会長の白魚の干物のような手捌きでも・・・(^^;)
なるべく多くの人に行き渡るようにと、お餅は小さめです。残念ながら太井メの所までは回って来ませんでしたが、美味しそうでしたよ。
 
この後山菜汁の振る舞いが有ったのですが、時間がありません。後ろ髪を惹かれつつ、例によってロープウェイ区間は徒歩で下山。道沿いの花の種類も増えてきました。神の田んぼでは高嶺桜が咲いていましたが、また次回のご報告と致しましょう。



太井メでした L(^o^ve)




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早朝の贈り物

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昨夜の雨の名残が、宝石を編み込んだレースのように、キラキラと輝いていた。
 

早朝の贈り物
 
寒波が居座り寒い朝晩が続いています。来週から、いよいよ本格的な梅雨入りになりそうだが、明日は何とか持ちこたえそうです。水芭蕉祭りの幕開けとしてはマズマズと言った所か。
 
駐車場の横には物産展用のテントも張られ祭りの準備は整ったようだ。ナイト明けですが元気があったら、祭りの様子でもご報告しましょう。



太井メでした L(^o^ve)




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シソ科ラショウモンカズラ属の多年草


クズやサルナシのつるで編んだ「祖谷のかずら橋」に名があるように、「カズラ」はつる性の植物を指す。花の時期にはよく判らないが、花後群生が広くなった頃に、ラショウモンカズラの茎をたどると、確かにつる状につながっているのが判る。
 

 
「平安中期の武将であった渡辺 綱(わたなべ の つな)が、京都の一条戻橋で鬼の腕を切り落とした」とされる逸話が古くから伝わる。この場面を平安京の正門「羅城門(らせいもん)」に移し演じられたのが、謡曲(能)の「羅生門」。
命名者はこの謡(うたい)が気に入っていたと見える。
 

 
ラショウモンカズラの花冠を、この武勇伝の「切り落とされた鬼女の腕に見立てた」と聞くと、何となく蕾や花がそのように見えてくるから不思議。更に唇型に開いた花の下側に生えている毛も、鬼の連想を増幅させ不気味に感じられてくる。

渡辺綱が「ラショウモン」で切り落した鬼の腕に似た花を咲かせる「カズラ」状の草が「ラショウモンカズラ」
 

 
年若いラショウモンカズラは、色も形もやさしいく可愛さも残るが、年を経るに従って厳つく色濃くなり、「毛むくじゃらな鬼の腕」を想像させる大きな花冠を着ける。シソ科の特徴でもある四稜の茎の角もハッキリし、シソ科特有の芳香も強くなってくる。
 

 
 
「下人の行方は、誰も知らない」で終わる、芥川龍之介の小説「羅生門」は、平安時代の説話集「今昔(こんじゃく)物語集」の一話から想を得た物で、他にも「薮の中」「鼻」「芋粥」なども同説話集を参考にしているのだそうだ。その中でも「羅生門」と特に「薮の中」は、ベネチア国際映画祭でグランプリを受章し、日本の映画を世界に知らしめた、黒澤明監督の映画「羅生門」の原作となった事でも知られる。



太井メでした L(^o^ve)




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スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木


カンボク
この花が咲くと春もそろそろ終わりと言うが、梅雨に入ったばかりでまだ早い。他に見当たらなかったので、此処だけで狂い咲きしたのかもしれない。
 

 
遠くからだと一見「オオカメノキ」と見紛うが、葉が三列するので識別しやすい。
材は白く芳香があるので、江戸時代には総楊枝を作るのに使われた。この仲間の多くがそうであるように、秋には赤い実を着ける。
 

ガマズミ
ガマズミは方言を入れると四百を超える呼び名があるそうだ。この仲間には変わった呼び名も多く、カンボク然り、ヤブデマリ、ムシカリ、オオカメノキにオトコヨメゾウなんてのもある。
 
明日の「つがいけサイクル」が終わると、いよいよネマガリダケ(チチマザサ)のシーズンになる。今年は雪解けが早かったのでタケノコも早いと思っていたが、気温が上がらず例年並みになりそうだ。



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道路脇の畑にアイリスの花が咲いていた。色とりどりの花色が綺麗で思わず車を止めた。個人でこれだけの種類を集めるなんて、アイリスが大好きなんでしょうね。
 



 



 



 



 



 



 
調べたらジャーマンアイリスらしい。

途中でどれを撮ったのか分かんなくなっちゃった(゚Д゚;≡;゚Д゚)



太井メでした L(^o^ve)




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アヤメ科アヤメ属の多年草
 
広辞苑ではアヤメもショウブも「菖蒲」と書くんですよね。岩菖蒲、花菖蒲、菖蒲町、菖蒲園、一般的には「ショウブ」と読まれる方が多い様に思う。
中国で「菖蒲」と書くと、渓谷や渓流のふちに自生する石菖(せきしょう)の事で、よく似た「ショウブ」は「白蒲」と書き分けています。
 
 

アヤメ
万葉集には安夜女具佐、安夜賣具佐と書かれた「アヤメグサ」が数種詠まれていますが、これは今で言う「ショウブ」の事だと言われています。ただし、この時代はショウブやセキショウの区別が不明でハッキリしません。花の咲くアヤメも区別されていなかったようです。やがて端午の節句や厄除けなどでショウブが盛んに使われるようになり、漢字の菖蒲を充てて「アヤメ」と読むようになったようです。
 

キショウブ
江戸時代になると「アヤメ」の呼び方は廃れ、菖蒲の音読みで「ショウブ」と呼ばれるように成ってゆくのですが、花の咲くアヤメは花菖蒲(はなしょうぶ)と呼ばれるようになりました。菖蒲(あやめ)がアヤメ属を指すように成ったのは18世紀に入ってからの事だそうです。
 

綾目模様
アヤメの語源で、花の基部に「目もあやに」と思える程に美しい綾目(文目)模様があるのでアヤメ。との説があるりますが、ツクシの頭を細長くした様な、地味な花を着けるショウブやセキショウを、古くから"アヤメ"グサと呼んでいる事から、この説には無理があります。
 

カキツバタ
ただし良く似たカキツバタやノハナショウブとの見分け方には、この網目模様が一番分かり易い。ここが白色の筋になっているのがカキツバタ。ノハナショウブは黄色筋になっている。
 

ヒオウギアヤメ
もう一つアヤメの花の特徴に、中央で3枚の花びらがウサギの耳のように立つ事が上げられるが、ヒオウギアヤメにはこれが無い事で区別ができる。
 
和名の由来には、ショウブもアヤメも剣状の葉がよく似ており、この葉が交叉して立ち並ぶ様を文目と見て名付けた「文目」説が有力ですが、メの発音分類が違うとして国語学者からは異論が出ているそうです。
もう一つ有力なのが、宮廷で五月の節句などの行事に携わっていた大陸から来た女性を指す漢女(あやめ)が扱う草だから、と言う説。
 

文目・アヤメ
 
アヤベ(漢部)の輸入した草だから。
葉が形よく並び立っている様子は美しいアヤがある。
アヤはあざやか、メは目に見えるで、他の草よりも美しく見える。
他にも諸説あり、古くから呼ばれていた「アヤメ」の語源に決定打は無いようだ。



太井メでした L(^o^ve)




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足の達者な人には今月一杯は帰りのロープウェイに乗らず、栂の森まで歩いての下山をお勧めしたい。往復の乗車券を購入した人には勿体ない様に思えるかも知れませんが、自然園より2週間ほど早く花々が開花するこのコースは、ロープウェイの下り料金(700円)以上の価値は有るように思うのです。
 

左から白馬岳・小蓮華山・白馬乗鞍岳
歩いたお陰さまで神の田圃では、初めて水芭蕉の時期に白馬岳を拝むことが出来ました。感謝です。
下山途中の道端で見かけた花たちもご紹介しましょう。
 

コイワカガミ

ショウジョウバカマ

コヨウラクツツジ
早春の山には定番のコワカガミやショウジョウバカマが咲き始めています。
小さくて見つけ難い花ですがコヨウラクツツジも咲いていました。
 

ハウチワカエデ

サルノコシカケ

ブナの花
黒い枝先に産毛でキラキラと輝く新葉を纏い、濃い暗紅色の花房を下げたハウチワカエデは、緑の空間に良く目立ちます。
 
ブナの老木にサルノコシカケを見つけました。ブナの古木には良くコウムケ(ムキタケ)が生えるので、これを採る為でしょうかロープが掛けられています。キノコと一体化してしまった様子から、かなり以前に掛けられ忘れ去られたのでしょう。
その上部を良く見ると緑の葉裏でブナの花が咲き始めていました。老いてなお子孫を残そうとする姿は感動ものですが、人間だったらチョット助平な好好爺と言った所ですかねぇ。何か愛着が湧きます。
で、フッと思ったのですが、森繁久彌さんはお元気だろうか?
 

ムラサキヤシオ

タムシバ

サイクル大会表示
このコースはツツジの花の多い所ですが、ひと際色濃く鮮やかに咲くのがムラサキヤシオ。昔はミヤマツツジと呼んだのですが、花の名の謂れを知ると「紫八汐」がピッタリします。
 
良く花裏に葉を一枚付けるのがコブシと言いますが、花の終わりかけになるとタムシバの葉も伸びて来ます。葉裏が白っぽく細長いのがタムシバとも言われますが、若葉の頃は良く似ていて判断に迷います。葉や枝を噛むと甘味が有り「噛む柴」からの転訛でタムシバだそうですが、太井メは味覚が鈍いのかコブシとの味の違いが良く分かりません。一番の目安としているのが葉を揉んで嗅いで診る事です。タムシバの葉は歯磨き粉のような独特の香りがします。
コブシは比較的標高の低い水辺を好むようで、この辺りの様な標高の高い山肌に咲くのは、タムシバと思って間違い無いでしょう。
 
途中、来週13・14日で行われる自転車レース「つがいけサイクル2009」の看板が設置してありました。白馬大池駅近くから栂池自然園まで標高差1,200mを、早い人は1時間足らずで登り上げるのですから凄い事です。ロープウェイが架かる以前はバスで1時間以上の道のりだったんですよ。



太井メでした L(^o^ve)




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先日歩いた栂池自然園から栂の森までの道路脇にはフキノトウが沢山生えていました。小谷・白馬ではフキノトウの事を「ちゃんめろ」と言いますが、お客様の中で「ちゃんめろ」がフキになると思っている方が意外に多いのにビックリします。「ちゃんめろ」は雌雄異株のフキの花ですね。花が終わってからフキの葉が出て来るので勘違いしていたのでしょう。
 

高山のちゃんめろ

雪消えに群生
高山で雪解けを待ちわびて出てくる「ちゃんめろ」は、雪の下に居る中から花芽を出すので淡い黄色です。その所為か灰汁が少なく風味も良く軟らかいので、天ぷらに持って来いの高山の山菜です。ちゃんめろ味噌を作る時も灰汁抜きせずに軽く炒めるだけで使えます。
 

茎も美味しいよ
伸びすぎた「ちゃんめろ」の茎は煮物にしたり、硬めに湯がいてキンピラにすると、歯ざわりは柔らかめですが、フキと遜色ない味わいが楽しめます。
 

ヨモギの若葉
山菜の天ぷらは上手に揚げないと風味や食感を損なう物が多いのですが、ヨモギの若葉はあまり気を使わずに揚げる事が出来ますね。手ごろに長い期間採取出来るので、今の時期食卓に上がる事の多い山菜です。6月20日からの「みずばしょう祭り」には餅つきの実演が有り、きな粉を塗したヨモギモチが振舞われます。
 

小蓮華山を背景に
道すがら時折ロープウェイの駆動音が聞こえて来ます。栂池自然園に来る人の殆どは、この道の事は知らないのだろうなぁ、と一人悦に入る太井メでした。
 
高山の山菜は総じて灰汁が少なく風味良く軟らかいので珍重されますが、特にフキは皮を剥く必要が無い程軟らかです。
ロープウェイ終点から栂池自然園入口までの道路沿いでは、フキが採って下さいとばかりに群生します。以前、事前に採取禁止の案内をしなかったら、本気でフキ採りを始める人が出て慌てた事がありました。気持は分りますが残念ながら国立公園内は採取禁止なのです。



太井メでした L(^o^ve)




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ゴンドラからロープウェイに乗り換える地点が栂の森(つがのもり)。この辺ではオオシラビソの事を「ツガ」と呼びます。冬期の最上部のゲレンデになります。(2009/06/02撮影)
 

栂の森上部より白馬連峰

白馬三山が間近に

八方尾根と五竜・鹿島槍
栂の森ゲレンデの上部からは白馬連峰が一望でき実に良い眺めです。もう少しするとゲレンデ内にも遊歩道が出来てチョットした登山気分を味わえます。
 

栂の森湿原

大化け水芭蕉

リュウキンカが満開
乗り換え途中の歩道の中間辺りから栂の林の中へ遊歩道が整備され、奥の湿原には水芭蕉が咲いています。もうそろそろ終わり掛けでした。ここには葉っぱが腰丈以上にもなる水芭蕉がありますが、花の大きさも半端ではありません。チョックラ失礼して煙草を置いて見ましたが、大きさが想像できるでしょうか?態度のデカイ太井メでも負けそうなほどの大きさです。
湿原はリュウキンカが満開でした。コバイケイソウも咲く処ですのでまだまだ花は楽しめます。
 

ムラサキヤシオが見頃

乗り換えの歩道

ロープウェイから南の空
林の中の歩道にははまだ残雪があり、足もとが滑り易いのでご注意ください。オオカメノキやムラサキヤシオも咲き始めています。もう少しすると遊歩道の雪も消え沢山の花に出会える事でしょう。
 
南の空には雲がかかり浅間山や八ヶ岳方面は見えませんでしたが、十分に堪能した一日でした。


(´・(ェ)・`)~~hutoi




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ロープウェイのスタッフに聞くと神の田圃の水芭蕉が見頃を迎えたとの事、何時もより時期が大分早いので半信半疑で立ち寄ったところ、正に見頃を迎えていました。良い景色が撮れましたのでご報告。(2009/06/02撮影)
 

神の田圃
此処には毎年通うが水芭蕉の時期に青空に出会えたのは初めての事です。鶯の囀りを聞きながら、貸し切りの湿原のベンチに寝転がり、しばし至福のひと時に浸る。
 

見頃の水芭蕉
湿原の中を流れる小川に沿って咲く水芭蕉は何とも不思議な風景を作ってくれる。リュウキンカが実に良いアクセントだ。
 

水芭蕉と立金華
小振りの水芭蕉だが幸い霜にも合わず、透通った白さが印象的でした。
 

神の田んぼに写る
雪解け水で溢れんばかりの「神の田んぼ」には白馬岳の雄姿が写り込み、神秘の昔語りにピッタリな情景を醸し出しておりました。
 
次回は途中で出会った花々と栂の森遊歩道の様子をお伝えしましょう。


(´・(ェ)・`)~~hutoi




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ホテル直ぐ横のゴンドラとロープウェイを乗り継いで約45分、標高1,900mに広がる日本有数の高層湿原「栂池自然園」の水芭蕉が咲き始めました。とは言えまだ自然園の大半は雪の中、雪の上を歩く事に成りますので、靴底の確りした防水性の高い靴がお勧めです。
 

緑が鮮やかになりました

ゴンドラから見る白馬連峰

ロープウェイから白馬三山
山の木々も大分緑がハッキリしてきました。北に頸城三山、東に戸隠の峰々から浅間山、南に遠く八ヶ岳から南アルプスの連山、正面には雄大な白馬連峰、360度の大パノラマを楽しみながら、緑の上の空中散歩は実に爽快です。
 

まだまだ雪の中

水芭蕉湿原の白馬三山

右奥に小群落が
自然園入口の看板は完全に見えていますが、まだまだ園内の大部分が雪に覆われています。看板から右に進んだ沢の流れ込み付近は雪解けも早く水芭蕉が小群落を作っていました。奥のヤセ尾根ではシラネアオイやタカネザクラが咲き始めたようです。
 

白馬乗鞍岳と

フキノトウも

日に日に雪解けが進む
例年より雪解けが早い様ですので、6月20日からの「みずばしょう祭り」には見頃を迎えそうです。水芭蕉に混じってリュウキンカも咲き始めていました。
 

リュウキンカも咲き始めた

いつも笑顔をアリガトウ

お勧めメニュー
入口に有る栂池山荘のスタッフが外に出ていたので、記念に一枚と声を掛けたら逃げてしまった。(^^;)
皆シャイで優しい人たちです。お勧めは野イチゴのソフトクリームと採れたて山菜のてんぷらそばだそうです。
 
帰りにロープウェイ線下を歩いて下りました。神の田んぼの水芭蕉が見ごろを迎えていましたので明日ご報告します。


(´・(ェ)・`)~~hutoi




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子供の頃に手伝った記憶が薄っすらと残っている味噌造り。藁に縛られて吊るされていた「味噌玉」の風景は鮮明に覚えている。

「小谷村田んぼオーナー推進会議」主催の味噌造り体験が有ると言うので取材に行って来ました。
田んぼオーナーになって、この春田植え体験をした人達も参加していましたが、今年の秋には自作の新米と今回作る手前味噌汁での食事が待ち遠しいと言っておりました。、食品偽装が話題になっている昨今、自分で食べる物を自分で作れば、これ以上安心できる食材はは有りませんよね。
 

古美里(こびり)

完全無農薬の大豆

名前を聞き忘れてしまった
農協の山菜加工場「古美里(こびり)」で行われましたが、「こびり」はこの辺の方言で「小昼」、おやつの事です。
なかなか洒落た命名でしょ。
小谷村で作った完全無農薬の大豆を使います。作柄が心配だったそうですが、形が不揃なのは無農薬の証。今回は茹で上がった所から始めました。まずは大豆を潰す作業から始めますが、この機械が何ともレトロで懐かし~~。構造は挽肉を作る機械と同じです。その昔はこの作業も手作業だったそうです。
 

慎重に

大丈夫かな?

大豆のミンチ
上部のメガホン(笑)の中に茹で上がった大豆を入れてハンドルを回すのですが、この加減がなかなか難しく、入れ過ぎると大豆が途中で痞えて上手くゆきません。少しずつ慎重に棒で突きながら入れると上手く行くようです。
 

マロンケーキ??

トレイに広げ

冷まして置きます
ミンチになった大豆は、以外に白く蕎麦のような色合いでした。粗熱を取る為にトレイに広げます。
 

しろころしではありません

麹を揉み解す

チッチャな手頑張れ
昔は冬場の出稼ぎに造り酒屋に行く人が殆どでした。小谷村は特に「杜氏」が多かったので、味噌造りに欠かせないコメ麹も自作したのだそうです。2年前まで杜氏だった山田さんも手伝いに来ていましたが、麹造りは難しく時間もかかるそうで、今回は市販の物を使いました。固まっているのでよく揉み解します。(山田さんはホテルオーナーの親戚なのです)
 

天白塩

チャンと計って

楽しそうです
次に保存食には欠かせない塩を量り(385gだったかな??)コメ麹と混ぜ合わせます。塩田で作られる天日塩と聞くだけで、美味しくなるような気がしますね。
 

大豆の重さ

杜氏の手捌き

豆の煮汁も入れます
粗熱の取れた大豆のミンチ(1600g)を、先ほど混ぜ合わせたコメ麹と塩と共に良くこね混ぜます。途中で大豆の茹で汁を(お玉一杯半)加えて更に混ぜ合わせます。
 

もう少しです

大分艶が出て来た

手慣れたモンです
講師のお母さんは流石に手慣れたもので、リズミカルな手の動きで見る間に柔らかく艶々と仕上げて行きます。この辺りの塩加減や茹で汁の量、こね方などが味を左右するのだそうで、手前味噌と言われる所以でしょう。
 

手が綺麗に??

ハンバーグ造りの要領で

この位の大きさです
さていよいよカメに味噌を仕込む時がやって来ました。ここからの作業は、カビの繁殖を防ぐために、出来るだけカメの中に空気を残さないようにする事が大事なのだそうです。ハンバーグを作る時の要領で交互に手のひらに打ち付け、空気を抜きながら味噌玉を作ります。
 

あたしが一番最初

こうやって投げるんだゾ

ナイスショット
カメに入れる時も極力空気が入らないよう、カメの底に打ち付ける様に叩き入れます。コントロールが定まらず味噌玉を飛び散らかす人、決断が付かずなかなか投げ入れられずに居る人、賑やかな笑い声や叫び声が飛び交います。小さな口のカメなので少し勇気がいりますが、これが一番盛り上がった作業でした。
 

上出来

みんな出来たかな?

笹の葉を敷きます
何とか仕込みの終わった味噌に一振りの塩を塗し、殺菌作用のある笹の葉で覆うのですが、ここでも味噌が空気に触れないように、確りと敷き詰める事が大切です。
 

慎重に

こんなもん?

落し蓋を乗っけて
更に熱湯消毒されたガーゼで表面を覆い、ビニール袋に入れた落し蓋を置きます。
 

姫川の小石を

重石にして

名前を付けて完成!!
最後に姫川からスタッフが拾って来てくれた石を重しにし、蓋を被せ密封して出来上がり!!
楽しい時は早く過ぎるもので、二時間弱の工程でしたがホントにアッと言う間の事でした。
 

去年の味噌で山菜汁

皆さん御苦労様でした

「ちゃのこ」のパンフレット
無事終了のご褒美に戴いた、昨年仕込んだ味噌を使っての山菜汁は絶品でした。具はネマガリダケ(チシマザサ)、ウトブキ(イヌドウナ)、ミョウガの新芽と絶妙なバランスです。ネマガリダケは生のまま切り込み一煮立ちさせ、サバの水煮缶を汁ごと入れてダシとするのがこの辺の作り方です。これから旬の山菜ですが、シーズンにはサバの水煮缶が売り切れる事もある程です。
味噌の色も正しく「山吹色の味噌」。生味噌の味も実に美味い。表現が難しいのですが「舌に優しい円やかな甘味を含んだ柔らかな味わい」かな?本当に柔らかな優しい舌触りでした。
 
今回の講師は、小谷の母ちゃんたちが作る「おたり娘の会」の方でした。(会名には突っ込みを入れないように)
お礼にコマーシャルです。
「おたり娘の会」では今でも小谷村の郷土料理「ちゃのこ」を作っています。作り方は「おやき」ですが皮に蕎麦粉や馬鈴薯を使い、無農薬、無添加物の食材に拘っています。興味が有ったらこちらからどうぞ。


(´・(ェ)・`)~~hutoi




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