「狂拍子」と「奴踊り」

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 小谷温泉や雨飾山に行く途中で通る、中谷谷(なかやだに)の、中谷大宮諏訪神社は、小谷の各地区にある諏訪神社の総社で、1619年に建立された本殿は、長野県宝に指定されております。ここの神社の祭りは、毎年8月最終日曜日に行われています。
 

お神輿


 祭りに神輿や獅子舞は付き物ですが、ここで演じられる「奴踊り」と「狂拍子」は、県無形民俗文化財に指定されており、なんとも奇妙で愉快な踊りなのです。


狂拍子(くるいびょうし)


 まず最初は二人の男の子が独特の衣装で舞踊る「狂拍子」。この踊りは陰陽合体、万物生成の祈願などを表すのだそうで、先の二本の棒は陰を表し、後の一本の棒は陽を表すのだそうです。くっついては一本の棒を二本の棒で挟み、飛び離れまた踊り出す。千国諏訪神社の「ささら」と同じく、五穀豊穣を祝うのでしょうか。身軽に飛んだり跳ねたりと踊る姿は、とても可愛らしいです。
 

獅子舞


 獅子舞は太古の物語を表現しながら踊っているのだそうです。まだ地上が固まってなかった時代に、天から降りてきた獅子は、ドロドロの地上を地固めし、その後土地の四方を祓い清めます。そして悪魔を追い払う 「狂い獅子」 の激しい踊りへと続き、やがて神様に住む事を許され、喜びの舞いで終わるのだそうです。

 踊り終わって獅子を脱いだ青年は、荒い息を吐いていました。無事に役目を果たした安堵の気持ちと達成感からでしょうか、汗だくの顔に笑みを浮かべ、実に清々しい顔をしていました。


奴踊り(やっこおどり)


 奴踊り」は「ヨイトマカサーノヨイ」の掛け声と、赤頭巾に赤ふんどし、着け髭の出で立ちが面白く、12人がゆったりとした身振り手振りで輪を作り、歩くような踊るような、思わず笑みがこぼれます。
 奴頭が風刺の効いた歌を書いた扇子を広げ、一節ずつ大声で読み、周りの奴が繰り返す。読み始めに「申す」と声を張り上げるのですが、「マヲヲスゥ」と聞こえるこの掛声が、また好い (^^ ♪

 周りのお囃子も、以前は地元の子供たちだけで行われたようですが、過疎化で子供達が少なく、保護者も一緒になって演奏していました。

なんとか末長く残して欲しいお祭りの一つです。



(´・(ェ)・`)~~hutoi

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このページは、hutoimeが2008年9月 1日 13:17に書いたブログ記事です。

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