酸漿、鬼灯(ほおずき)

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キンポウゲ科センニンソウ属の多年草
 
ホオズキは古い時代に中国から渡来したようで、古事記にもスサノウノミコトに退治されたヤマタノオロチという大蛇の眼を、赤加賀智(あかかがち)のようだと形容しています。これはホオズキの事を指しているのだそうです。
 

ホオズキの花と実
同じ科目の野菜のナスも、花が終わった後に蕚(がく)が少し成長しヘタに成りますが、ホオズキはこの蕚が花後も成長し続け実を包んで赤くなります。これは植物の中では大変珍しい事象です。
やがて蕚が枯れて中の赤い実が透けて見えるようになると、まるで明かりがともった中国の提灯のように見えます。英名の「チャイニーズ・ランタン」はこの様子から付けられたのでしょう。
古名に燈籠花(とうろうばな)があり、現在も鬼灯、鬼燈と書くのも、実を火や灯りに見立てたのでしょうね。
酸漿と書くのは漢方薬とされていた漢名からです。
 

ホオズキの花
赤い実を揉み解し果肉を上手に抜くと、丸い袋状の果皮だけになります。これをふくらませる遊びは、古くからあった女児達の遊びだったようです。
枕草子にも大きい物が良い例としてこのホオズキが出て来ますが、たしかにふくらますには大きい方が楽しめます。
古名に保々都岐(ほほつき)があり、ホオズキをふくらませる時に頬を突きだす「頬突き」から名前が転訛したと言う説があります。
ふくらませたホオズキの穴を下唇で塞いで、上の歯で軽く噛むと音が出せます。これを繰り返しギューギューと音を鳴らすには少し慣れが必要ですが、今はもうこんな遊びはしなくなりました。
千年の伝統も危うい物になってしまいましたね。
 
東京・浅草寺の「ほおずき市」が有名ですが
毎年、7月9・10日に開催されるそうです



(´・(ェ)・`)~~hutoi

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このページは、hutoimeが2008年7月 8日 11:29に書いたブログ記事です。

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