スイカズラ科タニウツギ属
緑の中で紅い蕾から濃いピンクへと変化するタニウツギは
よく分枝し群生するので、見ごたえがありじつに豪華です
よく分枝し群生するので、見ごたえがありじつに豪華です
卯の花で知られるウツギは植物分類学ではユキノシタ科で別の種類です。和名でウツギと名の付く仲間のほとんどは、幹に髄があり中空になるので「空(うつ)ろ」のある木から、空木(うつぎ)の名が生まれました。ウツギがウノキになり、その花だから宇之花、更に「ウ」は白兎の連想から卯之花になったようです。
この花が咲き誇る旧暦四月が卯月となり、白と緑のよろいの縅(おどし)が卯之花縅。豆腐の絞りかすも白いので卯之花と呼んでいますね。
空(うつ)ろのある木で沢筋などの谷間によく在るのでタニウツギ。日本海側の多雪地帯に多い落葉低木です。
見事に映えるこの花は庭木などには最高だと思うのですが、この辺では逆に縁起の悪い花とされています。
太井メも依然お仏壇の花にでもと手折って来て飾ったら、曾婆さんに「このバチアタリめ、ソンナムナァ(そんな物は)サッサト(早く)ブチャアッテ(捨てて)こい」と叱られたことを覚えています。
これはタニウツギの枝を墓印にしたり、火葬の際の骨拾いのハシに使ったり、杖として納棺されていたからですが、今ではこんな風習も減り、知る人も少なくなりました。(こんな方言を使う人も少なくなりました)(^^;)
タニウツギなどのスイカズラ科であれば
枝を土に挿しただけで容易に根づきます
墓などの目印にされた枝がやがて根づき
あの世との結界の象徴とされたようです
枝を土に挿しただけで容易に根づきます
墓などの目印にされた枝がやがて根づき
あの世との結界の象徴とされたようです
死者の杖や、骨拾いのハシに利用されたのも
こうした考えの延長に有ったのかもしれません
こうした考えの延長に有ったのかもしれません
(´・(ェ)・`)~~hutoi


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