2008年6月アーカイブ

 
ネット検索していたらウツギ属が、いつの間にかアジサイ科になっていました。どうやら最近の分子系統学で、ユキノシタ科とは縁遠い物となり、アジサイ科が新設されたようです。和名にウツギの名を持つ植物の種類は大変多く、6科11属にもおよびます。
 

空木(ウツギ)・卯の花
梅雨の季節になると、山野にウツギの白い花が目立つようになります。一斉に咲き一気に散ってゆく潔さが、季節の変わり目にはっきりと映り、農耕の歴の中では良い目印だった事でしょう。長野県の鬼無里などでは、苗代の水口にウツギを立て焼米の包をぶら下げ、虫よけにしたと伝えられています。神事に使う火起こしの発火用具にもなっていますし、花の咲き方で稲の作柄を占ったとも有ります。白い蕾の並ぶ姿は稲穂の様にも見え、いつしか神格化されたのかもしれません。
 

赤花のウツギに群れるヒメシジミ
初めて出会った更紗模様のウツギ。図鑑で調べますと「サラサウツギ」は八重咲きが殆んどで、一重の物は見つかりませんでした。白花のウツギと並んで咲き花形も同じです。何方かご存知でしたら教えて戴けると嬉しいです。花色が蝶たちを惹きつけて居るようで、ここにだけヒメシジミが集まっていました。
 

梅花空木(バイカウツギ)2008/06/10撮影
唱歌の「夏は来ぬ」で「うの花の匂う垣根に・・・♪」と歌われていますが、ウツギには匂いは殆んど無く、色の映えを歌ったものだと思います。隣家の庭に咲いたこの「梅花空木(バイカウツギ)」はよく匂いました。この辺では自生の梅花空木は見たことが無いので、園芸店からの購入物かと思います。ウツギよりかなり早咲きで、6月上旬には既に白花をたくさん咲かせて居りました。
 
ウノハナの歌は万葉集にも多く歌われていますが、ウツギの名は見つかりませんでした。確かに卯の花の方が歌としては響きが良いですよね。最近見掛けなくなった花の一つで、食べられる卯の花の方がダイエット食品として有名なようです。
 



(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
遠目に変な色の花と思って近づいてよく見ると
いやぁ~~ 久しぶりに「ドキッ」っとしましたよ
生きてるジャありませんか
 
o(@_@)o ナンジャコリャ!! 
 
で調べて見るとどうも「ベニスズメ」の様です
なんと鳥にも同じ名前があり、此方も綺麗です
 

ベニスズメ(蛾)
それにしても自然のなせる業は実に素晴らしい
歌舞伎の隈取みたいな赤紫の色模様は絶妙だし
ステルス戦闘機はこの蛾をモデルにしたのでは?
と思えるほどに形や各部品は洗練されてカッコイイ
生まれたばかりのようで身体にキズ一つありません
 
幼虫はツキミソウやツリフネソウを食べるそうで
確かに見つけた場所はキツリフネが咲く所でした
成虫は樹液を好むようで、夜行性の蛾のようです
 
スズメガ科ホウジャク亜科の仲間とありました
外国の蜜吸い鳥ハミングバードは有名ですね
日本名を蜂雀(ハチスズメ)とも言うそうですが
蜂雀:ホウジャクと読むと蛾になるのだそうで
双方蜜を吸う時の空中静止の姿がそっくりです



(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
栂池自然園はやっと水芭蕉が群生し始めました
もう少し緑が増え色濃くなるともっと映えるでしょう
 

水芭蕉の群生
水芭蕉湿原の名の通り一面の群生は見事です
遊歩道も幅広く改築され車いすでも回れます
立ち止まって写真を撮れる余裕も出来ました
これで青空と白馬三山が有ったら最高ですが
地元に居てもなかなか好条件に恵まれません
 

リュウキンカ
立金華(リュウキンカ)も群生を始めました
白い群生に緑と黄色の対比が一際目立ちます
茎を真っ直ぐにち上げて色のを咲かす
上から見ると解りませんが横から見ると納得です
 

水芭蕉湿原入口方面
開園当初この辺の沢も浅い流れでしたが
今は大分削られ深い溝と変わっています
流水に浮かぶ水芭蕉も少なくなりました
群生の中に小さな木も生え始めています
広い群生もやがて林と化すのでしょうか
 

ミズバショウとリュウキンカ
ミズバショウにはリュウキンカが似合いますが
何回撮っても色を出すのが難しい組み合せです



(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
お待たせいたしました
高嶺の桜が咲きました
 
バラ科サクラ属
 
高嶺桜(たかねざくら)
別名:嶺桜・峰桜(みねざくら)
 

タカネザクラ
桜の中では最も高い所で咲く種類でしょう
栂池自然園より少し低い場所での撮影です
自然園内では来月中旬頃まで見られるかも
 

タカネザクラの花
何メートルにもなる積雪に耐えたのでしょう
幹は地面から斜めに立ち上がっています
枝は柔軟性があり、大木は見かけません
 

コヨウラクツツジと
八重桜のように見栄えのする咲き方ではありませんが
小さな淡いピンクの花はかえって高山には似合います
 
花見酒といきたい所ですが
本日はマイカーでした (>_<) !



(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
ボタン科ボタン属の宿根草
 
ボタンは木本ですがシャクヤクは草本です
立てば芍薬、座れば牡丹と例えられるように
牡丹は枝分かれし横に枝を張るのに対して
芍薬は枝分かれせず真っすぐ立ち上ります
両者を区別する時一番の目安が葉の形状で
牡丹の葉の方は先端の小葉が浅く3裂します
 

白樺に囲まれて咲くシャクヤク
芍薬(シャクヤク)は漢名の音読みですが「薬」の文字が使われているように、古くから根が薬用に供されて来ました。けいれんや鎮痛、てんかんなどに効くとされ、古代ギリシャ、ローマでも薬だったようです。学名にもギリシャ神話の医の神ペオン(Paeon)が使われています。てんかんに悩んだシーザーも使っていたのかも知れません。
 
芍薬は花相(花の宰相)、牡丹は花王とも呼ばれます。花王で思い出しましたが、花王石鹸は明治の頃、洗顔用に販売された顔石鹸のイメージを良くする為に「顔」を「花王」に言い換えたのだそうですね。シンボルマークの三日月も最初は右向きだったのが、右向きの三日月は欠けて行く姿なので縁起が悪いと左向きに変えたのだそうです。
 
今宵の月は更待月(ふけまちづき)
夜更けにならなければ見えませんが
梅雨時の月見酒は望み薄ですなぁ
 
・・・ えらく話がとんでしまった(^^;)V



(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
スイカズラ科タニウツギ属
 
緑の中で紅い蕾から濃いピンクへと変化するタニウツギは
よく分枝し群生するので、見ごたえがありじつに豪華です
 

タニウツギの群生
卯の花で知られるウツギは植物分類学ではユキノシタ科で別の種類です。和名でウツギと名の付く仲間のほとんどは、幹に髄があり中空になるので「空(うつ)ろ」のある木から、空木(うつぎ)の名が生まれました。ウツギがウノキになり、その花だから宇之花、更に「ウ」は白兎の連想から卯之花になったようです。
この花が咲き誇る旧暦四月が卯月となり、白と緑のよろいの縅(おどし)が卯之花縅。豆腐の絞りかすも白いので卯之花と呼んでいますね。
 

タニウツギの花
空(うつ)ろのある木で沢筋などの谷間によく在るのでタニウツギ。日本海側の多雪地帯に多い落葉低木です。
見事に映えるこの花は庭木などには最高だと思うのですが、この辺では逆に縁起の悪い花とされています。
太井メも依然お仏壇の花にでもと手折って来て飾ったら、曾婆さんに「このバチアタリめ、ソンナムナァ(そんな物は)サッサト(早く)ブチャアッテ(捨てて)こい」と叱られたことを覚えています。
これはタニウツギの枝を墓印にしたり、火葬の際の骨拾いのハシに使ったり、杖として納棺されていたからですが、今ではこんな風習も減り、知る人も少なくなりました。(こんな方言を使う人も少なくなりました)(^^;)
 
タニウツギなどのスイカズラ科であれば
枝を土に挿しただけで容易に根づきます
墓などの目印にされた枝がやがて根づき
あの世との結界の象徴とされたようです
 
死者の杖や、骨拾いのハシに利用されたのも
こうした考えの延長に有ったのかもしれません



(´・(ェ)・`)~~hutoi

前山百体観音

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栂池高原スキー場の反対側に前山と呼ばれる低い尾根があり、裾野を沿うように「塩の道・千国街道」が通っています。その一画には江戸末期に高遠の石工によって彫られた、西国・板東・秩父の巡礼供養塔が入り混じって、白馬三山を望むように立ち並んでいます。以前は村の各所に有った物ですが、明治の新道の開通により行き場を失った石像がここに集められました。善意の村人達が一体づつ背負ってここに運んで来たのだそうです。
 

前山百体観音
百体観音前には今年から小さな遊歩道が出来ました。春先には水芭蕉が咲いていましたが、今はサワオグルマが満開です。緑と黄色の風景の中で、刈干と水車の取り合わせが実にニクイ演出をしてくれています。
 

百体観音前遊歩道
塩の道の春の花たちも終焉を迎え、だんだんと夏の花に変わりつつあります。今、土道の脇を華やかに彩っているのがウマノアシガタ。キンポウゲの仲間のこの花は、花びらがテカテカ光るので分かります。蹄鉄など無かった時代、馬の蹄を守るために穿かせた馬ワラジ(馬沓)の形が、この花の輪郭に似るので命名されたのだそうです。昔はキンポウゲと呼んでいましたが、正確にはこの八重咲きの物を金鳳花(きんぽうげ)として区別しているようです。
 

道脇を飾るウマノアシガタ
残念ながら観音像は今では八十体ほどしか残っていません
無くなった物のほとんどは盗まれてしまったのでしょうが
お隣の庭先に置いて有ったりなんぞは ―(T_T)→グサッ!!!



(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
スイカズラ科ガマズミ属の落葉小高木
 
通常オオカメノキの花びらは5枚ですが
八重咲きの花に出会ったのは初めてです
 

八重咲きオオカメノキ
遠くから見ると白いアジサイが咲いているかのように見えます。周りに白く目立つ花びらは5裂し装飾花で結実しません。中央にある星形の小さな花が正常花で結実します。アジサイの装飾花は蕚(がく)片の変化した物ですが、こちらはれっきとした花弁です。その証拠に花の裏側を見ると小さな蕚があるので分かります。
 

オオカメノキ
よく似ているのが同じ仲間で同じ頃に咲く藪手鞠(やぶでまり)。比較的低地の広葉樹林の中や林の縁などの水気の多い場所を好みます。オオカメノキとの見極めで一番手掛かりになるのが4枚に見える装飾花で、よく見ると蝶の頭の様に5枚目の小さな花びらが有るのが分ります。ヤブデマリの葉の方が葉脈は深く平行で規則正しく刻まれています。
 

ヤブデマリ
オオカメノキはこの辺では標高1000m辺りから亜高山帯にかけて生育し、特にブナ林の中でよく見かけます。丸型の絞り模様の葉を亀の甲羅に見立て大亀の木と名付けられたとよく聞きますが、ガマズミより葉も花も実も大いので、オオガマの木からの転訛説に信憑性を感じます。葉がよく虫に食われているので、ムシカリの別名もあり、利休の好んだ茶花の一つです。秋には赤い実を上向きに多数付け、熟すと黒くなります。赤から黄色と多彩に変化する紅葉も見過ごせません。
 

オオカメノキの紅葉
栂池自然園便りに紹介されていますが
新芽が「ウルトラマン」にそっくりで
出会うと思わず笑みがこぼれて来ます
 
o(o|o)○シュワッチ



(´・(ェ)・`)~~hutoi

里山と白馬連峰

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晴れの日が続き高山の雪解けも進みそうです
半袖シャツを引っ張り出しては見たものの
明後日辺りからは下り坂の天気予報です
また長袖シャツに逆戻りかも知れません
 

早朝の白馬三山
日の出が4:28、日の入りが19:08
昼間の時間がずいぶんと長くなりましたね
久しぶりに早朝の白馬連峰に会いに行って参りました
田圃の苗も成長し緑の風景に一役かってくれています
 

夕暮れの白馬連峰
この辺では海岸より1時間ほど早く山に陽が沈みます
雲が出て来たので夕焼けを期待しての再挑戦でしたが
夕陽が傾くに連れて何時の間にか雲は消えていました
真っ赤な夕焼け雲はしばしのお預けとなり残念でした
 
明日も快晴の白馬連峰が拝顔できそうです
十五夜の月見酒も大いに期待が持てますが
 
今宵は一夜早い
待宵月の月見酒と洒落ましょうか(^^ ♪



(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
フウロソウ科オランダフウロ属(エロディウム属)の多年草
 
園芸流通名:ヒメフウロ、ベニバナヒメフウロ
エロディウム・バリアビレ(かもしれない)
 
ホテルのベランダの鉢植えに可愛い花が咲いていた。女将に聞くと
「聞いたけど名前は忘れちゃった」(*^.^*)ってヾ(▼ヘ▼;)ダミジャン!
 

エロディウムの仲間
判らないとなると気になって眠れない太井メですので早速調べましょうと図鑑を引っ張り出しましたが、園芸店からの購入となると山野草図鑑にはないのでは?と思いまずはネットで。
何時も園芸品種でお世話になっている「米村浩次の花の世界」様からの検索(ホントいつもお世話になております)。花がハクサンフウロに似ているのでフウロソウ科に限定・・・「エロディウム」のようです。
流通名が姫フウロ。「ヒメフウロ」で検索すると、なんと山野草で同じ名前の別の花がヒット。
しかもこれがまた同じ名前の「ヒメフウロ」で山野草店から出回っていると言うから、何ともややっこしいことになったのです。
 

ベニバナヒメフウロ?
さらに混乱するのが、属名が和名からラテン語に変わっていたこと。ゲンノショウコはフウロソウ属と覚えていたがゲラニウム属になっている。ただでさえ横文字に弱いのに・・・(#+_+) 太井メ愛用の植物図鑑には属名を和名で書いてあるので、これまたややこしい事になってきた。
 
フウロソウの仲間でも良いような気もするが、園芸種のゼラニウムと可憐なハクサンフウロを同じ仲間とするのも何か抵抗がある。最近の園芸種はハイブリッドの新種がドンドンと出てくるし、植物学でも遺伝子分析で属が変わる物が出てくるしで、今回は「エロディウムの仲間」あたりが無難かもしれません。
この花は多年草で株分けでも増え、花も次から次へと夏まで咲くようで、増やすと見ごたえのある花になりそうです。
 
園芸植物の流通業界も新種を販売する時は「売らんかな」一辺倒の名前じゃなくて、植物分類学上でも混乱しない素敵な流通和名を考えて欲しいもんです。ちなみに「オランダフウロ属(エロディウム属)は日本に1種も自生していない」と言う事です。
 
混乱して思わぬ手間がかかった・・(つД`)グスン
 
今回はややこしい愚痴話でごめんなさい
色香漂う「エロディウム」に免じて
 
忘れてやってください ヘ(x_x;)ヘ



(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
岩手・宮城の震災で亡くなられた方々には
謹んでお悔やみを申し上げます
被災地の皆様には一日も早い復旧をお祈りいたします

 
白馬村の南端に位置する「親海湿原と姫川源流」は
長野県の自然環境保全地区に指定されています
 
白馬さのさかスキー場の駐車場に車を置き徒歩で向かいます。途中の姫川源流に入る分岐点から、更に奥へ真っ直ぐ進むと野球場程の湿原が広がっています。標高750mにもかかわらず亜高山帯から高山帯の湿原植物が豊富な貴重な湿原です。
 

およみ湿原
5月下旬のミツガシワの群生も見事ですが、今回はカキツバタが群生していました。サギスゲも昨年より増えたようで白い花穂が群れ、一際背の高いサワオグルマの黄色もよく目立っていました。
 

サギスゲ・カキツバタ・サワオグルマ
大町市の仁科三湖(南から木崎湖・中綱湖・青木湖)の一つ、青木湖からの湧水で潤っていると聞きますが、青木湖の湖面が此処より100mほど高い位置に在ることを考えると納得ができます。湿原の中央に遊歩道が作られ貴重な植物を間近に見ることができます。
 

遊歩道周りのカキツバタ
風が騒ぎ雷の音がして来たので
あわてて車に駆け戻りましたが
予想どおり雨が降って来ました
 
この時期、大陸の高気圧の影響下にある時は
午後に天候が急変する事があるのでご注意を
何でも北アルプス山頂にはミゾレが降ったとの事
 
(゚◇゚;)ビックリ!



(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
モクレン科モクレン属の落葉高木
 
ホオノキの名は「大の木(おおのき)」に因んだとの説もあり、成長が早く大木になります。日本全国に分布して、かつては生活に密着した木でした。
朴歯下駄は戦前の学生の象徴でもありました。材は柔らかですがひずみや狂いが少ないので、版木や刀のサヤにも使われていました。アイヌ語では矢筒の木と呼んでいるそうです。
大きな葉が特徴で、日本産の木の中でその右に出る物は無さそうです。万葉集には「ほほがしわ」として葉を折ってお酒を飲んだ事が歌われており、古くから物を包んだり、器として利用されていたようです。
香味味噌を乗せて焼く、飛騨の「ホオ葉味噌」は有名ですが、信州でも米粉をこねアンを入れ、ホオ葉で包んで蒸した「ホーッパもち」があります。佳い香りが付くので、他の地方でもムギやソバなどを包んで、団子にしていた所があったようですね。
 

朴の木
葉が展開してから花が咲くので、下から見ても大きな葉に隠れ目立ちません。花の大きさは直径15㎝にもなり、日本の大木でこんな大な花を咲かす木を他に知りません。緑の中でこの大きな白い花を見つけた時の強烈な印象はしばらく尾を引きます。
芳香を伴うとありますが、咲く位置が高すぎて嗅いだことはありません。またモクレンの仲間は、1億年以上も前の地層から化石が見つかっており、花にも原始の植物と言える特徴が見られるのだそうです。
 

ホオノキの花
かつては身近な存在だったホオノキでしたが、関西以西の平地では、同じモクレン属のタイサンボクに、その地位を奪われつつあります。アメリカの東海岸に分布する、常緑樹のタイサンボクの方が、花の大きさでは負けますが、見ごたえのある花の数の多さで、公園樹や街路樹などとして人気を博し、身近な存在になって来ているようです。
 
栄枯盛衰は世の常といえども
朴の木の白い大きな花からは
いにしえの古き良き時代が偲ばれます



(´・(ェ)・`)~~hutoi

神の田んぼ

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殆んどの人は帰りにもロープウェイを利用しますので
ここを訪れる人は皆無に等しく実に静かな好い所です
水芭蕉の盛りには少し早かった様で残念でありました
 

神の田んぼ
地塘(ちとう)と呼ばれる小さな水たまりが点在し、カヤツリグサの仲間やイグサの仲間が生えるので、昔の人は神様の植えた田んぼの様に見えたのでしょう。真ん中を小川がS字状に流れているので、水芭蕉もそれに沿って咲き揃い、なんともユニークな風景に出会えます。
 

白馬三山
神の田んぼから眺める白馬三山は意外に近く見え、ドッシリとした落ち着きがあって、これもまた一見の価値ありです。左側の尖った山が「白馬鑓ヶ岳(はくばやりがたけ)」横に並ぶのが「杓子岳(しゃくしだけ)」真ん中鞍部の残雪で白く見える箇所の下方(前山に隠れ見えない)が、日本三大雪渓の一つ「白馬大雪渓(はくばだいせっけい)」になります。右側でなだらかな稜線を広げているのが「白馬岳(しろうまだけ)」この三つの山を通称「白馬三山(はくばさんざん)」と呼んでいます。
 

水芭蕉とリュウキンカ
湿原を緩やかに流れるせせらぎには水芭蕉が咲き始め、茎を立ち上げ金色の花が咲く「立金華(りゅうきんか)」が寄り添っていました。爽やかな緑と鮮やかな黄色に対比して、水芭蕉の苞の白さがいっそう輝いて見えます。
 

サンカヨウ
さわさわと揺らぐ新緑は清香を誘い
うぐいすのさえずりが耳をくすぐる
柔らかな日差しがまぶたから染み込み
暖ったかな思いで満ち溢れて来る



(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
今週末から栂池自然園の水芭蕉祭りが始まります。下見がてら様子をうかがいに行ってまいりました。6人乗りゴンドラと71人乗りロープウェイで約45分。標高1,900mに広がる日本有数の高層湿原です。
 

自然園入口手前
雪解けが遅れているとは聞いていましたが、こんなに雪が残っているとは思いませんでした。ビジターセンターでの話では昨年より1週間以上は遅れているようです。週末からの水芭蕉祭りは残雪の中でのお祭りになりそうです。
 

自然園入口看板前
何時もの定点撮影場所、自然園入口看板の周辺は50cm以上の積雪があります。水芭蕉湿原はまだ一面の雪景色でした。
 

岩魚の群れ
入口の小川では今年も岩魚が迎えてくれました。4・5匹で群れていましたが、川の中に人の影が入っても悠然と泳いでいます。天敵のトビやタカもここまでは上がって来ないようですね。昔はよく見た光景ですが、今では川で魚の泳ぐ姿を目にする事は難しくなりました。
 

水芭蕉湿原より白馬三山
水芭蕉湿原の右奥に川の流れ込んでくる所があります。この辺では真っ先に雪が溶け出す場所ですが、水芭蕉の小群落を見ることが出来ます。緑の葉も伸び初めリュウキンカの黄色い花も少しづつ咲き始めていました。
 
↑写真右端が白馬乗鞍岳の稜線になります
隣の尖った山が新潟県の最高峰、小蓮華山
その左が白馬三山の主峰、白馬(しろうま)岳
左奥に杓子(しゃくし)岳と白馬(はくば)鑓ヶ岳
本当に久しぶりに晴れ渡った空を見ました
北アルプスにはやはり青空が似合いますね



(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
夜勤明けで深夜の帰り道、車のフロントガラスが曇り立ち往生。エアコンを点けてしばらく待機、外気は結構冷えていたようです。温泉に浸かってからの帰りであまり気にならなかったのですが、レースゴール地点の係員は寒くて辛い一日だったことでしょう
 
昨日は栂池イベントの一つ「つがいけサイクル」ヒルクライムレースの日でした。国道入口上(標高625m)からロープウェイ終点の自然園駅(標高1,825m)まで、全長が約17km、標高差1,200m。ほとんど登りだけの過酷なレースです
 

つがいけサイクル
白馬三山と田んぼ風景をバックにと撮影場所に目星をつけて置いたのですが、前夜が夜勤でなかなか寝付けず目が覚めたのが8時50分。スタートが9時で車は通行止め。残念ながら場所を変更での撮影になりました(何時もこんなんで m(_ _)mスマミセン)
 
 ロードレーサーの部とマウンテンバイクの部に分かれているのですが、車で1時間以上は掛かるコースを、優勝タイムは1時間を切ります。男子はロードレーサーがダントツに早いのですが、女子は昨年と同じマウンテンバイクの人が優勝したようです(レース界では結構有名人)。見ていると、いとも簡単にスイスイと登って行きます。
 

お父ちゃんがんばれ
白髭のダンディーおじさんが今年も走っておりました。実にスマートで足が長くて羨ましい限り。お父ちゃんが走っているのでしょうか?家族連れも結構応援しておりました。幼い兄弟が一生懸命拍手で応援する姿が何とも微笑ましい。この瞬間のお父ちゃんは子供にとってはヒーローなんだろうな。今日の日は一生涯残る思い出になることでしょう。
 

隣家のミヤマオダマキ
太井メも「自転車で通ったらメタボも治るでしょうに」と言われる前に書いておきましょう。
ただ太井メで無くなると日記のタイトルに困るし
 
っと言い訳もわすれませんゾ・・・壁|_~)ノ~~



(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
禅語を調べていたら「放下著」と言う言葉が目に留まりました。間違っても「下着(したぎ)を放(はな)つ」と読まないでください、との但し書きがありましたので・・・ご注意を・・・(;・・)ツ☆
 
放下(ほうげ)とは、投げ捨てる、放り出す、捨て切ると言う意味があり、著(じゃく)は強調する時に用いるのだそうです。「すべての執着を捨て去りなさい!!」と言う事のようです。
 
人生をある程度過ごすとそれなりに地位やら名誉やらが周りを取り巻いて来ます。肩書きやら財産やらお金やら捨てる事の出来ない荷物がどんどん増えて行きます。これらへの執着心を思い切って捨て去ることができるならば、本来の自分を取り戻せ、いっさいがありのままに見えてくるのだそうです。
 

塩の道千国街道
もう一つ禅語に「知足(ちそく):足(た)るを知(し)る」と言う言葉があります。「貧乏とは何も持っていない人のことではなく、多くを持ちながらもまだまだ欲しい欲しいと満足のできない人のことである。何もかも足りていると感じる事が出来るならば、今すぐにでも裕福になれる」と説いています。
確かに背負った荷物を捨て去るのは難しいですが「我欲を捨てて現状に満足しなさい」くらいは何とかできそうな気もします。いくら大きな荷物を威張っても、あの世までは持って逝けませんもんね。
「座って半畳、寝て一畳」ってな言葉も有りますから。
 
((^┰^))ゞなんつって
 
 ガソリンが上がっても高級車は憧れだし
モニターの大きな一眼レフは欲しいし
(女将!! ↑ここ重要)
夜毎の美味い酒とアテは止められないし
給料だけを頼りにしてくれる人も居るし・・壁|_・)
欲を捨て切るには出家でもしなきゃネエ
太井メにはまんず・・・無理な話でした 
 
(=∩ω∩=ゞエヘヘ♪



(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
昨年春にもご紹介しましたが
もう少し解り易い写真をと思い再投函です
 
キク科ムカシヨモギ属の越年草または多年草
 
今休耕田などで盛んに咲いている花の一つです
多年草で株でも増えますので最近多くなりました
薄いピンクの花色は成長と共に薄れて来るので
初夏に咲く姫女苑(ヒメジョオン)に似て紛らわしい
 

ハルジオンの群生
ハルジオンの特徴の一つに茎が中空になっていることが挙げられます。茎を強く摘まんで見ると潰れるので判りますが、なんだか可哀そうです。蕾がうな垂れるのも特徴ですが、開花すると立つので決定打に欠けます。一番は葉柄が無く茎から生える葉の基部が、耳形で茎を抱く事でしょう。枝に見える花柄は白い短毛を持ち、茎は単立し枝分かれはしません。良く分枝するのが姫女苑で、茎の中心に白色の髄が有り葉柄も有ります。
 

ハルジオンの花
秋に菊に似た薄紫の花が咲く紫苑(シオン)は、温暖な地を好みますが、特に九州の山間に多く、阿蘇山の原野は紫苑の自生地として有名です。中国から薬草として渡来し、漢名の紫苑の音読みで名付けられました。平安時代には既にシオンと呼ばれ、薬草として利用されていたようです。秋に咲く「紫苑」に対し、似たような花を春に咲かす事から「春紫苑」
 

ハルジオンの茎と葉
姫女苑を最近亜高山帯で見かけるようになりました。高山の花たちは平地での生存競争から高地に逃れ、長い年月を経てやっと今の場所に適応できたのです。ですから短期間での環境の変化には特に弱いのです。平地の植物の種を靴などに付けて持ち込まないよう、高山を訪れる人は十分に注意して欲しいものですね。
 
「ハルちゃん空っぽ、蕾をうなだれ、葉は抱(いだ)く」
と覚えますが
 
再度「ハルちゃん」ごめんねm(_ _"m) ペコリ



(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
ミズキ科ハナイカダ属
 
林床や沢筋の湿気の多い斜面に自生します
高さ1メートルほどで目立たない灌木ですが
葉の上に実を付ける日本で唯一の木だそうで
植物学の上では世界的に有名なのだそうです
 

ハナイカダ
「花筏(はないかだ)」という風雅な名前ゆえか、茶席の花や生け花として用いられ、広く知られている植物です。夏に入ると黒く熟した柔らかい実が付くので目立ちますが、花は緑色で小さく場所を知らなければ見過ごしてしまうかも知れません。雌雄異株です。
 

ハナイカダの花
花が葉の上に乗った様子を、筏乗りにたとえ名付けられたようですが、江戸時代以前はママコナと呼ばれていたそうです。葉の中央につく実を飯粒にたとえ「飯っ子(ままっこ)」。語尾に「菜(な)」のつく名前を持つ植物はたいがい食べられますが、若葉を煮ると松茸の香りがして、昔はつくだ煮にして食べたのだそうです。
 

ミヤマママコナ
近代「ママコナ」で呼ばれる植物はゴマノハグサの仲間です。同じように花弁に現れる二つの白い班を飯粒にたとえたようですが、「継子(ままこ)に食べさせたいほど不味い菜」と言う異説もあります。高山に夏咲く「ミヤマママコナ」という花がありますが、教えても一遍で聞き取る人はまず居ません^^  寒い尾根筋で出会うと大変で、唇の準備運動を怠ると「マ」の数を間違う羽目になります。ただ「マ」の繰り返しが三回だと覚えると絶対忘れません。
 

ニホンアマガエル?
葉っぱの上でカエルが休んでおりました。色々調べましたがどうも特定できません。低木の上でしたから木に登れるはずです。可能性が高いのがニホンアマガエルか?カメレオンのように色を変えるのだそうです。初めて知りました。 w(☆_★;)wビックリ
 
色を変えるから「カエル」??では無く
元の生まれた所に戻ってくるからだとか
 
カエルもいよいよ恋の季節に入ったようで
毎晩悩ましい声を張り上げ合唱しております
 
ふぁ・・・(∈_∈).。oO○ 眠れませんゾ



(´・(ェ)・`)~~hutoi

2010年7月

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