実の生る山吹

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栂池高原から日本海へ向かうこと30分ほどで新潟県。県境を越えると直ぐに姫川沿いに大糸線平岩駅があり、駅から姫川を挟んだ対岸が長野県。古い湯治場「姫川温泉」が見えます。小谷村の郵便屋さんは新潟県から橋を渡って長野県へ入り直すのです。
あと15分も走れば日本海ですから流石に花の開花期も早く、岩山のあちらこちらでは既に山吹が見ごろを迎えていました。
 

山吹の群生
 
山吹はバラ科で中国と日本だけに特産する一属一種の珍しい植物で、「花びら五枚でバラバラかぁ」と覚えたバラ科の特徴が見られます。江戸城を築いた太田道灌で有名な「八重山吹」は交配種で結実しませんが、野生種の特徴でもある五枚花弁の一重山吹は少しですが実を付けます。
 

絡み合う藤蔓と
 
八重咲き山吹は古くは源氏物語に、枕草子にも大きいものがよい中に出てきます。万葉集に至っては十七首もの歌が詠まれており、黄色花の少なかった平安時代には人気が高かったようです。
 

自生の山吹
 
平安の頃から栽培されていた伝統のある山吹
最近庭に植える人はほとんど無いようですね
苔むした緑の岩肌に控えめな一重の山吹
実に好い取り合わせだと思うのですが


(´・(ェ)・`)~~hutoi

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このページは、hutoimeが2008年4月29日 15:38に書いたブログ記事です。

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