日の出の時刻が大分遅くなった。朝目覚めてもあたりはまだ薄暗い。ストーブを点けようかどうしようかと一瞬迷うほどこの二三日の気温は高い。時刻は6時30分、日の出前の静寂のひとときが好きです。
「和敬静寂」(心をやわらげ、互いにうやまいあい、心清らかで、何事にも動じない姿)千利休が茶の湯の心得を説いた言葉です。
集団になると多くの場合、力の強い者に引きずられる傾向にあります。弱者はへつらい、我慢し、あきらめることで集団になじもうとします。強者も気を許すと何時立場が逆転するかもしれません。利休は戦国のつわものどもを「茶室」という空間に押し込むことで、このしがらみを解くことに成功しました。
茶室では、持て成す側とそれを受ける側という、立場の違いこそあれ、そこに上下関係は存在しません。平等の場を作ることによって初めて「和敬静寂」を説くことが出来たと思うのです。
しかし利休もやがて秀吉に切腹を命じられます。いつの世でも人間の欲望は尽きることを知りません。
互いに争う立場にいても、相手の立場になって考え、認め合うことが出来れば、共感できるものも生まれ、それを通じて互いに理解し合えるようになり、やがてや尊敬の念も生まれることでしょう。しかし日々のしがらみや利権に取り付かれた昨今の「つわものども」には到底無理な話のようです。
(´・(ェ)・`)~~hutoi

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