2007年11月アーカイブ

大出(おおいで)

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集落が大きくなり家を建てる場所が狭くなると、近くの新たな場所に集落を作る。これを出村と言い、小規模なものを「小出」、大きくなると「大出」と呼んだ。また横を流れる姫川がここで急にS字にカーブしていることから、出っ張った場所の意味もあるのかもしれない。白馬鑓ヶ岳から下山してくる途中に「大出原(おいでっぱら)」と呼ぶ大きな花畑がある。
 
 

早朝の大出河原
白馬から鬼無里方面に国道から分かれて直ぐ、姫川を渡る手前が大出です。駐車場は橋を渡った左側にあります。白馬三山を真正面に、茅葺きの屋根が有り、吊り橋の下に流れる姫川の風景。夏ここに来ると大概、絵を描いていたり、カメラを据えている人達に出会います。それだけ知名度が上がったと言うことでしょう。昔は川の中に大石がゴロゴロしていて大岩魚の住む場所でした。周辺はすっかり整備され、見通しも良くなり釣りなどしていると恥ずかしいくらいです。
 
大出のある家の雪隠に河童が出て、腕を抜いてしまったという言い伝えがあります。いずれ機会が有りましたらご紹介しましょう。待てない人は、初代社長郷津弘文が残した「千国街道からみた日本の古代」と言う本に出ています。当ホテルでも一冊1,800円で販売していますのでお問い合わせ下さい。古代史に興味のある人にはなかなか面白い本で、太井メも時々日記の参考文献で使用させてもらっています。

大出の吊り橋
 
明日から研修旅行(名目上)です。2日ほどお休みいたします
 
PS:女将のカメラが壊れました。
あの人は後ろにも目が付いているに違いない。詳しくはこちら


(´・(ェ)・`)~~hutoi

掬水月在手

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「水を掬(きく)すれば月手に在り」
元は中唐の漢詩の一節、禅の教えを説く言葉として知られています。誰にでも手に掬(すく)った水に映せば月を手にすることが出来ます。ただ手に水を掬うことを知らなければ月を手にすることが出来ません。同じように仏の慈悲も万物分け隔てなく注がれていますが、それを掬い取る心を知らない人に慈悲は感じることができません。
と、ある本にありました。
 

陽は昇り

月が有り

陽が暮れる
人は本来、事の善し悪しを本能的に察知する能力を持っていると思うのです。悪いことかも?と感じつつ、つい「まっいいか」って事が有りますよね。手の中の水がゆれていると、丸い月は歪んで映ります。ひがんだり、ねたんだり、心が荒れた日々を過ごしていると、本来持っていた善悪の価値基準がだんだんと歪んでしまうのですね。ゆれる月の姿が不思議に思わなくなるのです。
自然と対峙している時、荒れた心が癒される瞬間があります。それを味わいたくて写真を撮っているのかも知れません。
 
有るがままに受け入れ、有るがままに生きる。喧騒とした現代社会では難しいことですが、あこがれる生き方ではあります。
 
今日も陽は昇り、月が有り、陽が暮れました。


(´・(ェ)・`)~~hutoi

紅葉の名残

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一眼レフが修理を終わり退院してきました。
\(^o^)/ 早速試し撮りに。
 
快晴ですが午後になってしまったので北アルプスは明朝にお預け。紅葉の雪景色を探したのですが、殆どの木は葉を落としてしまいました。わずかに残る紅葉も色あせて、季節はすでに冬です。
 

ミズナラ

コナラ

コマユミ
 
ミズナラの赤茶けてしまった葉、コナラのくすんだ黄色、太陽は頭上に。この条件下で良い色を求めるのは、太井メの腕ではチョット無理。逆光とPLフィルターでなんとか色はでましたが・・・。 林の中の木漏れ日で撮ったコマユミに残る最後の秋が寂しさを誘います。
 
ホテル横の駐車場は満車に近い状態。スキーを担いだ家族連れが笑い声を残して通り過ぎて行きます。子供達の薄赤く陽に焼けた笑顔は、想い出が一杯になって溢れ出た証のようです


(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
昨夜は庚申講の夕宴がありました。干支で言うところの「庚申(かのえさる)」の日です。人間の体の中には三匹の虫(三尸:さんし)がいて、庚申の日の人が寝ている間に、天上の神様にその人の悪行を報告に行くのだそうです。罪状によっては寿命が縮められるので、それじゃあ寝ずに朝まで起きていましょうと、仲間内で集まって始まったのが「庚申講(こうしんこう)」のいわれです。
 
身を慎むのではなく「寝なければ虫も報告に行けない」と言う、逆転の発想が面白いですね。60日に一回くる庚申の日を3年間18回続けた記念に建てたのが 庚申塚とか庚申塔と呼ばれる物なのだそうです。
 

 
中国の道教から来た庚申思想は多神教の日本人らしく、神道や仏教と入り混じり日本独特の発展をするのですが、この辺でも「おこしんさま」と呼ばれ今でも行われています。年6回の庚申当番に合わせ6軒単位で講を作り、各家から重箱などを持ち寄って当番の家に集まったようです。

 
しかし過疎化や老齢化に伴いこう言った集まりもだんだんと廃れ、残っている所でも宴会場を借りてやることが多くなり、徹夜までする講は少なくなりました。難しい作法や禁忌なども徐々に簡略化され、目的が仲間と集まる酒宴になっている所が多いようです。

 
ホテルでもこの行事をお受けするのですが、だんだんと少なくなり年1回の所が殆んどです。やらなくなってしまった所も多いですね。



(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
11月23日ゲレンデオープン決定!!!
 
明後日、11月23日からハンの木コース最上部の緩斜面がオープンします。圧雪した上に50cm以上積もったようです。明日も一日降り続くようですので、23日の積雪量は十分でしょう。ゴンドラと高速ペアリフト一本が運行します。上部への行き帰りはゴンドラで往復です。初級者でも安心なゲレンデですので、ぜひお越しください。1日券も格安です。
 

 
今日はガイド養成講座の最終仕上げ「救急法」の講習会に行ってまいりました。心肺蘇生法とAED(電気ショック)の使用手順を教えていただきました。大勢の前で大声を上げるのは照れ臭いものですね。手順を頭の中に入れても最初は体が動きません。それでも何度かやるうちに何とか自信もつきました。何時でもOKです。倒れるなら太井メの前で・・・いやいや、こんなことにはならない方が良いですよねぇ。お身体大切にしてください。
 
皆さんもぜひ機会を作って救急法講習会に参加してみてください意外に簡単ですよ。何もできずに悔やむより、精一杯やった後の結果なら。後悔は先に立たず。
 


(´・(ェ)・`)~~hutoi

杓子(しゃくし)

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栂池高原の入口、越戸峰(こいどみね)から今朝の「白馬三山」。真ん中の山を「杓子(しゃくし)岳」と言います。先輩から汁をすくう杓子の形から名前が付いたと教えてもらいましたが、最近「岩石がガラガラしたガレ場をシャクシと呼ぶことから、大きなガレ場のある山」と言う説に出会いました。いろいろ検索するとこちらの説が有力に思えてきます。ただし杓子の形の説もあるようですね。
 

白馬三山(真中が杓子岳)
 
落語の根問い物(長屋の住人がご隠居に色々と根掘り葉掘り聞く噺)に「やかん」と言うのがあります。長屋の八っつあんが「表はにぎやかでゾロゾロ猫も杓子もつながって歩いていますが、たいそうな人でゲスヨ」と言うと、ご隠居が「猫も杓子もと今おっしゃったが、猫はそりゃァ魔物だから往来を歩きもしようが、杓子など出ますかい。女子(めこ)も若子(じゃくし)も出る。女子は女、若子は若い子と書くから、本来、老若男女と言ってもらいたい」
 
「やかん」は楽屋言葉で知ったかぶりをする人を言うのだそうで、このご隠居のさもありなんと思える、口から出まかせが面白いのですが、太井メも「やかん」にならぬよう謙虚にならねばと思う今日この頃です。
 
猫も杓子も」の語源を検索して見ると
この落語のご隠居の説もまともに思えてくる


(´・(ェ)・`)~~hutoi

初雪の風景

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ぼた雪だからそれほど積もらないだろうと高を括っていたら、積もりました20cm強。湿雪だから木々に着雪して世界が一変しました。
 



 
西の空はどんよりと曇りモノトーンの世界。昨日までミズナラの赤茶けた色など目にも入らなかったのに、白く覆われた景色には実に良いアクセントです。紅葉には邪魔者だった杉の木も、風景に程よく溶け込んでいます。北の空は青空が出て、尾根筋は時折当たる朝日にキラキラと輝いていました。良い景色が満載で狙いが定まりません。
 

一夜にして出来た雪景色に改めて自然の驚異を感じます。


(´・(ェ)・`)~~hutoi

ぼた雪

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女将の「ワー 降ってきたぁ」の声に外を見ると大粒の雪が。里の初雪です。早速日記のネタにとカメラを持って外へ。昨日スタッドレスに交換した運の良い車と共に一枚。
 

 
この辺じゃ湿った大粒の雪を「ぼた雪」と呼ぶけれど、本当に「牡丹雪」から来たのだろうか?ボタっと落ちる熟し柿とか、ボタボタと血が滴るなどのイメージは落下物の重量感を感じる。ぼたぼたのズボン・・・ん?あっ違うか。ボタボタに太っているとか、重たい雪だから「ぼた雪」ン~~~「みぞれ」の方が重たいか。牡丹餅をボタモチと呼ぶのと一緒かな。牡丹雪って春のイメージが強いなぁ。
 
初冬は雪かきのことを思うと重い気分だから「ぼた雪」。春は新緑を迎える明るい気分で「牡丹雪」
 
子供の頃ぼた雪が降って来ると誰が一番大きな奴を口の中に入れるか競争したな。負けた時の言い訳が「おまえ、一番でかい放射能を食った」中国が盛んに核実験をしていたころだった。最近中国産の物を口に入れるにはかなりの勇気がいる。


(´・(ェ)・`)~~hutoi

虹色の雲

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夕べは寒かったです。太井メの部屋にもやっとストーブが入りました。寒気は秋田あたりまでの予報が長野県まで広がりました。天気図も冬型に変わりつつあります。天気予報でも明日から水曜日辺りまで雪マークがまばらに付くようになりました。スキー場では既にリフトに搬機が架かっています。
 

東山も雪

リフトの準備もOK

屋上より
 
昨日東山が白くなりました。昔から「山が三回白くなると里にも雪が来る」と言われていますが、里に降るのは三回目なのか、三回白くなった次回の四回目なのかはアバウトです。アルプスなのか東山なのかも定かではありません。古老が茶飲み話でウンチクを語るには良いフレーズです。
 

虹色の雲

虹色の雲2
 
夕方山を見たら雲が虹色に輝いている部分がありました。あわてて屋上へ。虹の撮影は難しい上に雲では初めてです。KissだったらPLフィルターが付くのでもっと鮮明に撮れたかもしれない。
 
早く退院してこいよ~~~っ


(´・(ェ)・`)~~hutoi

柿の木のある風景

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先日レンズに水滴が付いていて失敗した「ロッジ欅」
再挑戦ですがまたしてもレンズに汚れが。
それを再度乗っける太井メも、日記ネタが薄くなったと言うことでしょうね。
 

 
昔は大概、家の庭先に柿の木が有ったものです。山奥の人が住まなくなった地区に行って見ると、柿の木だけが残っていることがあり、栄枯盛衰を見る思いがします。近年出来た住宅街には見当たりません。干し柿なんて作るより、欲しい時に買った方が安上がりですもんねぇ。我が家では野沢菜漬けに柿の皮を入れるので、その分だけ干し柿を作ります。色が変わって固くなる少し前の半熟が好きです。軒下に大根と吊るし柿の風景もあまり見ることが出来なくなりました。
 
茅葺き屋根と柿の木の風景も貴重な記録写真になるかもしれません。
Kissが退院してくるまでこの風景残っているといいけど。


(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
昨夜帰り際に日記を更新しようと思ったら、カメラを家に置いてきたことに気づく。何とも間抜けた話である。片手にデジカメは実に楽チンだが、写真道具一式背負ってなら、こんなことはあるまいに。っと最近健忘気味の太井メの言い訳でした。

何時もの場所から
 
栂池を離れてる間に雪が1500m付近まで降りて来ていました。天気図を見ると東北に寒冷前線があり、まだ太平洋の高気圧が頑張っていることを示しています。来週始め頃から平野部に雪を降らす寒気が、秋田あたりまで出張ってくるようですが、長野まで来るのはまだ先のようですね。

雪は直ぐそこまで
 
ホテルの横に赤い薔薇が咲いていました。太井メは赤い薔薇が少し苦手です。派手好きで香水も少し強めの自己主張が強い女性のイメージ。その上トゲまであると・・・・。でも付近の景色がだんだんと色あせて行くこの時期、こうして咲いているのを見ると、そこだけパーッと光が差し込み、大切な何かを見つけたような感覚が蘇えって来る。

初冬のバラの花
 


(´・(ェ)・`)~~hutoi

カメラが・・!!

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前回SONYサイバーショットの話をしましたが、今愛用しているのがCanonのKissデジタル一眼レフ。予算が限られていたのと、なにより太井メが愛用していたコンタックスレンズが使えることで選びました。このレンズの重量感とマニュアルでピントを合わす時の少し重めの操作感が気に入っています。Kissとの相性は露出オーバーの傾向が強く、アンダー補正して使用しています。
 
先日Kissのファインダー越しに黒い埃が付いているので掃除をしていると、経理担当の○○さんが「そんなことしてて壊しちゃったりして」太井メも「ハハハ、ウンそうだねぇ」内心「馬鹿言ってんじゃないよ」と鼻歌気分。「ガシャ・・??」上部からフォーカシングスクリーンが落下してきました。 (;゚∀゚)というわけでKissは只今入院中。サイバーショットに再度ご足労願ってます。

霧の千国大橋
 
 
今日のように雨の日はレンズに水滴が付いていても分からない。逆に太陽の下での接写では反射光に邪魔されピント合わせに苦労する。サイバーショットの小さな液晶画面の弱点ですね。
 

水滴が残念
 
二日間お休みを頂きました。実は息子の大学入試の運転手で某大学へ。考えてみれば二人だけでの外泊は初めてです。いつも家族でワイワイガヤガヤ、二人だけになるのは朝駅まで送る車の中だけ。お互い朝は不機嫌でろくな会話もなかったし。今回意外にしっかりした大人になりかけていることが解かり、嬉しい気持ちと反面、少し寂しい感覚とが混ざり合っています。
 

某所某大学構内
 
大学構内は奇麗に清掃整備され、オフィス街の町並木を思わせる。今は色あせてしまった青春時代の一コマがデジャヴのように通り過ぎた。


(´・(ェ)・`)~~hutoi

五年前の八方尾根

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写真ファイルの整理をしていたら、2002年の八方尾根の写真が出てきた。台風が通り過ぎた翌朝、霧の合間から青空が覗いていたので、あわてて飛び出した。期待どおりの雲海の白馬三山を目の前にして暫し見とれていた思い出がある。
 

第一ケルン(2002/07/12)

鎌池湿原(2002/07/12)

八方池(2002/07/12)
 
五年前、ホームページに近郊レポートを載せることになり、買っていただいたデジカメが、SONYのサイバーショットDSC-F505V。なにより気に入ったのが、カールツァイスレンズと、レンズ部分が上部に90度、下部に50度回転すること。小さな高山植物を撮る時には、レンズが回転することで、腹這いにならなくてもマクロで2cmの接写が楽々と出来た。液晶画面が小さいのと、ワイド側(35mm換算で38mm)が物足りないが、今でも「ちょっとお出かけ」の時には実に重宝している。
 
11日から私用で2日間お休みなので明日の分を夜勤の合間にアップしました。ごめんなさい。


(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
ホテルで行う塩の道早朝散策の最終地点牛方宿のある「沓掛(くつかけ)」に、今年の秋から大網(おあみ)にあった「塩蔵」が移転された。塩を積んで置くので釘は一切使われていない。同じ形態のものが千国番所内にもある。
 

牛方宿

塩蔵

道祖神
 
江戸時代に入り幕藩体制が整ってくると、各藩は輸送物資の関税(運上銭)に目を付けるようになってくる。松本藩でも北塩ルートの千国街道に千国番所を設け、関税を取るようになった。特に貴重な物資であった塩は、越後から大網峠を越え信州に入ると、一旦大網の塩蔵に留め置かれ検閲を受けた。千国番所で支払う関税のための下調べでもあったようだ。ここで一表三文の手数料(上前)が大網側に支払われるので大そうな儲けになった。
 

霜が降りた屋根


トイレも風景に合わせて
 
沓掛と言う地名は各地にある。痛んだワラジを木の枝や地蔵さんなどに掛けて、道中の無事を祈った場所とのこと。牛方宿のある沓掛も千国番所から急な坂を登り切った場所にある。市川雷蔵の沓掛時次郎なんて映画もあったなぁ。
 
沓掛に並ぶ牛方宿の茅葺き屋根と共に、こういった古い建物を受け継ぐと言うことは、それを手入れする人や技術も受け継がなければならない。今ある古き良き風景の影に多くの善意の努力が隠されている。感謝である。



(´・(ェ)・`)~~hutoi

野平の刈干風景

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白馬森上駅の姫川を挟んで反対側の山腹に、北アルプスを一望できる景色の良い集落、野平がある。谷合を登りきって開けた直ぐの場所に、毎年束ねたカヤが立つ。この辺では「カヤタテ」と言うが、宮崎県民謡「刈干切唄」の「刈り干し」の方が一般的かもしれない。茅葺き屋根の頃にはごく有り触れた風景だったろう。
 

北アルプス

刈干風景

前景がグラウンドに
太井メはここの景色が好きでこの二三年通っているのだが、今日はショックを受けた。刈り干しとススキの原と北アルプスの冠雪風景をイメージしていたら、ススキの原っぱがグラウンドになっていた。
近年のサッカーブームで白馬、小谷にも少年サッカーの合宿や試合の誘致が盛んになり、あちこちで芝生を植えたサッカーグラウンドが出来ている。このグラウンドも来年は緑の芝生に覆われるのかも知れない。でもやっぱり刈り干しにはススキの原っぱが似合う。これだけの設備投資をして採算が合うのだろうか?ブームが去ってまた元のススキの原に戻るまで待つことにしましょう。
 

菊と白馬三山

野沢菜畑の菊

まだタンポポが健在
昨年春に四十九院のコブシを撮りに行って、コブシが映っているはずの田んぼが畑になっていてガッカリしたことを思い出す。生活環境が変わり、それに伴い風景が変化していくことは仕方のないことかもしれない。まだコンクリートで固められた護岸より、緑の芝生や畑の方がましなのかも。
 

昨年の風景1

昨年の風景2

昨年の風景3
年々良い景色が失われてゆく。その風景を残すことも、この日記の意義あるところかもしれない。



(´・(ェ)・`)~~hutoi

霜が降りた

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何回か霜は降りたが、今朝は今年一番の寒さ。車のガラスが全面凍っていた。日に日に寒くなり冬が近づいてくる。昨年みたいに、除雪の苦労はあまりなく、五月連休までなんとかゲレンデオープンができる冬だと有難いんだけど。
 

屋上より_06:25

最後の芝桜

早く干し柿にしないと
 
屋上で山が赤くなるのを待ったが、やはり雪が積もっていないとだめですね。2月の厳冬期になると本当にピンク色(モルゲンロート)になることがあるのでお楽しみに。庭先で最後の芝桜が凍り付いていた。
 
毎朝通る人んちの柿木だけど気になるなぁ。玄関に高枝切りバサミが・・・。
 
雪かきのことを思うと、年々冬を迎えるのが憂鬱になってくる。ゲレンデだけに降ってくれたらなんて、都合のいいことを考えてしまう。
 
午前中白馬村の野平に行ってきたので明日レポートします。


(´・(ェ)・`)~~hutoi

白馬大橋・松川

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八方から猿倉への車道の右側に流れる川が松川。森上で姫川と合流する。オリンピック道路の松川に架かる白馬大橋からの景観は近郊風景のベスト5に入る

白馬大橋より白馬三山
 
八方から五分ほど車を走らせると「おびなたの湯」と言う温泉があり、ここが二股と言われる場所。ここで松川は小日向山を間に挟んで二手に分かれる。白馬大雪渓から流れて来る「北股」と白馬鑓ヶ岳から不帰嶮(かえらずのけん)までを源流とする「南股」がここで合流し松川となる。
 

南股

北股
 
二股に架かる橋から見る南股方面もまた良い景色だ。天狗の大下りから不帰嶮までの高低差が難所であることを物語っている。この川には鳴き声の美しい「カジカガエル」が居たのだが、これだけの護岸工事の跡。今はどうだろう?


(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
大糸線千国駅の前を通る旧国道(現村道)を白馬方面に行くと、栂池スキー場北側から流れ来る親沢に差し掛かる。ここにかかる「親沢(おやざわ)橋」は平成十四年に土木学会から土木遺産として認定されました。昭和十二年長野県技師の中島武氏により設計されたこの橋は、世界最初の鉄筋コンクリート・ローゼ桁の一群で、当時としては滑らかな曲線を持つ大変モダンな橋でした。(立看板要約)
もう一つ下瀬(くだりせ)から中土駅に行く旧国道に架かる「姫川橋」も同じ理由で認定を受けている。戦前から戦後にかけて長野県では流行した工法のようだ。
 

旧国道親沢橋

土木遺産プレート

親沢
 
親沢と姫川の合流直下に昔から大きな砂防堰堤があり、夏の水が少ない頃は格好の遊び場だった。爺さんの時代にはこの砂防ダムも無く白馬村まで鮭が上ってきたと聞いた。白馬大雪渓の下部で産卵していたのかも知れない。鉄筋やコンクリートなどの工法が進んだおかげで、経済発展や防災の恩恵を受けているとは言え、今は滅多に見なくなったカジカやメダカやヤマトイワナと遊んだ川が、様変わりして行く姿を見るのは辛いものがある。
 

何時もの場所

親沢上流千国大橋より

越戸峰(こいどみね)から
 
栂池自然園は昨日を持って閉園しました。来年の3月上旬までロープウェイもお休みです。里の木々もだいぶ葉が落ちました。そろそろ冬支度を急がねばなりません。


(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
小谷温泉の湯峠にある登山口から1時間ほどの「大渚山」は初心者にお勧めの山。標高1,566m、ブナやミズナラに囲まれた尾根道を登る比較的易しい山だ。ただ後半に急な登坂が続き、黒土で滑り安く水はけの悪い所もあるので慎重に。
 

湯峠から見た大渚山

大渚山登山口手前道路から

ブナ林の登山道
 
山頂に近づくと右側は断崖絶壁、高所恐怖症の人は覗かないほうが無難。っとそんな人は山には登らないか。意外に近く「雨飾山」が見える。小谷温泉側から見る姿とは大分趣きが異なる。左裾野には姫川河口に有る糸魚川港が見える。
 

中間部から大渚山山頂

滑りやすい急な登坂

山頂より雨飾山
 
山頂からの眺望は南に槍ヶ岳や奥穂高岳、直ぐ横に安曇野の常念岳、有明山があり、南アルプスの主峰、日本第二の高峰「赤岳」まで見える。東には北信五岳が並び、北に雨飾山がデンとかまえている。その横腹から日本海が浮かび、西に朝日岳、雪倉岳から白馬三山の北アルプスへと続く360度の絶景が見渡せる。
 

小谷温泉側の雨飾山

北アルプス北端

展望台より白馬三山
 
山頂は意外と狭いので休憩は少し折り返し平らな道を奥に進むと展望台がある。ここから北アルプスを眺めながらの昼食は実に贅沢だ。
 
角川映画ブームのきっかけとなった映画「人間の証明」で麦藁帽子が飛んで行くシーン。先日ロケ地の「紙すき牧場」へ行ってきたが、背景に映る山がこの「大渚山」らしい。


(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
ニシキギ科ニシキギ属の落葉小低木
 
万葉集に「みすず刈る 信濃の眞弓・・・」と歌われたように、古来信濃では丸木で作られた堅硬な弾力のある弓「真弓」が評判で、弓の名手も多かったと聞く。
 

マユミ

ツリバナ
 
先日紙すき牧場の帰りに見つけた真弓と吊花。女将のブログに以前「小真弓」が乗っていたとを思い出して一枚。花はあまり目立たないが、実はじつに良く目立つ。ツリバナのように枝から吊り下がって花をつける物の多くはニシキギの仲間だ。
 

クロツリバナ

クロツリバナの種
 
栂池自然園の風欠手前に咲くクロツリバナ(別名:ムラサキツリバナ)も同じ仲間。多くが白や薄緑色の地味な花を付けるのだが、この花だけは別格。実も三稜の珍しい形で真っ赤になる。
 

クロツリバナの実
 
ニシキギの仲間は本当に、錦織り成すように紅く紅葉する。
 
(マユミは繭の実とする説もある)
 
信濃の枕詞「水薦刈(みすずかる)」は「みこもかる」と読むのが正解だそうです。
間違えて覚えていました。


(´・(ェ)・`)~~hutoi

霜月(しもつき)

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11月に入りそろそろ冬の準備が始まる。日の出時刻が6時を過ぎるようになり、朝日の撮影も、特別早起きせずとも、フロントオープンの時刻で間に合うようになってきた。
 

日の出前

越戸峰から

白馬大池駅前
 
ここ数日気温の高い日が続き、山頂に積もった雪も大分少なくなった。朝夕の寒さも穏やかだ。それでも紅葉は進み、里も全山紅く染まっている。紅葉も最下部の国道近郊まで下りてきた。
 

何時もの場所から
 
霜月の如く、霜枯れの寂しい時節に移ってゆく。


(´・(ェ)・`)~~hutoi

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