ゴマノハグサ科シオガマギク属の多年草
亜高山帯~高山帯に咲く。花の一つ一つはランに似た唇形で、基部のつながった合弁花が集まって咲くので豪華に見える。「シオガマ」の名の由来は以前紹介しましたが、「キク」は菊のことで、美しい花を例えて呼ぶ意味合いがある。花も美しく、葉まで美しい「シオガマギク」
「ミヤマシオガマ」は高山帯の草原に自生。花は紅色で上部に固まって咲く。葉は1回枝分かれし、更にもう1回枝分かれするので、かなり細かい。「タカネシオガマ」は高山帯の岩場に自生。花はエビネの唇弁にそっくりで、3~4個ずつ数段に輪生する。葉は羽状に深く切れ込む。いずれも高山に生息するのでタカネ、ミヤマがついた。「ヨツバシオガマ」は名前の通り、葉が4枚ずつ2~4段で輪生するが、3~6枚のこともある。葉は紫または濃い緑色で、暗紫色に縁取られるのが特徴。亜高山~高山の草地や砂礫に自生する、とあるが結構低い山でも見かけることがある。自然園では展望湿原手前の雪渓あとに群生する。
「トモエシオガマ」は花のつき方に特徴があり、上部に固まってつき、ねじれる。上から見ると巴(ともえ)状に輪生している。「エゾシオガマ」も同じように巴形の花だが、黄白色で2~4段にねじれて輪生する。葉は互生して縁に切れ込みがある。「オニシオガマ」も以前紹介しましたので省略。
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