万葉集で山上憶良(やまのうえのおくら)が秋の七草を歌っています。春の七草は食べる風習が現在も残っていますのでご存知の方も多いでしょうが、観賞用の秋の七草の方はあまり知られていませんね。
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葛花(くずばな):大和国吉野の国栖(くず)の人たちは、蔓(かずら)の根から今で言うクズ粉を生産しており、この国栖蔓(くずかずら)が国栖になり葛の字を当てた。昔は葛の葉を(クゾッパ)と呼んで、冬の家畜用の餌として大量に蓄えたものである。また葛のツルは強いので稲を干す「はさ掛け」を作る縄の代わりになった。太いやつは二つ割りや四つ割にして使ったものである。 |
![]() クズ(花) |
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女郎花(おみなえし):名の由来は諸説あるが、黄色い花を粟飯、白い花を白飯に例え、粟飯を女飯(オミナメシ)、白飯を男飯(オトコメシ)からと言う男尊女卑説が一般的のようだ。昔はいたる所で群生していたが最近あまり見かけなくなりました。 |
![]() オミナエシ |
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藤袴(ふじばかま):頭花の中の筒状の花を引き抜き逆さにすると藤色の袴と二本の足に見える。この辺では見かけませんので、同じ仲間の四葉鵯(ヨツバヒヨドリ)と渡り蝶のアサギマダラの写真にしました。「これが三枚葉のヨツバヒヨドリ、これが五枚葉のヨツバヒヨドリと案内すると眼を白黒させます」枯れると良く燃えるので「火を取り」がなまった。 |
![]() ヨツバヒヨドリ&アサギマダラ |
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尾花(おばな):いわゆるススキのことですが、ススキは穂の出る前。かやぶき屋根の材料で萱(かや)とも呼ぶ。鐘の鳴る丘スキー場は昔は萱を取る場所「萱場」だった。穂の出た姿を尻尾に見立て、ほらあなたの近くにも居るでしょ・・・枯れ尾花。 |
![]() オバナ |
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撫子の花:花が美しく可憐で、子供を撫でるような気持ちで接したくなることから、この名が付いたようです。外来種を唐撫子、日本種を大和撫子や河原撫子と呼び、区別していましたが、前者は、稀有な存在になった人たちの呼び名に変わり、河原撫子と言う呼び名が残ったのだそうです。写真は高山に咲く「タカネナデシコ」 |
![]() タカネナデシコ |
「ハギ・キキョウ、クズ・オミナエシ、フジバカマ、オバナ・ナデシコ、秋の七草」。短歌風で覚えやすいでしょ。
(´・(ェ)・`)~~hutoi







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