2007年8月アーカイブ

 
キク科ウサギギク属の多年草
 
漢字の丁の字は釘(クギ)の形から来ており、花の形が釘に似て香料にもなったので、中国では丁子(ちょうじ)とか丁香(ちょうか)と書かれています。この花の蕾を乾燥させた物が香辛料のクローブ。
肉の煮込み料理やカレースパイスなど、世界中で古くから使われており、英名のクローブもフランス語のクルー(クギ)に由来するのだそうです。
丁子は日本でも江戸時代オランダから盛んに輸入され、乾燥させた花から採られた油分は、万能薬として人気が高かったようです。
丁子菊は丁子(クローブ)に似たキクの花のこと。
 

チョウジギク

チョウジギクの花

ウサギギク
 
ウサギギク属に分類される丁子菊は、深山や亜高山の比較的湿った草地に生え、8月に入ると栂池自然園手前の道路脇にも咲き始めます。猿倉から白馬大雪渓へ行く途中でも小群生が見られます。高山に咲くウサギギクにはあまり似ていませんが、かなり近い種のようで、園芸用の菊にも丁子咲きと言うのがあるそうです。
 
チョウジギクの花柄にある白い毛が猫の足を連想させ、思わず触ってみたくなります。形状もかなり独創的で、強く印象に残る花です。
 
我が家のトイレには全面クローブが刺さったレモンが置いてある。消臭効果があるんだそうな。殺菌・鎮痛作用もあり、歯の痛い時に噛むと痛さが和らぐんだって・・・・でもそんな時に噛めるんだろうか? 結構固いよねェ。・・・・(0_0;;)


(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
キンポウゲ科トリカブト属の多年草
 
日本には30種以上の種類があり、変異も多く、各地に固有種があります。自然園にはミヤマトリカブトやヤチトリカブトなどが咲きますが、花柄の毛や花弁の蜜弁の形の違いなどで、花や葉の違いではまず見分けがつきません。分類学者も頭を悩ませるほどだから「トリカブトの仲間」が無難な最たる種です。

トヤチトリカブト
 
毒草であることは多くの人が知っていると思いますが、太井メも例の殺人事件で毒物が「アルカロイド」であることを知りました。春先にニリンソウの若葉と間違えて食べ、中毒を起こしたニュースを時々耳にします。全身毒草のトリカブトは花粉や蜜にまで毒成分が含まれていて、養蜂家もトリカブト自生地や開花期は避けるそうです。しかしなぜか「マルハナバチ」だけは中毒になりません。花の形もマルハナバチに合わせた格好で、共生関係にあるようです。

水芭蕉湿原のトリカブ
 
花に見えるガク片は5枚で構成されていて、最上部は僧帽形、その下に丸い形で2枚左右に並び、一番下に長舌形が2枚突き出しています。くぎ抜きの付いた「トンカチ」のような花弁が僧帽形のガク片の中に隠されています。塊根は昔から強心剤や鎮痛剤の原料になっていたようで、1年ごとに母根から子根へと入れ替わります。この母根をカラスの頭部に似るので烏頭(うず)と言い、その脇にできる若い子根を「付いた子」附子(ぶす・ぶし)と言います。

ミヤマトリカブ
 
【名の由来】
雅楽(宮廷音楽)の奏者は鳳凰の頭を模った「鳥兜(とりかぶと)」と言う冠を被っています。花の形がこれに似ているので「トリカブト」と命名。同じ仲間に「レイジンソウ」がありますが、伶人(れいじん)は雅楽の奏者のことで、細身の花形を、兜を被った伶人に見立てたものです。
余談ですが、麓にトリカブトがたくさん自生している山「附子山(ぶしさん)」が、いつしか「富士山」になったとの説があります。

オオレイジンソウ
 
【おまけ】
トリカブトの毒は神経系の機能を麻痺させ、無表情になるのだそうで、無表情のことを附子と言うようになり、いつしか醜い顔の人を「ブス」と呼ぶようになったとのこと。皆さんには関係ない話でした。


(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
栂池自然園に咲くリンドウは
タテヤマリンドウ、オヤマリンドウ、ツルリンドウの3種類
 
【名の由来】
秋に咲くリンドウの根はとても苦く、健胃効果がある。良薬は口に苦し。熊胆(くまのい・ゆうたん))より苦いので、熊より上位にある龍の胆嚢に見立て竜胆と名付けた。生薬として中国から入って来た竜胆を音読みして「りゅうたん」と呼び、それがなまり、リンドウへと変化していったようです。本来なら竜の中でも一番強いのが「龍」であるから「龍胆」と書くべきかも知れない。
 
立山竜胆(タテヤマリンドウ)リンドウ科リンドウ属
 
"白山""白根"と同様にアルペンルートの"立山"から拝命。ハルリンドウの高山型で、初夏から咲き出し今頃はもう終わりかけ。日差しが無いと花を開かないので、雨の日には見落とすかもしれない。背が低く花も1cmほどと小さいが、淡青色で太陽を浴びながら群生する姿は、湿原に青い星を散りばめたように輝き、見る人の眼を引きつける。

タテヤマリンドウ
 
御山竜胆(オヤマリンドウ)リンドウ科リンドウ属
 
昔の亜高山から高山帯の山は、神が宿る神聖な場所だったので、御山と敬称をつけて呼んだ。御山に咲くリンドウの意。背丈は50~60cmほどになり、葉は対生し、濃い紫色の花が茎の頂上に数個つく。この花も日差しが無いと花を開かないが、開き方が少ないので蕾のように見えます。今が盛りの花です。

オヤマリンドウ
 
蔓竜胆(ツルリンドウ)リンドウ科ツルリンドウ属
 
茎がつる性なので、この花だけがツルリンドウ属に分けられている。茎の節から葉が対生し、そこから短い柄を出し、トランペット形の花を1~3個つける。自然園では奥の林の中で見かけるが、一番遅くまで花をつけている部類に入る。紅葉の頃、赤紫色の長細い実を付けますが、低山の林の中や入口でも良く見かけますね。

ツルリンドウ
 

ミヤマリンドウ

トウヤクリンドウ

エゾリンドウ
 
栂池自然園上部の天狗原ではミヤマリンドウに、更に上部へ行くとトウヤクリンドウに出会えます。一番大きくなるエゾリンドウは切花として畑にも植えられていますね。白馬岳周辺の固有種にシロウマリンドウと言うのも有りますが、あいにく写真資料がありません。今後の課題です。


(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
ユリ科タケシマラン属の多年草
 
前記のタケシマランに似るが、全体が大柄で腰丈より上まで伸びる。したがって「オオバ」の名が付いたのであろう。タケシマランと同じく、結実の時期が早く、黄色から濃いオレンジ色、真紅色に変化し、多くの実を付けるで目につきやすい。この花の特徴は、葉の付け根から伸びた花柄が、葉の裏側に沿って伸び、葉の中ほどでねじれ、下に折れ曲がって咲く。一見葉の真ん中に垂れ下がって咲いているように見えることである。実も葉裏の真ん中に生っているようだ。
 

オオバタケシマランの花

オオバタケシマランの実

オオバタケシマラン
 
タケシマランは背が低く、赤茶色の花で真丸な赤い実。オオバタケシマランは背が高く、淡い緑色の花で楕円形の赤い実になる。鳥が食べるようなので、食べられるのかも知れない。ただし、国立公園内は実といえども採取禁止である。
 
9月下旬から10月上旬は自然園内の紅葉の季節。雨の少ない日々が続くので、奇麗な紅葉が期待できる。あとは9月下旬に大陸から一気に寒気が入ることを願おう。


(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
ユリ科タケシマラン属の多年草
 
栂池自然園ではそろそろ赤い実になって来ている。
 
【名の由来】葉が竹に似ており、葉脈が縦に走っている様を、縞が入っていると見た。葉の形状や花が下向きに付くなどで、ランの仲間と勘違いしたようだ。背が低く花も小さく、葉の陰に隠れて咲くので、この花を知る人でなければ、まず気づかないだろう。しかし結実の時期が早く、丈の割には結構大きな真っ赤な実を付けるので、足元を見ながら歩いていると、向うから眼の中に飛び込んでくる。
 

タケシマランの花

タケシマランの実

クロミノタケシマラン
 
山男の中でも「実は知っているが、花は見たことがない」と言う人は多い。真丸の小さなりんごのような形の赤い実は、実に美味しそうだが、食したと言う話は聞かない。ただし中毒を起こしたと言う話も聞いていないので・・・・やっぱりやめた方が良かろう。(^^;)
 
黒い実がなる「クロミノタケシマラン」と言うのもあるが、実にならないと判らないし滅多にお目にかからない。
 
明日は同じ仲間の「オオバタケシマラン」を紹介します。


(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
ユリ科チシマゼキショウ属の多年草
 
今、栂池自然園の湿原で一番目立つ花が、イワショウブの白い群生です。葉柄はショウブに似ています。しかし亜高山の湿地に自生するのに何故「イワ」なのか?太井メの資料の中には詳しい記述がありません。察するに、同じ仲間に花石菖(ハナゼキショウ)と言う良く似た、花柄のもっと長い花があります。 この花の別命が「イワゼキショウ」。この「イワ」を使ったんじゃあなかろうか?
ちなみにショウブはサトイモ科。中国では石菖のことを「菖蒲」と書き、ショウブを「白蒲」として書き分けています。
 

イワショウブ小群生

実の色変わり

ワタスゲの穂が
 
もう暫らくすると、白い花の中に赤い実が育ち、花色もピンク色から赤色に変化して行きます。さらに赤い実は少しずつ大きくなって黒い種を産み出します。紅葉を待つ間、この色の変化が園内に華を添えてくれます。イワショウブの茎にワタスゲの穂(実)が絡み付いている姿が印象的でした。
そう言えば、イワイチョウも湿地の植物なのにイワが付く。イワガラミなんてほとんど木に絡み付いているし、岩に関係なくても接頭語に「イワ」のつく植物は結構あるなぁ。


(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
前回は八方尾根での研修でしたが
また栂池自然園に戻っての講習会です。
 
今回は太井メの苦手な「セリの仲間」。日本には31属約75種あり、ミツバ、セリ、セロリ、パセリ、ニンジンなどご存知の物も含まれます。ほかにウイキョウ、アニスなど種子をスパイスとして利用するものや、ホテルの薬草風呂にも入っているトウキやセンキュウなどの薬用植物が多いのもセリ科の特徴です。
 

シシウド

オオハナウド

オオバセンキュウ
 
セリ科の分類では果実が重視されますが、国立公園内での採取は禁止されているので、この方法ではダメ。したがって、葉の形や花の咲き方などで判断するしかないのですが、科名にUmbelliflerae(日傘をもつ)とあるように、花はどれも花火が広がったような形をしていて判別が難しい。これはしばらく経験をつまなければなりません。同じような名前が多いし、漢字も難しい物が多く、当分は「・・・・の仲間」の言葉にお世話になりましょう。
 
 

オオバタケシマラン

タケシマラン

ベニバナイチゴ
 
栂池自然園はイワショウブやトリカブト、オヤマリンドウが咲き始め、オオバタケシマランやベニバナイチゴの実が赤く色づいてきました。ずっと雨が降らなかったので、楠川の水量は減り、池塘の水位も大分下がっていました。雨男、雨女集団の神通力にはすごい物があります。上に付いたら直ぐに雨が降ってきました。8月に入って初めての雨らしい雨。草花も今日ばかりは私達の来園に感謝していることでしょう。
 
浮島湿原では草紅葉が始まりかけていました。


(´・(ェ)・`)~~hutoi

秋の七草

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万葉集で山上憶良(やまのうえのおくら)が秋の七草を歌っています。春の七草は食べる風習が現在も残っていますのでご存知の方も多いでしょうが、観賞用の秋の七草の方はあまり知られていませんね。
 
萩(はぎ)の花:秋に咲く草のこと。50種以上あるそうです。写真は宮城県の県花「宮城野萩」。ケハギから改良された園芸種で野生固体はありません。この辺の野生種はヤマハギが多いです。

ハギ
 
桔梗(ききょう):漢名の桔梗(きちこう)が(きっきゃう)になり(ききょう)へと変化して行った。夏の花ですので終わりかけの花しかありませんでした。

キキョウ
 
葛花(くずばな):大和国吉野の国栖(くず)の人たちは、蔓(かずら)の根から今で言うクズ粉を生産しており、この国栖蔓(くずかずら)が国栖になり葛の字を当てた。昔は葛の葉を(クゾッパ)と呼んで、冬の家畜用の餌として大量に蓄えたものである。また葛のツルは強いので稲を干す「はさ掛け」を作る縄の代わりになった。太いやつは二つ割りや四つ割にして使ったものである。

クズ(花)
 
女郎花(おみなえし):名の由来は諸説あるが、黄色い花を粟飯、白い花を白飯に例え、粟飯を女飯(オミナメシ)、白飯を男飯(オトコメシ)からと言う男尊女卑説が一般的のようだ。昔はいたる所で群生していたが最近あまり見かけなくなりました。

オミナエシ
 
藤袴(ふじばかま):頭花の中の筒状の花を引き抜き逆さにすると藤色の袴と二本の足に見える。この辺では見かけませんので、同じ仲間の四葉鵯(ヨツバヒヨドリ)と渡り蝶のアサギマダラの写真にしました。「これが三枚葉のヨツバヒヨドリ、これが五枚葉のヨツバヒヨドリと案内すると眼を白黒させます」枯れると良く燃えるので「火を取り」がなまった。

ヨツバヒヨドリ&アサギマダラ
 
尾花(おばな):いわゆるススキのことですが、ススキは穂の出る前。かやぶき屋根の材料で萱(かや)とも呼ぶ。鐘の鳴る丘スキー場は昔は萱を取る場所「萱場」だった。穂の出た姿を尻尾に見立て、ほらあなたの近くにも居るでしょ・・・枯れ尾花。

オバナ
 
撫子の花:花が美しく可憐で、子供を撫でるような気持ちで接したくなることから、この名が付いたようです。外来種を唐撫子、日本種を大和撫子や河原撫子と呼び、区別していましたが、前者は、稀有な存在になった人たちの呼び名に変わり、河原撫子と言う呼び名が残ったのだそうです。写真は高山に咲く「タカネナデシコ」

タカネナデシコ
 
「ハギ・キキョウ、クズ・オミナエシ、フジバカマ、オバナ・ナデシコ、秋の七草」。短歌風で覚えやすいでしょ。


(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
白馬村飯森(いいもり)にある、曹洞宗の大寺で山号は示現山(じげんざん)といいます。
1391年この寺の裏山、一夜山(いちやさん)にあった飯盛城の城主「日向守春盛(ひゅうがのかみはるもり)」の内室「光姫(みつひめ)」が大和の国「初瀬寺(はつせじ)」から本尊十一面観音を移して建てたといわれ、光姫の位牌が残っています。
その後1682年に再建されたのが今の寺で、およそ300年の歳月を経た古く由緒あるお寺として知られています。境内にある太い杉は樹齢5~600年といわれ、白馬村指定文化財天然記念物になっております。と入口に書いてありました。
 
飯森城といえば、今NHKの大河ドラマ「風林火山」に係わる合戦記が伝わります。
弘治3年(1557)、当時の城主「飯盛森春(いいもりもりはる(春盛とも))」が、武田軍の山県昌景の攻撃にあい、小谷村中土の姫川右岸にある平倉城に籠城した話がありますが、これは今「塩の道ガイド」になるため勉強中の三代目に譲ることとしましょう。
 



 
田舎の寺としてはなかなかの構え、国道148号から右折、飯森スキー場に行く途中にあります。この界隈は「節黒仙翁(ふしぐろせんのう)」が群生しています。女将がこの3日ほどチャレンジしたようですが、旨く写真に撮れなかったようで、太井メがご紹介します。(早い者勝ちです)

センノウは京都の嵯峨にあった仙翁寺〔廃寺〕に植栽されていた中国産の「仙翁花(せんのうげ)」に似ていたため。フシグロは茎の節の辺りが黒いので「フシグロセンノウ」


(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
ゴマノハグサ科シオガマギク属の多年草
 
亜高山帯~高山帯に咲く。花の一つ一つはランに似た唇形で、基部のつながった合弁花が集まって咲くので豪華に見える。「シオガマ」の名の由来は以前紹介しましたが、「キク」は菊のことで、美しい花を例えて呼ぶ意味合いがある。花も美しく、葉まで美しい「シオガマギク」
 

ミヤマシオガマ

タカネシオガマ

ヨツバシオガマ
 
「ミヤマシオガマ」は高山帯の草原に自生。花は紅色で上部に固まって咲く。葉は1回枝分かれし、更にもう1回枝分かれするので、かなり細かい。「タカネシオガマ」は高山帯の岩場に自生。花はエビネの唇弁にそっくりで、3~4個ずつ数段に輪生する。葉は羽状に深く切れ込む。いずれも高山に生息するのでタカネ、ミヤマがついた。「ヨツバシオガマ」は名前の通り、葉が4枚ずつ2~4段で輪生するが、3~6枚のこともある。葉は紫または濃い緑色で、暗紫色に縁取られるのが特徴。亜高山~高山の草地や砂礫に自生する、とあるが結構低い山でも見かけることがある。自然園では展望湿原手前の雪渓あとに群生する。
 

トモエシオガマ

エゾシオガマ

オニシオガマ
 
「トモエシオガマ」は花のつき方に特徴があり、上部に固まってつき、ねじれる。上から見ると巴(ともえ)状に輪生している。「エゾシオガマ」も同じように巴形の花だが、黄白色で2~4段にねじれて輪生する。葉は互生して縁に切れ込みがある。「オニシオガマ」も以前紹介しましたので省略。


(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
前山百体観音前ではもうコスモスが咲き始めた。最近は早咲きの品種もあるのでそれかもしれない。コスモスは「調和のとれた形」を表し、秩序だった天体の集合「宇宙」もこう呼ぶ。日本で普及したのは明治時代。文部省が栽培法をつけて全国の小学校にコスモスの種を配布したのが広まったのだそうだ。
さだまさしの曲を山口百恵が歌ってヒットした曲でコスモスを「秋桜」と書くこと知った。花びらの先にある切れ込みは確かに桜の特徴だ。さほど派手ではなく、いかにも日本人が好みそうな花である。 ススキやハギも花芽が膨らんできている。
 


 
「さだまさし」と言えば、栂池高原では三十数年前、毎年夏、旺文社と文化放送が絡んで、受験生を対象にした「サマースクール」が開校されていた。最終日の夜の打ち上げイベントでは、深夜放送のレモンちゃんこと落合恵子の司会で、その年の注目新人歌手が招待され歌うのである。さだまさしのグレープ(鐘楼流し)、高橋真梨子(当時は高橋まり?)とペドロ&カプリシャス(ジョニィへの伝言)、武田鉄也の海援隊(母に捧げるバラード)などのデビュー曲を聴いた記憶がある。
当時「ディープパープル」などのロック系が好きだった太井メは、歌よりナンパが目的だったので記憶の時系列がバラバラ。しかし高橋真梨子は『for you』『桃色吐息』あたりでファンになり、『ごめんね』で完全にはまってしまった。ペドロ&カプリシャスのころ歌っていた『ジョニィへの伝言』『五番街のマリ-へ』は今聞いてもいい曲ですよね。歌唱力抜群、太井メとはキーが合わずカラオケで歌えないのが残念。


(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
今日も不思議な雲が現れたので、少し調べてみました。

発生する高度によって、上層(高層)雲:5000m~13000m。中層雲:2000m~7000m。下層雲:2000m以下。と分けられるようです。そしてもう一種類が対流雲:積乱雲のように下層から上層まで立ち上がる背の高い雲。これらの分類が更に分かれ、10種類に分類されています。北アルプスは標高3000mに近い高山が連なるので中層の層積雲の仲間「笠雲」のようでもあります。
きり雲と呼ばれる、山の中腹から山頂にかけて、横に帯のように長く雲がかかることがあります。これは下層にできる層雲に属すのだそうです。富山県側で出来たきり雲が、こちら側に越流して来たのでしょうか?結局早朝連日でアルプス稜線に沿うようにできた雲は、どの部類に入るのかよくわかりません。不思議な雲の仲間で済ますこととしましょう。何れにせよ天気が崩れる前触れです。
 

層積雲?

笠雲?

秋の気配です
 
チリではM8.0の地震で450名以上の死者が出ています。能登半島や中越地震の記憶が新しいせいでしょうか、最近大きな地震が多いように感じます。非常に強い勢力の台風が、台湾から中国に向かって進んでいます。大きな被害が出そうな予感。北極の氷の量が過去最少を記録したそうです。昨日は熊谷と多治見で40.9度と過去最高気温を記録。連日の猛暑で熱中症の死者が後を絶ちません。すべて地球が発する警告に感じるのは私だけでしょうか?
 
明日から暫らく天気が崩れそうですね。毎日うだるほどの暑さが続きましたから、少しは過ごしやすくなるでしょう。それにしても7月には恋い焦がれた太陽も、8月にはうんざりするほどでした。「過ぎたるは及ばざるが如し」 時々我が家に帰る太井メほどがちょうど良いようです。
 
「亭主元気で留守がいい」ってのもあったなぁ・・・・・( ̄~ ̄;)


(´・(ェ)・`)~~hutoi

不思議な雲

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今朝の北アルプスは不思議な雲に覆われました。ホテル屋上からのショットです。
 
富山県側がよほどの熱帯夜だったのでしょう、暖かい空気がアルプスの稜線から溢れて来て、長野県側で冷やされ雲になりました。稜線だけを覆う雲が部分的に発生することは、何度か見たことはありますが、アルプス全体にかかる風景は始めてみました。ひょっとすると貴重な写真かもしれません。もう少し早く気が付けば、日の出で雲が赤く輝いていたかもしれません。残念(/;>_<)/
 

屋上より北アルプス(05:20)

左より白馬鑓ヶ岳、杓子岳

越戸峰より栂池高原
 
お客様の迎えで、国道148号線を白馬大池駅から別れ、栂池高原へ登ってくると、越戸峰(こいどみね)を越えた瞬間いきなり視界が開けます。「ふぅ~ん」「ふぉ~ッ」などの溜め息とも付かぬ声が、お客様の口から漏れることがあります。狭い谷あいから、急な山道をどこまで連れて行かれるのか、心配だったのでしょう。一瞬別世界に入ったような感覚に陥ります。
朝方まで覆っていた雲は、すでに綺麗になくなっていました。


(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
ミソハギ科ミソハギ属の落葉小高木
 

ミソハギ
 
お盆になると、キュウリやナスとトウモロコシの髭で牛や馬を作り、お供え物と共に、濡らしたミソハギの水をかけて清め、お仏壇に供える。禊(みそぎ)をするための萩に似た花。「ミソギハギ」からミソハギになったようだ。
 
花屋などなかった昔は、お盆用の花として、ヒャクニチソウやグラジオラスなどと一緒に、庭の隅に植えられていた。野花でよく供えたのがキキョウやオミナエシ、提灯に見立てホウズキも供えた。どちらも迎え火や送り火をする風景と共に、あまり見かけなくなりました。そういえば最近盆踊りもやらなくなったなぁ。
 
核家族化が進むにつれて、古き良き風習や風情が消えてゆきます。
 


(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
ホテルホームページ刷新に伴い、屋上の「ライブカメラ」が動画になって復活しました。
ゴンドラの運行状態、混雑状態、駐車場の混み具合など確認できます。もちろん北アルプスの雄姿も。栂池へお出かけの際にはどうぞご利用ください。
 
 
山菜なんて言うハイカラな呼び方は何時からだったろう?
昔は春の山で食べられるものは、総じて「青物(アオモン)」と呼んでいた。
 

ヤマウド

タラ

ハンゴンソウ
 
田植えも終わりひと段落すると、アオモン採りの時期に入る。ぜんめえ(ゼンマイ)、わらび、あざみ、ふき、うど、やまそ(ハンゴンソウ)うとぼき(イヌドウナ)など、塩漬けや乾燥処理されたアオモンは、冬の貴重な菜類なのである。
今時のピクニック感覚の山菜取りではなく、山頂近くの雪消えの遅いところを狙って、大人たちが総出で1日がかりでとってくるのだから、真剣そのものであった。特に高山に生える岳蕗(タケブキ)岳薊(タケアザミ)など、平地の物と区別して呼んでいたアオモンは、風味が高く柔らかで人気が高かった。
夕暮れになって風呂を沸かす役目の子供達は、自分の頭よりはるかに高く積まれたアオモンを背負い、対岸の山から降りてくる親達の行列を見つけて、ホッとしながら風呂釜に火をつけるのである。
 
今時分に咲くこれら「アオモンの花」など見向きもしなかった時代でした。
 


(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
ホテルホームページ刷新に伴い、屋上の「ライブカメラ」が動画になって復活しました。ゴンドラの運行状態、混雑状態、駐車場の混み具合など確認できます。もちろん北アルプスの雄姿も。栂池へお出かけの際にはどうぞご利用ください。
 
 
バラ科 キジムシロ(クロバナロウゲ)属の多年草
 
栂池自然園では、珍しい花「クロバナロウゲ」が咲き始めました。
葉脈平行、花びら五枚でバラ科かな?と感じるのはガイド講習のおかげさま。(^^v
 

花&葉


 
狼牙(ロウゲ)は、水元草(ミツモトソウ)の中国の生薬名を音読みしたもの。黄色花の水元草に似た黒色の花の意。葉は同じバラ科のワレモコウに、実はイチゴに似ている。園内の水芭蕉湿原に群生が見られます。入口から反時計回りに入って行き、奥の休憩場所手前右側を注意して見てください。先の尖った五枚花弁(ガク片)で暗赤紫色の花が群生しています。長野県内には栂池自然園でしか確認されていないようです。またここが南限とも言われていますが確かではありません。


(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
8月8日ガイド講習の合間に撮った八方の植物たちを紹介します。
特にシモツケソウがハイマツの下から生えている写真は八方尾根でしか撮れないでしょうね。
 

ハイマツとシモツケソウ

ミヤマトウキ

シナノオトギリ
 
八方尾根にはリフト終点近くの第一ケルンから、八方池の上部丸山ケルンまで六つのケルンが続く。夏は霧が巻き冬は吹雪になることが多いため、主に遭難者の遺族や仲間たちが、犠牲者の霊を慰め登山者の目印にと建てたものです。
最初のは昭和12年に建てられた八方池近くの第三ケルン(2,080m)。銀婚式の記念だそうな。最初に遭難者の慰霊碑として建てられたのは息(やすむ)ケルンの別名を持つ第二ケルン(2,005m)。大阪の西阪息さんの父親らによって昭和13年に第一ケルン(1,830m)ともにに建立された。
 

タテヤマウツボグサ

マツムシソウ

ミヤマダイモンジソウ
 
昭和55年12月、吹雪で道に迷った生徒五人と教諭一人が凍死した事件は衝撃的でしたが、この痛ましい遭難の慰霊のため昭和59年に、神奈川県逗子開成高校によって建てられた八方ケルン(2,035m)は最も新しいケルンです。
 

キンコウカ

ハクサンシャジン(白花)

ミヤマムラサキ
 
栂池自然園は湿地帯の花が多く、八方尾根は尾根筋の砂礫を好む花が多い。植生が違い種類も豊富なので、二日に分けてゆっくり見学することをお勧めします。
もちろんお泊りは当ホテルで!!!
 

(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
八方尾根の黒菱平から上部は中部山岳国立公園に指定されており、昨日記した植物の垂直分布の逆転現象が見られる「八方尾根高山植物帯」として県の天然記念物に指定されている。それだけ貴重な植物が多くみられると言うことだ。その中でも名前に「ハッポウ」を冠する植物が数種あり、今回は写真に収めたのでその幾つかをご紹介しましょう。
 
ハッポウアザミ(八方薊)
キク科アザミ属
花の基部に小さな鱗片状の葉のようなものが瓦状に並ぶ。この一つ一つを総包片(そうほうへん)といい、全体を総包という。アザミ属の判別にはこの総包と総包片が重要な手がかりになる。ノアザミの花は上向き。総包は丸く触ると粘りがある。ハッポウアザミは、見た目はオニアザミに似るが、タテヤマアザミに近い。総包には薄いクモの糸状の毛があり、総包片が尖って反り返るのが特徴です。

ハッポウアザミ
 
ハッポウタカネセンブリ(八方高嶺千振)
リンドウ科センブリ属
センブリは別名トウヤク(当薬)とも言われ、腹痛の薬として広く知られている。煎じるとき千回振ってもまだ苦味成分が出るので千振、それだけ苦味が強いことを表しているようだ。花冠は五つに深裂し秋に種子から発芽し根生葉のまま越冬する。同じ仲間で花色が淡青紫色になるのがムラサキセンブリ。その高山型にタカネセンブリがあり、1cmに満たない小さな花冠は四つに割れ十字型になる。花は濃青紫色の斑点が入り、先端の方に数個つけ背は低い。タカネセンブリ(チシマセンブリ)は下の樺より上部の高山帯にある。八方尾根特殊植物のハッポウタカネセンブリは、茎の下方からよく分枝しそれぞれの枝の先に更に数個の花を付けるので見つけやすい。あまりに苦いので顔を千回振るってのは冗談か?発毛促進剤にも混入されているようだ。

ハッポウタカネセンブリ
 
ハッポウワレモコウ(八方割木瓜)
バラ科ワレモコウ属
漢字カナ変換では「吾亦紅・吾木香」と変換される。金田一京介氏は吾木香とし(吾亦紅とも書く)としているが、香りは無いようだし名前の由来となるとどうもピンと来ない。前川文夫氏(著)「植物の名前の話」によると、宮殿や神社の御簾(ミス:部屋と部屋を仕切るスダレ)のうえに横に幕のように張った布を帽額(もこう)と言う。帽額は瓜を輪切りにした図柄「果紋」(かもん)が入っていた。この紋のことを木瓜(もこう)とも言った。この図柄がワレモコウの花に似ており、蕾を良く見ると十字に割れている。よって「割木瓜」と称す。ハッポウワレモコウは、唐糸(中国製の絹糸の総称)草(カライトソウ)とワレモコウの雑種と考えられている。

ハッポウワレモコウ
 
ハッポウウスユキソウ(八方薄雪草)
キク科ウスユキソウ属
ミネウスユキソウの変種。茎葉の角度が45~60度と斜上するのが特徴。八方尾根にある物はほとんどがこのタイプ。五竜遠見尾根でも確認されている。ヨーロッパアルプスのウスユキソウの仲間は「エーデルワイス」だけであり、そのため珍重されている。しかし日本には10種を超える仲間があるためさほど珍重されていないようだ。名の由来は、花の固まりの周囲にある花弁のような包(ほう)「包葉」が薄雪で覆われたように見えるから。花の地味な種はガクに相当する総包が、花弁状に変化するものが多い。昆虫達へ花の存在をアピールするためだろう。

ハッポウウスユキソウ
 
今回は撮影できませんでしたが、他にハッポウウサギギク
ハッポウツガザクラがあります。


(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
今回はお隣、白馬村の八方尾根に行ってきました。
20世紀最後の冬季オリンピック長野大会(1998年)のスキー競技会場だった所です。ジャンプ団体戦の日の丸の旗が今でも鮮明に記憶に残っています。
 
6人乗りゴンドラと2本の4人掛けリフトを乗り継いで約30分、第一ケルン(1,831m)横の八方池山荘に着きます。リフトは背の高い植物を足で触れるほど低いので恐怖感はあまりありません。かえって、花を間近で見ることができるので楽しいくらいです。今回はシモツケソウが一面に咲いていて、まるでピンクのジュウタンの上を滑っているようでした。

リフト線下のシモツケソウ
 
八方池山荘から八方池(2,060m)まで歩いて約1時間半、途中のトイレまでは道が整備され歩きやすい。ただし蛇紋岩が多く、この石は濡れると滑りやすいので注意が必要です。トイレ直ぐ上に第二(息:ヤスム)ケルン(1,831m)があり、ここから上は岩や砂礫の上を歩くので底のしっかりした靴がお勧めです。夏になると時々ハイヒールでミニスカート姿のお嬢さんを見かけますが、ゴンドラに乗る時に注意されなかったんだろうか?雨が降ったらどうするんだろう。などと人ごとながら心配になります。(好い目の保養にはなりますが)(^^)

第二ケルン下(トイレ横)
 
八方尾根で特異なことは、植物の垂直分布の逆転現象がおきていることです。最初のリフトを乗った辺りから、普通は2000m以上登らなければ見られない、砂礫に生える高山性の植物群落が見られます。反対に2100mより上からダケカンバ林が現れ(下ノ樺・上ノ樺)、そして扇ノ雪渓を過ぎた2300m付近に森林限界があります。つまり楽をして高山性の植物を見ることができる貴重な場所ということになりますが、それだけ気象条件が悪いと言うことも表しています。さらに標高が上がるほど紫外線が強くなりますので、前出のお嬢さんのような格好はお勧めできませんね。

八方池
 
今回はあいにく雲に覆われ山が見えませんでしたので、リフト風景以外は以前撮った写真をアップしました。
明日は八方尾根特有の植物をご紹介します。


(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
ミズキ科ゴゼンタチバナ属の多年草
 
富士山、立山とともに、日本三霊山の一つに数えられる白山は、山岳信仰のため古くから開かれていた。それゆえ植物研究も早くから始まり「ハクサン」と名のつく高山・亜高山帯植物が多い。ハクサンイチゲ、ハクサンコザクラ、ハクサンシャクナゲ、ハクサンチドリetc。栂池自然園の中で数えられるだけでも10種を越す。「ゴゼンタチバナ」も白山で発見され、主峰三山:剣ヶ峰(けんがみね)御前峰(ごぜんがみね)大汝峰(おおなんじみね)の最高峰、御前峰にちなんで名付けられている。

ゴゼンタチバナの群生
 
タチバナは柑橘類の橘(きつ)ではなく唐橘(カラタチバナ)。赤い実が似ている所から付いたようです。
唐橘は古くは藪柑子(ヤブコウジ)とともに山橘(ヤマタチバナ)と呼ばれ、万葉集や源氏物語などにも出てきます。カラタチバナが百両、ヤブコウジは「十両」とも呼ばれるのは、赤い実をつけるマンリョウ(万両)、センリョウ(千両)に比べ実の数が少ないからでしょう。

ゴゼンタチバナ(花)
 
ミズキ科のほとんどが木の仲間で、草の仲間はこれとエゾゴゼンタチバナしかなく、ゴゼンタチバナ属に分けられている。葉は雪が降っても緑で枯れないので調べてみると、越冬してから落葉ししばらく休眠するようだ。前年群生していた場所に行っても、少ししか咲いていなかった経験があるが納得。
もう一つの疑問が、葉を4枚と6枚付ける物に別れ、花を付けるのは6枚葉がほとんどだと言う事。正確には白い花弁に見えるところは、イチリンソウ、ドクダミ、ヤマボウシの仲間と同じ白色の葉片(総苞:そうほう)だから10枚葉か?

ゴゼンタチバナ(実)
 
とにかく不思議な植物である。


(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
栂池自然園入口から約2時間。最奥に「展望湿原」と呼ばれる場所がある。晴れると北アルプスが一望でき、真正面には白馬大雪渓が見える。白馬大雪渓は黒部ダム方面の剣沢、針の木と共に、日本三大雪渓の一つとして数えられており、初級者でも登れる白馬岳への登山ルートとして人気も高く、夏の最盛期ともなると白馬岳を目指す登山者の行列で、雪渓の中心部に一本の黒い線がはいるほどだ。しかし、ここ二三年の土砂崩落や落石事故で、かなり登山客が減って来ており、山小屋経営者を悩ませている。
 

展望湿原

白馬大雪渓

展望湿原の紅葉
 
浮島湿原から展望湿原へのルートは尾根筋を通るため、湿原特有の植物とは違う植生が楽しめる。特に浮島から時計周りで登るルート途中のやせ尾根と呼ばれる所は、ツツジ類やオオカメノキ、ナナカマドなど目の高さで紅葉する植物が多く、9月下旬から10月上旬の紅葉時期には見逃せないコースとなる。もちろん北アルプスをバックにした展望湿原の紅葉は天下逸品である。


(´・(ェ)・`)~~hutoi
 
台風は日本海沖を通過するようで一安心ですが、足が遅いので長雨が気になります。今の時期「台風一過」での晴天は期待できませんね。富山がフェーン現象で38.5度を記録、アルプスを挟んだこちら側も影響をうけ蒸し暑い。
 
 
昨日のつづき
どこにでも気の早い奴はいるものですが、ナナカマドが紅葉していました。浮島湿原のニッコウキスゲは今が見ごろ、特に時計周りで展望に向かう分岐点付近が最高です。写真技術が未熟でこの感動を伝えられないのが歯痒い。
 

気の早いナナカマド

展望への分岐点付近

浮島湿原最奥
 
浮島湿原から展望湿原へは急な上り坂が続きますが、木道が整備されているので安心です。写真を撮りながらの工程でしたから、入口から展望湿原まで2時間半かかりました。手前の雪消えが一番遅い所にはまだチングルマやハクサンコザクラが咲いています。
昼過ぎまで白馬三山に雲がかからないのはこの時期珍しいことです。北アルプスを一望でき、真正面に大雪渓が望めるこの場所は、展望湿原の名に恥じません。
 

展望湿原から白馬三山

ホツツジ

イブキトラナオ
 
ボウフウやセンキュウなどセリの仲間が増えてきました。すべてをセリの仲間と言うわけにはいかず、頭の痛いところです。
ホツツジやイブキトラノオ、ノリウツギなど、晩夏の花が咲き始めています。
今が一番花の種類の多い時期です。
 

ニッコウキスゲ

クルマユリ

表土の厚さ
 
入口トイレの前に表土の厚さが良くわかる表示がされており、土壌が薄く大きな木が育たないと言うことが良く解ります。


(´・(ェ)・`)~~hutoi

久しぶりの快晴

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7月で快晴の日は1日だけでしたが、8月に入った途端に快晴。今日行かなくては太井メの影が薄くなる。
 

ゴンドラから北アルプス

ロープウェイ栂大門駅

自然園手前
出発が遅くなり山が隠れないかと心配でしたが雲ひとつありません。ゴンドラとロープウェイに乗り継いで約45分、自然園に到着です。
 

水芭蕉湿原のシシウド

水芭蕉湿原のヒオウギアヤメ

ワタスゲ湿原のモウセンゴケ
水芭蕉湿原はバリアフリー工事も終了、車椅子で一周できる様になりました。真っ先にオニシモツケやミヤマシシウドの白色が目に留まります。ヒオウギアヤメもまだまだ健在、オタカラコウが咲き始めました。ワタスゲ湿原のニッコウキスゲはそろそろ終わりに近づいています。
 

タテヤマリンドウ

モウセンゴケ

ミヤマカラマツ
越年草のタテヤマリンドウも久しぶりの太陽の日差しに、目一杯に花を広げて虫達にアピールしています。池塘の周りに色を沿えるのはモウセンゴケ、もう直ぐ白い花を咲かすでしょう。チングルマの花穂が涼しげに風に揺らいでいました。
浮島湿原は明日ご報告いたします。ニッコウキスゲの群生がとても奇麗でしたよ。
お楽しみに。

また台風がやってきた。明日の明け方日本海に入りそうな気配。3日は山に入らない方が良いだろう。北アルプスの麓にあるこの辺は、強風にはなりにくいが、雨が心配です。


(´・(ェ)・`)~~hutoi

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