「かんじき」

| コメント(0) | トラックバック(0)
 
   「ひとりごと」
/// スノーシューの日本版 ///
 
ガスなどなかった「まき」の生活のころ、子供の仕事に「たきぎ」集めがあった。枯れ落ちた小枝や杉の枯葉を集めるのだ。冬になると雪の原で歩けなくなるので、その時足に履いたのが「カンジキ」日本版スノーシューだ。そう言えば「つける」ではなく、カンジキは「はく」と言ったなぁ。
 
アブラチャンやツゲの木を丸く輪にして麻縄や山ぶどうのつるの皮で編んだもので、二種類あり雪の質に合わせ使い分けていた。雪が新しく柔らかいときは輪の大きな「ワカンジキ」。3月になり雪が締まって表面が固くなると、木を削って作った爪が左右に二本付いた、たて長の形の「ツメカンジキ」を使う。子供用には輪カンジキしかなく竹で小さく軽く作られていた。
 
しばらく雪が降らず溶けたり凍ったりを繰り返すうちに、ある朝雪の表面が固く凍りカンジキを付けず歩くことができるようになる時がある。そんなときを「のらがしみる」と言い「野良が凍みたでカンジキもいらねし早く野良かせぎに行って来い」と朝早く起こされたものである。
 
何も付けずにどこでも歩けることが嬉しく、北原白秋の「待ちぼうけ」を口ずさみながらあちこち走り回った想い出がある。私の爺さんはこの歌の題名を「野良かせぎ」と言っていて中国の古い物語を歌にしたもので「二度有ることは三度ある」という意味の歌だと教えてくれた。子供のことで何のことやらさっぱりわからなかったが、今思うに「柳の下にドジョウはいない」と言おうとしたのだろう。爺さんの名誉のため訂正しておく。
 
しかし題名からして間違っているのだから
中国の古い物語もなにやら怪しい気がしてきた。
 

スノーシュー



(´・(ェ)・`)~~hutoi

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.kogen-h.com/mt/mt-tb.cgi/230

コメントする

2012年1月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

このブログ記事について

このページは、hutoimeが2004年5月19日 22:56に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「栂池自然園スノーシュー」です。

次のブログ記事は「再開です」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

OpenID対応しています OpenIDについて