7月13日に伊予鉄観光さんのツアーガイドをするので下見に行って来ました。 白馬岳への登山口、猿倉まではホテルから車で45分。午後から雨との予報どおり、空には薄黒い雲が現れ始めています。
ブナ林の中の登山道を10分ほど登ると車道に出でます。一汗かいて身体を慣らすのにちょうど良い登りです。道も整備され歩きやすくなっていました。中部山岳国立公園の石碑が、帰路の林道入口の目印になります。車道は許可車両だけの通行ですのでほとんど通りません。
しばらく行くと視界が開け白馬岳、杓子岳と白馬鑓ヶ岳山頂部が少し見える場所があります。今日は曇り空であきらめていましたが杓子岳山頂が少し見えました。途中の大岩には尾根筋でしか見られない花がいつも迎えてくれます。今回もサラサドウダンが咲いていました。ホツツジはまだつぼみです。里山で咲くウツギが岩に咲くのは珍しいですネ。
この時期、緑の中にひときわ目立つのがタニウツギ。でもそろそろ終りのようです。かわりにオオバミゾホオズキの黄色が目に付きます。車道終点にヤグルマソウが咲き始めていました。猿倉からここまで約40分。いつも給水休憩をする場所です。
車道も終り少し急な登山道に入ります。林の中の岩道で湿った場所が多く、道に水の流れている所もありますので足元に気をつけてください。とくに黒緑色の蛇紋岩は滑り安いので注意が必要です。ヤグルマソウ、オタカラコウやオオレイジンソウ、オオウバユリなど比較的大きな目立つ花の多い道筋ですが、まだこれからのようです。馬尻直下の沢を渡った所にニリンソウとサンカヨウが群生していました。ピンクのニリンソウが咲いています。ここ以外ではまだ見たことがありません。
ここから急登坂になりますが直ぐそこに村営白馬尻荘が見えています。がんばりましょう。途中にはまだ残雪がありました。周りのエンレイソウやサンカヨウの群生に目を奪われていると浮石を踏んで危うく転ぶところでした。注意してくださいネ。
村営白馬尻荘を横目に岩道を登りきると「ようこそ大雪渓へ」の文字が書かれた大岩が出迎えてくれます。白馬尻小屋へ到着です。猿倉から約1時間半。ここは大雪渓と白馬岳の眺望が素晴らしいとこですが、先月の土石流の跡が雪渓下部に残り少し残念です。小屋もようやく復旧作業が終り明日から開業とのこと。
曇り空で白馬岳は見えませんでしたが去年の写真をご参考に。疲れが癒される瞬間です。ここから雪渓取り付きまで雪消えの状況にもよりますが15~20分。もうひとがんばりです。足元には可憐なコミヤマカタバミの群生、カラマツソウも咲き始めています。残雪がまだ多く雪の上を歩くところがありました。
キヌガサソウが真っ盛り、見事です。雪渓はかなり下まで残っておりベニバナイチゴとオオヒョウタンボクの群生はまだ雪の中。15分で大雪渓に入れました。雪渓中央部は土石流の跡があり今年の登山道は左側を登ります。赤い紅ガラのルートから外れないようにしましょう。雨が当たって来ました。長居せずに帰ることにします。
帰路は滑り安い蛇紋岩や浮石に注意してゆっくり下山してください。周りの花を観察するときは必ず立ち止まってくださいネ。一時間もあればゆっくり猿倉に帰れます。ビールが待っていますよ。
(´・(ェ)・`)~~hutoi























